松本&乗鞍スカイライン(’02.9.28〜9.29)

スキーシーズンに毎年1回は行っている方面だが、それ以外の時期に行くことがなかった乗鞍高原。実は、有名な「乗鞍スカイライン」にも、いつか行こうと思いつつも実現せずにいたが、来年から上高地のように「マイカー規制」になることを知り、急遽、決定したのでした。

日程表

1日目(9月28日)

松本城(国宝) → 旧開智学校 → 番所大滝&小滝 → 乗鞍高原温泉

宿泊先・ペンション「ポエティカル」

2日目(9月29日)

乗鞍岳散策(畳平・鶴ヶ池・魔王岳) → 乗鞍スカイライン

国宝「松本城」

番所小滝

乗鞍スカイライン


1日目(9月28日)

当日は、朝から曇り空・・・。せっかく標高の高い場所に行くのに雨では風景が見れなくて悲しいし、噂によると乗鞍スカイラインは早朝から渋滞しているとのこと。初日はゆっくりめに自宅を出発して、松本市内でのんびりすることにした。

関越道〜長野道を経由して松本I.Cでおりて、市内に向かう。まずは、黒瓦と黒塗りの外観がいかにも戦国時代の城らしい国宝松本城へ。。。

国宝「松本城」 (日本民族資料館との共通入場券¥520)

黒塗りの天守閣から「烏(からす)城」の異名をもつ松本城。桃山時代の様式を残す天守閣は、5層6階で、現存する天守閣建築では日本最古。城内は鉄砲の博物館のように、たくさんの鉄砲が展示されている。

 

お昼は、松本城近くの蕎麦屋「古ばやし」。昭和5年開業の老舗のそば屋。松本市内に3店あるらしい。今回は、松本城の目の前の「大名町店」。(詳しくは「そば図鑑」のページ)

旧開智学校

明治9年に建築され昭和38年まで小学校として使われていた重要文化財。八角形の望楼をのせた建物は、白と藍色の調和が見事な西洋建築。

今回、内部には入らなかったが、ステンドグラスや極彩色の彫刻、明治から昭和にかけての教科書などが展示されている。

 

国道158号を西へ向かい乗鞍高原を目指す。途中、スキーに来た時には全く気付きもしなかったが、かなり大きな滝があることを知り寄ってみることにした。

番所大滝・小滝

乗鞍岳から流れる小大野川にあり、善五郎の滝、三本滝とともに三大滝に数えられる。乗鞍の雪解け水を豪快に落とす滝は落差40m!規模、水量ともに乗鞍高原最大級。

水しぶきが展望台まで上がって来ており、近寄るとビチョビチョになるくらい!大滝から静かな森の中を歩くこと数10分。途中、かなり急な階段を上ったり下ったりして、行き着いた所に番所小滝がある。こちらは人気も少なくて、滝と川の音しかしない・・・。

PM4:00 少し早めに宿泊先に到着。ペンション「ポエティカル」

お風呂はもちろん温泉!乳白色の硫化水素泉。3:00〜6:00は男女別。夕食時以降は家族風呂として貸し切り出来る。

この日の夕食は、和洋折衷の創作フルコース。おちゃめなオーナーが、おやじギャグを爆発させ笑いを誘っていた。

このペンションは、日本初の無線LANによる専用線接続の実験プロジェクトを展開中で、24時間インターネットサーフィンが出来る。もちろん、今回はノートPCを持参したので、自分のHPにアクセスしてみたりして、のんびり夜を過ごしたのでした。

ペンションポエティカルのHPはこちら → GO


2日目(9月29日)

マイカー乗り入れは今シーズンまで!という「乗鞍スカイライン」へ。混雑しているという情報はあちらこちらから聞こえていた。「それでも行きたい!」 ならば早朝からチャレンジするしかない!ということで、朝食は一番早い時間に摂らせてもらい、AM8:30にペンションを出発。

長野県側の乗鞍高原から「畳平」を目指す。「休暇村」のあたりから渋滞しているのでは?という予想だったが、予想に反してスイスイと車は進んだ。紅葉し始めたばかりの乗鞍高原スキー場内を通り抜け、気が付けば渋滞もせずに、AM9:00過ぎに、畳平に到着。駐車場にも待つことなく入れた♪

車を降りると、そこはもう冬の気温!風もかなり吹いていて、念のために持って行ったセーターを着て、更にジャンバーも着込んだ。畳平から約10分ほど。整備された散策道を昇り魔王岳へ行ってみた。・・・が、これが結構急な坂で、半分も行かないうちに呼吸が荒くなってしまった・・・。無事に標高2761mに到着したものの、全く平地と変わらない様子のshinjiを横目に、fu-koは到着した途端に頭痛と思考能力が低下。。。下り始める頃にはなんとか治まって来たが、きっとこれって「高山病」だったのかな?

のんびり魔王岳からおりてきてみると、駐車場に入るための渋滞が始まっていた。危機一髪!あと数10分、ペンションの出発が遅れていたら駐車場に入れずに車の中で数時間待つところだった。。。乗鞍の自然を満喫したあと「乗鞍スカイライン」の走り納めに出発。

 

乗鞍スカイライン

標高1684mの平湯峠から標高2702mの畳平までを結ぶ全長14.4kmの日本一の標高を誇る山岳ロード。北アルプスと南アルプスの峰々を望む雲上のドライブが満喫出来る。(¥1570)

畳平へ向かう上りのスカイラインはもちろん混雑中。。。でも、私達は下りの為にスイスイ下る♪途中、紅葉している木々を見ながら下山。

 

安房トンネルを抜け国道158号を経由して、そば屋「おくどはん」(←詳細は「蕎麦図鑑」のページ)で昼食を済ませ、 帰りの渋滞が心配なので早めに帰路につく。

松本I.Cから長野自動車道を通り、上信越自動車道、関越自動車道を経由。途中、横川S.Aで有名な「おぎのや」の釜飯を買う。長野方面に出かけた時の夕食はいつもコレ♪

朝8:30の出発で、畳平までスムーズに行けたのはこの日くらいまでだった様子。その後は朝6時くらいから渋滞していた日もあったらしい・・・。つくづく運が良かった今回の旅。念願の「乗鞍スカイライン」も走ることが出来て満足の旅でした(^O^)

 

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