長崎&ハウステンボス(’01.12.14〜16)

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日程表

1日目(12月14日)

羽田発9:25 →JAL183便→ 長崎着11:20

長崎市内観光(大浦天主堂、グラバー園、オランダ坂、孔子廟、浦上天主堂etc.)

21:08発 シーサイドライナー26号 → ハウステンボス

ハウステンボス「ホテル・デン・ハーグ」

2日目(12月15日)

ハウステンボス滞在

同上・泊

3日目(12月16日)

ハウステンボス滞在

旅行記


1日目(12月14日)

今回は「航空券&ホテル、その他はフリー」というパックツアー。空港集合時間(飛行機出発時間40分前)に充分な余裕を持って出発した・・・はずだった。

ところが山手線に乗ったところ、電車がノロノロ運転。「各駅に列車が詰まっているので・・・」というアナウンス。「このままでは間に合わない!」と、途中で京浜東北線に乗り換え。「これで間に合う♪」と思った途端に、またアナウンスが・・・。

「人身事故が起きたので、京浜東北線はこのまましばらく停車します。」

慌ててさっきまで乗ってきた山手線に乗り換え。・・・が、しかし!京浜東北線に乗っていた通勤客全てが山手線に移動したらどうなる???予想通り、ものすごい通勤ラッシュに巻き込まれてしい、旅行鞄も揉みクチャ(泣)!息も満足にできないくらいだった。

さらに、各駅での京浜東北線からの乗り換えの通勤客が乗るのに時間がかかり、浜松町に着いたのはすでに集合時間を過ぎていた!とにかくモノレールに乗って、担当者にTEL入れたところ、「最悪、出発時間15分前まで大丈夫ですから。ギリギリまでお待ちしてますので。。。」との返事。それからは、ずーーっと時計とにらめっこ。あんなに時計の針が進むのが憎かったことは今までにない・・・(-_-;)

空港到着はちょうど15分前!ひたすら走って、なんとか出発に間に合ったのでした。。。羽田空港内にある「エリザベスマフィン」で朝食を取るはずだったのに〜!でも、飛行機に間に合っただけ良かったと思わなくては・・・。

 

JAL183便 羽田発9:25 長崎着11:20

長崎空港は小雨。天気予報では「晴れ」だったので傘を持っていない!困った〜。とりあえず空港からリムジンバスに乗り55分(¥1500)で長崎駅へ。

市内を巡る「路面電車の1日パス」っていうのがあると事前に調べてあったので、その購入のためバスターミナル2階の観光協会へ行ってみたら、「長崎観光パスポート」(大人¥1500)というのを発見!「路面電車1日乗り放題+6つの観光施設の入場券付き」。絶対にこっちの方がお得!Lucky!

路面電車に乗り「大浦天主堂」で下車。長崎に来たら「長崎ちゃんぽん」を食べなくちゃね!

創業明治32年。「ちゃんぽん」発祥の店「四海樓」

5階建ての館内には展望レストランやみやげ店があり、2階の「ちゃんぽんミュージアム」では、創業当時の写真や食器類などが展示されています。5階にある展望レストランからは、稲佐山が望めます。

ちゃんぽん(¥900)→

お腹もいっぱいになったところで、観光開始!

旧香港上海銀行長崎支店記念館 (重要文化財)

明治37年に建てられたコリント式の石造円柱を持つ重厚な洋館。1階は銀行の面影を残すホール。2、3階は展示室になっています。

大浦天主堂 (国宝)

現存する日本最古の木造ゴシック様式の教会。正式名称は「26聖人殉教聖堂」、別名「フランス寺」。

堂内には100年以上前にフランスで作られたステンドグラスがあります。撮影禁止のため内部の写真がないのですが、ステンドグラスも綺麗でしたが、私は「祭壇」に感動しました!祭壇自体が教会のような構造になっています。

グラバー園

港を望む小高い丘の上にあるグラバー園は、長崎を代表する観光名所の1つ。32852uの敷地内に9つの洋館が点在しており、洋館内を歩けばかつての生活風景が目に浮かぶようです。

オランダ坂

坂道が多いことで有名な長崎市。とくに、東山手や南山手界隈のかつて外国人が行き交った坂道をオランダ坂と呼んだそうです。ところどころに当時のままの石畳やレンガ壁が残っています。

孔子廟(こうしびょう)

儒学の創始者である孔子の遺品を祀ったのが孔子廟の発端。廟内の石像や建材は全て中国から取り寄せた物。

続いて路面電車で「出島」へ移動。

出島和蘭商館跡

出島は鎖国令施行下のポルトガル人やオランダ人によるキリスト教布教を防ぐため、寛永13年(1636)年に完成した、約10500uの扇形をした人工島で、当初は長崎に来航したポルトガル船の乗員約800人を収容。

明治の開国と共に、貿易拠点としての役割を終えた出島は少しずつ周囲が埋め立てられ、一時はその姿を失ってしまったが、「出島復元」の声が高まったことから、長崎市が平成8年度から復元作業を進行中。

出島資料館、出島シアター、ミニ出島(右の写真)などの他、ヘトル部屋(ヘトル・・・オランダ商館の商館長のこと)、料理部屋など復元した5棟の建物があります。

時間があまりなかったので、とっても急ぎ足で見て回ったのですが、当時は洋館が建ち並んでいたのかと想像していましたが、意外にも、日本風の作りの建物がほとんどだったようです。

路面電車「松山町」で下車。

浦上天主堂

キリシタン弾圧の時を越え禁制が解かれたあと、ようやく信仰の自由を得た人々が「祈りの城」として作ったのが浦上天主堂。赤レンガ一つ一つ積み上げ、30年もの年月をかけ完成された美しい天主堂は当時東洋一の大聖堂と歌われたそうです。

しかし、その建物も原爆で焼かれ(爆心地のものすごく近くにあります)、現在の天主堂は復元されたもの。天主堂へ上る坂には、原爆で黒く焼かれた天使の像がそのまま残されています。原爆のすさまじさを実感しました。

←夜間は写真のようにライトアップされる

路面電車「長崎駅前」下車し、バスに乗り換え「ロープウェイ下」下車(¥150)

・・・で、ロープウェイに乗って山頂に行く予定だったのだけど、なんと12/1〜3/31運休中!ここまで来て諦めるのもくやしいので、タクシーを拾って山頂へ。

稲佐山山頂

長崎市街を見下ろす標高333mの稲佐山。三方を山に囲まれた長崎市は山の斜面に家が建ち山裾から長崎港にかけて街が開けています。1000万ドルと賞され、「東洋のナポリ」とも呼ばれる夜景は実際に生で見てみてください。

大展望台の3階にあるレストラン「ルナテラス・ランビーニ」(テーブルチャージ料¥300/1名)は、夜景を見ながら食事が出来ます。せっかくなので夕食をとっていたら、ギターの生演奏が始まりとてもロマンチックな雰囲気でした。

食後、スカイウェイ(¥300)で下山。ここで、タクシーがたくさん待っていると思っていたのに1台もいない!10分待っても来る気配ないので、仕方なくTELで呼んで、長崎駅へ(¥1360)。

長崎駅 21:08発 「シーサイドライナー26号」乗車 → 22:32 ハウステンボス駅到着