この日滑ったのは、Garmisch-Partenkirchenの広いスキーエリアのうち、最上部の「Zugspitz-Gebiet」部分
当日は視界がかなり良く、遠く150km先まで見えるという掲示があった。
Zugspitzeは国境にあるため、上の写真はオーストリア側の風景になる。
よ〜く目を凝らすと、小さなリフトの姿や、滑走している人々、圧雪車の圧雪跡が見える
スノーボード用のハーフパイプもある
この広いゲレンデ・・・というより、山(?)を独り占め!
途中でfu-koはお疲れ気味のため休憩中・・・(笑)。
ココが最下部のエリア。「この先進入禁止!」の看板は立っているが、
周辺に防護ネットも何もないので、スキーヤーが入り込んだ跡がある。
ヨーロッパのスキー場は、「自己責任」の世界。
滑りたい人は何処を滑っても良いが、万が一、何か起こったときには、誰も責任は取ってくれない。。。
ちなみにこのエリアのリフトは、上級者用の1本のみがチェアー(椅子型)リフトで、その他は全て、最近、日本では見かけなくなった「Tバーリフト」。なので、かなりの脚力が必要になるし、全くの初心者にはかなり難しいスキー場かも。ゲレンデのコースも、同じ「初級者コース」でも日本のランク分けより1段階高いレベルと考えていい。
また、リフト乗り場や降り場にはチケットを確認するようなゲートもなければ、監視員も居ない!でも、リフト途中で転倒した時には、ちゃんとリフトは停止する。何処かで、モニターか何かで集中管理でもしているのだろうか?
●経験のない方のために、「Tバーリフト」とは?
雪の多いスキー場では、安全面やコスト面から考えてこの「Tバーリフト」が多い。
ロープの先についたT型のバーに引っ張られるように斜面を登っていく2人乗りリフト。足は地面についたままお尻の辺りに棒を当てて、引っ張ってもらう形で登っていく。全体重をバーに預けるわけにも行かず、斜面がずっと平らなわけでもないので、気を抜かずにしっかり立ってないと、突然速度が変わった時などに転ぶ可能性がある。また、2人の息が合わないと、リフトを降りるときにコケる可能性も大。
ちなみにfu-koは、かなり久しぶりのTバーリフトだったので、2回、リフト終点で降り損ねて転び、そのうち1回はリフトを止めてしまった・・・。また、休む暇なくスキー板に乗っていなくてはならないので、大腿部がパンパンになり泣きたい気分だった・・・(>_<)