浜名湖花博 ('04.5.16)

日本初公開のビックリ植物や希少種など、世界中から6000品種500万株が浜名湖に集結!会期中は季節ごとに植え替えられ、庭園の草花、きらめきタワーからの風景とともに、四季折々の風情を楽しめます。


 花の街

ときめきゲート(入園口)を入ってすぐにある会場。山本寛斎プロデュースの立体庭園「煌めく未来の庭園」、最新の園芸産業技術を集めた温室「花みどり未来館」、「ほほえみの庭」などがある。

ほほえみの庭

花みどり未来館

花みどり未来館

奇跡の「青い薔薇」

「青い薔薇」は「不可能なこと」の代名詞に用いられるように、作り出すことが出来ないと思われている花。

現在栽培されている「青い薔薇」と呼ばれる品種は、青みが増すほど性質が弱く生育しにくくなるそうです。

ちなみに青い薔薇は、「花みどり未来館」内に1ヶ所、「百華園」内に2ヶ所展示されていました。


 水の園

園内の中央部分を占める運河沿いの会場。国内外の300もの花と緑のアート作品が出展されている「国際花の交流館」、50mの高さの「きらめきタワー(有料)」などがある。

国際花の交流館

国際花の交流館

きらめきタワー

あいにくの天気だった今回は「きらめきタワー」には入らなかったけど、50mの高さからの眺望は、花博の会場はもちろん浜名湖も見渡せて壮大!ただし、入館券は30分ごとの時間指定チケットで、1日3回だけの販売。どうしても登りたい人は、早めにチケットを購入しないと売り切れになります。


 緑の里

園内一番奥にある会場。モネの庭を再現した「花の美術館」、約5000品種、50万株の花や植物が集結した「百華園」、世界の花文化を眺められる「国際庭園」、盆栽を展示している「園芸文化館」などがある。

モネの「睡蓮」の庭

← ジュラシック・ツリー

1994年8月、オーストラリアで発見された世界最古の種子植物。恐竜が繁栄したジュラ紀から生存していたと言われる希少種。

オーストラリア以外で展示されるのは初めて!

百華園・サボテンで出来た絵画

百華園・他種類のアマリリス

園芸文化館・カイズカイブキ

仕立て始めてから50年以上経つ。正面から見ると「寿」という字に見える。

← 国際庭園(左・タイ、右・中国)

20ヶ国を超える国や地域の国際色豊かな庭園が楽しめる。花と緑をめぐる世界旅行気分♪

大きく3つに分かれた会場のうち、一番見応えがあったのは此処「緑の里」ゾーン。「モネの庭」は満開の薔薇で覆われ、「百華園」では他種類のアマリリス、クレマチスなどが見頃。館内写真撮影禁止だった「園芸文化館」では珍しい黄色い牡丹や、広い床の間がないと飾れないような樹齢数100年という盆栽がたくさん展示されていた。 「国際庭園」は花の種類が少なくてちょっと寂しかった・・・(^_^;)


当日はドシャ降りにはならなかったけど、朝からず〜っと雨降り・・・。「雨だから少しはすいているかな?」と思っていたけど、昼前にはどこもものすごい混雑になっていた。特に館内の展示は行列になり流れに乗って進まなくてはならないので写真もゆっくり撮れない状態。。。

我が家は、前日に浜松市内のホテルに宿泊し、当日朝、開園15分前に到着。傘をさしてゲート前で待って、開園と同時に一番奥にある「モネの庭」を目指した。歩くと軽く30分以上はかかりそうなので、「水の園」にある運河クルーズ船「いろどりクルーズ」(大人¥500)に乗船し、一気に「緑の里」の一番奥まで行った。当然、開園直後なので庭園内はガラガラだった。きっと昼間は歩くのもままならない状態になっていたと思う。。。その後、ゆっくりと他の人のルートと逆行しながら(^_^;)入場ゲートへと戻ってくるようなルートで見学したが、この方法が大正解だったと思う(^_^)v 

いろどりクルーズの船

AM9:30の会場からPM2時過ぎに帰るまで5時間近く会場に居たが、まだ入っていない展示室もたくさんあるし、全部を見学しようとすると1日では絶対に足りない。季節によって咲いている花も変わるので、近くに住んでいればリピーターになるかも♪