やんばるトレッキング at 比地大滝

国頭郡比地

奥間バス停から車5分

沖縄では本島北部の山々のことを「山原(やんばる)」と呼びます。川の底まで透き通った水の中をスイスイと泳いでいく魚。目の前を飛んでゆく赤や緑のカラフルな羽を持つ鳥はもちろん、日本本土とは全く違う地質と生態系をもったやんばるの山々には、 絶滅危惧種に指定されているヤンバルクイナノグチゲラヤンバルテナガコガネ、また世界最大のシダの仲間カゲヘゴなど、とても貴重な動植物も生息しており、そこに身を置くと何か熱さを感じさせ、汗を流して心地よくなる自分を発見出来ます。

'05.3.27訪

比地大滝までの遊歩道は、きちんと木道が整備されてはいるものの、かなり急なアップダウンが続く。

手すりに捕まらないと滑り落ちそうなほど急な階段、急流にかかる吊り橋。

ジャングル探検気分です♪

ゼンマイのような「ヒカゲヘゴ」の新芽。土地によっては「おひたし」にして食べるらしい・・・

いかにも亜熱帯風の真っ赤な小鳥「アカヒゲ」。スズメくらいの大きさでピュルピュルと美しい声で鳴く

遊歩道(全長1.5km、徒歩40分)の先には、落差25.7mの比地大滝

遊歩道は比地キャンプ場も兼ねており、最初に管理棟で「遊歩道整備強力券(¥200)」を購入し入場するのだが、その際に、地図を開いて管理人さんが丁寧に遊歩道の説明をしてくれる。「1.5kmと言ってもかなり急だからね!」と何度も念押しされた通り、予想よりも急な長〜い階段が多いので、足に自信の無い人は無理しないほうがいいかも(^_^;) 休憩所は途中2ヶ所かあるが、トイレや自販機は無い。一番奥の比地大滝にも休憩スペースは無い。トイレと飲み物購入は管理棟で済ましてからトレッキングに出発するように!

私が訪れた日は曇り〜小雨の天気でやや肌寒い気温だったが、行きの半分くらい歩いた時点で半袖になるくらいのキツイ遊歩道だった(>_<)。これが「気温30℃の真夏だったら・・・?」と思うと、ちょっとおそろしい・・・(^_^;) 真夏のトレッキングは、水着持参で滝壷で泳ぐのがいいかも♪

 

沖縄プチ移住