昨年秋の仙台遠征の帰路に立ち寄ったものの、高速道渋滞→駐車場混雑で諦めた「藤城清治美術館」。リベンジのチャンスが早くもやってきた!試合は日曜日午後。さすがに試合後に立ち寄る事は考えず、土曜日の朝イチに行こう!
<1日目>
スキーに行くときと同じくらいの時間に早起きして東北道を北上。 途中大きな渋滞もなくあっさり那須ICを降り、スイスイと美術館脇の駐車場に到着。開館時間は9:30だけど、15分前に到着してしまった。先に駐車場にいたのは1台のみ。GW中はきっとこの時間でも駐車場は混雑していたと思うけどね〜・・・。 とりあえず私だけ車を降りて入口の様子を見に行ってみたが・・・ 美術館入口「長屋門」はがっちりと閉じられたまま。たまたま警備員さんが出てきたので、「やっぱり、まだ入れないですよね〜?」と聞いてみたが、「はい。9:30開館です」と形式的なお返事(^_^;) ・・・だよね(笑)。車に戻って開館時間まで待機していたが、9:30までにあとから駐車場に入ってきたのは1台のみだった。 9:30ちょうどに入館♪なんと2番目の入館者でしたっ!!(*^_^*)b |
正面入口を入ると自然を生かしつつも綺麗に整備された庭園があり、ネコたちが案内してくれる♪ |
散策路を歩いて行くと、木立の中に見えてきたのは煉瓦造りのチャペル。
内部も煉瓦色でとても暖かい印象のチャペル。そして、前後左右には藤城デザインのステンドグラスが煌めいていた。なんてったって2番目の入館(笑)。私は誰もいない状態で写真を撮る事が出来たけど、時間が経つにつれて見学者が徐々に増えてきていたので早朝に行ってラッキーだったかも。 この教会では実際に挙式する事が出来るそうです♪
森林の中を200mほど歩くと、やっと念願の美術館の入口。(入館料\1600/大人1名) 以前、仙台市内の「かまぼこの国 笹かま館」で藤 城氏の展示を見学した時は「写真撮影可」だったので、てっきりココもOKなのかと思っていたけど・・・ 「館内撮影はNG。ただし、専用のインスタントカメラを購入すれば撮影は可能」 藤城氏デザイン包装で、今となっては見かける事もなくなったインスタントカメラ(笑)が2,160円で販売されていました。ちょっと割高だし、このカメラを購入して写真を撮ったとしても、現像に出 さなくちゃならないから、時間も現像代もかかるので断念。 もともと美術館って普通は撮影不可なもんだしね(^_^;)。 ※割高に思えるこの「2160円」は、東日本大震災への寄附に当てられるそうです※ |
内部は迷路のように複雑な構造になっているので、見落としが無いように館内図を確認しつつ同じような所を行ったり来たり(^_^;)。
大学時代の動物のデッサン、初期の白黒だけの影絵、徐々に影絵自体も複雑になり、カラーになり、、、と、現在の幻想的で美しい影絵へと進化していく課程が良く分かります。年表を見ると30代〜40代の頃には「影絵の藤城」と言われるのが嫌で10年ほど影絵は一切作成してない時期もあったようです(^_^;)。最後の部屋にあった横幅6mの巨大水槽と鏡を使った大作は、メルヘンの世界に飛び込んだようでホントに素晴らしかった♪
見学し始めた頃は各部屋には我が家だけ〜♪という時間帯もあったのに徐々に人が増え、団体客も増え、賑やかなオバチャン達も増え(笑)、あっという間に1枚1枚を自分だけで静かに独占出来るような時間は無くなってしまった・・・。一度は行く価値のある美術館だと思う(*^_^*) そして、開館と共に入館する事をオススメします!!
早起きして那須まで来たので時間は充分♪せっかくだから那須高原周辺で気になっていた観光スポットをいくつか巡ってみよう〜(^-^)ノ
チーズガーデン五峰館
店舗内でチーズケーキを試食したらこれがも〜ぅ絶品!!今まであそこまでフレッシュで濃厚なチーズの旨味を凝縮したチーズケーキは食べたこと無いかも!もちろん店舗内に併設のカフェでいただきま〜す♪ たぶんこの「フロマージュブラン」、一人で1ホール余裕で食べられる(笑)。残念ながらクーラーボックス
は持参してなかったので購入出来ず・・・(涙)。
大正ロマン風な店内 |
フロマージュブラン(\380) | 御用邸チーズケーキ(\320) |
お菓子の城 ハートランド
こちらもお菓子だらけ〜♪製造工場も見られて面白い!でも、もっとお菓子の試食があるのかと思ってたけど、試食出来たのは「御用邸の月」と「ベイクドチーズケーキ」くらい。チーズケーキは、前述のチーズ専門店の五峰館に比べると・・・(^_^;) 駐車場はかなり大きいのに店内には人も少なかった。商品の種類は豊富なのだから、もうちょっと(試食を増やして・笑)頑張れば売り上げが伸びそうなのになぁ〜(^_-)
那須クラシックカー博物館
車好きとしては外せない見学スポット(笑)。公式サイトのクーポンを印刷していくと入館料割引etc.のサービスが受けられます♪
博物館外観・・・巨大なプレハブ小屋って感じ(笑) |
館内全景 |
メルセデス ベンツ219 1959年式 |
Kougar 1964年式 | アルファロメオ2000スパイダー 1962年式 | フェラーリディーノ308GT4 1980年式 |
フォード消防車 1927年式 |
Aero Car 1985年式 |
ハリウッド映画 「スピード・レーサー」マッハ5(デモカー) |
チェックインしてから少し休憩し、お店が混み出す前に行き着けの牛タン屋「利久(一番町やなぎ町店)」へ。昨年秋に別の支店に行ったら「牛タンたたき」がちょっと不満だったので(^_^;)、やっぱり元の支店に戻りました♪(あっちの店長さんはとても感じの良い人だったんだけどね〜・笑)
牛たん定食(麦飯・テールスープ付)\1620 やっぱり「たたき」は店に寄るらしい。我が家的にはこっちの店のほうが好み♪お通しの牛タンの煮付けも旨かった!! |
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案内されたのは最上階だったので見晴らし抜群〜♪ 天然温泉大浴場・露天風呂あり。全室に加湿器も空気清浄機も両方あるのは珍しいかも。アメニティーは部屋の浴室にも大浴場にも全て揃っていた。 駐車場が【車高制限:2.0m】で入れなかったので、徒歩10分くらいのコインパーキングに駐車した(^_^;) |
<2日目>
朝食は地元名物の「笹かまぼこ」もあるビュッフェ式。主に和食メニューが多かったので、これだけ食べてもヘルシ〜♪(?笑) こうやって見ると日本のホテルの朝食ってほんとに充実してるよね〜(*^_^*) 遠征に行く数日前から「試合開始まで時間があるけど仙台で何をしようかな〜?」と調べていて見つけたのが・・・ 『ニッカウイスキー仙台工場・宮城峡蒸溜所』。無料見学出来てもちろん試飲もあるらしい♪(笑) 北海道余市の蒸溜所は何度か行った事あるけど、仙台にもあったのね〜♪ ちょうど良い時間つぶしになりそうなので行ってみよう(^-^)ノ 誰もいなくてひっそりしているかと思っていたら、NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の影響で結構混雑してました(^_^;)。約15〜20分毎のガイド付き見学はどの回も数十人のグループで大賑わいだった。 |
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見学受付&待合所 ここでガイド付き見学の希望者は記名して一定の人数が集まるまで待機 |
乾燥棟(キルン塔) 大麦麦芽を乾燥させるためのもの。特徴的な「パゴタ屋根」 |
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蒸溜棟(単式蒸溜器・ポットスチル) スチームでじっくりと焚くタイプ。余市工場の直火焚きよりも低温で時間をかけて蒸溜することにより、まろやかな味わいのモルトウイスキーができあがる。 |
こちら余市の「石炭直火焚蒸溜」の模型。首の部分の型の違いが分かります?? |
貯蔵庫 樽の見本もあった。ウィスキーの香りが充満している空間♪ |
樽の中の原酒は木目を通して呼吸し、少しずつ熟成が進み、それと共に蒸発も進む。20年で約1/2ほど蒸発するが、このことを「エンジェルシェア(天使の分け前)」と一般的に言われている。 |
ゲストホール内の試飲会場 一緒に見学したグループには飲めない(飲まない)人が多かったらしく、あっという間に閑散とした会場になっちゃった(笑) |
1人1種類1杯ずつ試飲可能。何杯もお代わりするような人は誰一人いません!さすが日本人!!(笑) |
左:「宮城峡」12年、右:「鶴」17年 試飲はこれっぽっちの量(^_^;)。最初にストレートで飲んでみたがキツ過ぎて無理〜っ!(*_*) ロックにしたら落ち着いた(笑)。 |
そんなこんなで、左記のウィスキー2種以外に期間限定の「リタハイボール」の試飲と、ドライバー向けのオレンジジュース、チェイサー(お水)も含めてこんなに飲んじゃった(笑)。(*^_^*) | ドライバーさんには帰りにお土産がありました!(確か余市は無かった・(^_^;))。期間限定「竹鶴ハイボール」♪・・・ 結局は私のモノですけどネ〜♪(笑) |
ガイド付き見学と試飲時間を含めて1時間くらい。shinjiがアルコールダメな人なので、こういった工場で私は安心して飲めるのがうれしい♪
周囲のコインパーキングを巡ったけどどこも満車・・・。一番駐車台数が多そうな「アリオ第一駐車場」の列に並んで待っていたら、なんとか10分弱で入場出来たっ!!(1時間まで無料。以降30分100円。買い物2000円以上で3時間無料) もうそこら辺でお昼を食べたり買ったりする時間も無くなっちゃったのでそのままスタジアムへ直行!!キックオフぎりぎりにスタジアム到着。・・・あ〜ぁ、疲れた(-_-;)。来年からはもっと早く来るか、他の駅に止めて電車で来たほうがいいのかも。。。
今回の遠征は、車を仙台地下鉄南北線「泉中央駅」前にある「アリオ第2立体駐車場」に駐車(1時間まで無料、駅前のショッピングセンター「アリオ」と「SELVA」でのお買い物合算2000円以上で3時間まで無料)。そこから徒歩で「ユアテックスタジアム仙台」へ。
夕食は、仙台と言えば「牛タン」♪ 実は、レッズの試合どうこうよりこっちが目的という噂も・・・(笑)。
新しい店を開拓したいのだけど・・・ 前回、初めて食べてその旨さに感動した「牛タンたたき」が食べたいのでやっぱり「利久」(*^_^*)。ホテルから一番近かった「北目町店」。
前回の店舗より外観も店内もこじんまりしていた |
牛タンたたき風(\1200) |
牛たん定食(\1500) |
楽しみにしていた「牛タンたたき」。牛タンは柔らかくて美味しかったのだけど、初めての時ほどの感動はなく・・・(^_^;)。薬味は店舗に寄るのかな?前回は和風の薬味がモリモリで刺身風だったのけど、今回の店は「サラダ風」。私は前回の店のほうが好みかも。
会計時に、私が持っていた鞄を見たオヤジさんから、「浦和のサポーターの方ですか?」と声を掛けられた(^_^;)。当時、仙台はJ2降格圏争いをしていた時期だったので、「仙台には絶対に残留してもらわないと牛タン食べに来れないですから〜」と激励して店をあとにした。
今回の宿泊先は、仙台駅から徒歩5分の「ユニゾイン仙台」。
朝食ビュッフェに、宮城の郷土料理の「はらこ飯」(炊いたご飯の上に、鮭の身とイクラ(はらこ)を乗せたもの)や「笹かまぼこ」もあった♪ |
帰路、東北道を「那須IC」で途中下車して、影絵で有名な「藤城清治美術館」に行こうと思ったのだけど、途中から道路が大渋滞!!なんとか美術館までたどり着いたものの、駐車場に入るだけでも1時間待ちと言われ断念・・・(涙)。
仙台のホテルでちょっとのんびりダラダラし過ぎて(^_^;)那須到着が11:00という時間になってしまったのがいけなかったな、きっと・・・。駐車場のおじちゃんの話に寄ると「開館直後」や「夕方4:00頃」なら館内も空いているらしいので、今度はちゃんと時間を見計らってリベンジに来よう!!(^-^)ノ
せめて那須高原らしい食べ物でも食べて帰ろう!
三軒茶屋の有名なパンケーキ屋のオーナーが那須に移住してopenしたという『森のvoivoi』に行ってみた。大通りから1本細い道を入った森の中にありちょっと分かりにくい所にあった。 ちょうど昼時だったので店内は満員(-_-;) 店の入口にあるボードに名前と携帯電話番号を書いて、席が空いたら連絡が来るというシステム。「待ち時間の目安」も書かれており、待つほうは車内や他の場所で自由に時間を潰せるし、店内の客も店先で待つ人の無言のプレッシャー(笑)などを感じずにゆったり食べる事が出来るので良いかも♪ 待ち時間目安よりやや早く電話が鳴り店内へ♪ |
コーヒー(\500) ミルクが小瓶で添えられているのがカワイイ♪ |
クラシックバターミルクパンケーキ(3枚\680)+バニラアイス(\150) |
季節限定:かぼちゃのハロウィンパンケーキ(\1200) |
木のぬくもりが感じられるほんわかした店内で食べるふわふわのパンケーキ。完全に女子向きのお店(笑)。 どうやら「朝食メニュー」が結構有名らしく、コレを目当てに早朝に来るお客さんも多いそう。
ぜひ、遠征とは別で(笑)、この店で朝食を食べて→「藤城清治美術館」へというコースを実現したい!!
早朝にマイカーで自宅を出発して、東北道をひたすら北上。仙台宮城ICをおりてから仙台市内に向かう道路が大渋滞!!おかげで試合に遅刻するかと思った・・・(^_^;)
宿泊先のホテルに車を停め、「仙台駅」から仙台地下鉄に乗り16分で「泉中央駅」で下車。そして、徒歩5分ほどで「ユアテックスタジアム」に到着。 無事にKick offに間に合った! |
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夕食は行き慣れた牛タン屋ではなくて新しい店を開拓しようかと思ったのだけど・・・ ホテルフロントにあった割引券に惹かれて(笑)やっぱり「利久」に行ってしまった(^_^;) ★牛タン利休 公式サイト → CLICK | ||
今回、初めて「牛タン炭焼き」以外に「牛タンのたたき」を食べてみた。炭焼きでも充分柔らかいタンだけど、「たたき」はさらに柔らかいっ!絶品!薬味を入れた醤油で食べる味は今後病みつきになりそう〜♪(*^_^*) | ||
宿泊先 : 仙台国際ホテル
★公式サイト → CLICK 我が家にしては珍しい(笑)ちょっとリッチなホテルに宿泊♪ フロントの対応や備品等、「やっぱり高級ホテルは違うねぇ〜」って感じ(^_^;) 朝食ビュッフェも仙台名物がきちんと用意されていてGood!(^_^)b 「ずんだ餅」をお代わりしすぎた(笑) |
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翌日。仙台に来るのもかれこれ5〜6回目?もういい加減行きたい観光スポットが見あたらない(^_^;)
ちょっと面白そうな、笹かまの会社「鐘崎」の本社工場に隣接している「かまぼこの国 笹かま館」に行ってみた♪ ★「鐘崎」の公式サイト → CLICK 館内には小さいサイズの笹かまぼこを作るミニ工場があり(右の写真)、焼きたての「ミニ笹かま」を無料で食べられる(*^_^*) |
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いろんな種類の笹かまを売っている「かねざきマーケット」の2階には、在仙のアーティスト:藤城清治さんの影絵が展示されている。
15mにわたり2300匹の魚が描かれている大作(左の写真)を中心に『海の世界』をテーマにしたものが多く、「コレがホントに影絵なの?」と思えるほど繊細な線、美しいグラデーションの鮮やかな色遣い、見ていて気持ちが暖かくなる作品が多数展示されていました。 |
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← 「かねざきマーケット」の1階でひと際目につく造形物『カラクリン』は、アルミや真鍮(しんちゅう)を打ち出して創られた、造形作家・井村隆の作品。
↓ 「七夕ミュージアム」には全国的に有名な「仙台七夕まつり」の七夕飾りが展示されている。 現在主流の優美な七夕飾りだけではなく、藩政期や明治・大正時代の七夕飾りも再現されており、貴重な七夕飾りを見て触ることもできます。 |
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この「鐘崎」の工場。市内からちょっと離れた不便な場所にあるのに、観光バスが次から次へとやってきていたので、東北方面のバスツアーでは今や定番の観光スポットなのかも? 「笹かま」を10箱以上まとめ買いしているオバチャンがた〜くさんいました(笑)。
このあと、ちょっと早めだけど他に行きたい場所もないので帰路につく。途中で群馬の実家に顔を出してから埼玉に帰宅。 |