伊豆(稲取&河津) ’06.3.4〜5

 1日目(3月4日)

AM10:30。群馬から出てくる母親と、超有名な待ち合わせスポット・東京駅「銀の鈴」で待ち合わせ。母親は私と違い早め早めに行動する性格なので(^_^;)、私より30分以上も前に到着していたらしい・・・。
AM11:00。駅弁を買ってから「スーパービュー踊り子1号」に乗り込んだ。車内はほぼ満席。事前に予約しておいて良かった〜♪
今回の交通機関に関して、当初はネットで「踊り子号」のみ予約しておいたのだが、調査しているうちにJRで販売している「踊り子南伊豆フリーきっぷ」という物が便利そうだと気がついた。首都圏からの往復は特急列車指定席利用可能+伊豆急行線と南・西伊豆エリアのバスが3日間乗り放題という切符。今回は2日間しか利用しないけど、それでもザッと計算してもお得&便利!と判断し、直前に「みどりの窓口」でこの切符に変更してもらった。
AM13:20、伊豆稲取駅到着。踊り子号は河津まで予約してあったのだが、車内で検討した結果、桜を見る前にちょっと寄り道することにした。目的は伊豆稲取温泉の伝承文化雛のつるし飾り」
 雛のつるし飾り
「雛のつるし飾り」とは、ひな祭りのとき雛壇の両脇に人形を飾るという江戸時代からある風習で、親から子へ、子から孫へと代々受け継がれてきた。幾種もの人形たちに、ひとつひとつ思いを込め子供達の幸せを願う。雛の和細工のさげ物の風習は全国でも珍しく、九州柳川地区、山形酒田地区、そして伊豆稲取地区の三地区のみが歴史的な背景や由来、文献等、つるし飾りの資料が現存しており、「日本三大つるし飾り」と言われている。江戸時代においてはお雛様を購入できるような裕福な家庭はまれで、せめて代わりに、愛する子供や孫の為に手作りの雛飾りで初節句を祝おうという、切ない親心から生まれたのが稲取の雛のつるし飾りまつりの発祥の由来と伝えられている。
伊豆稲取にはメイン会場2ヶ所を含めて「つるし飾り」が展示されている場所は数ヶ所あるが、今回は駅から一番近いメイン会場「雛の館・むかい庵」に行ってみた。

雛の館・むかい庵 (入館料¥200)

館内にはたくさんの雛飾り&つるし飾り

江戸時代の貴重なお雛様も展示されている

つるし飾りはひとつひとつ手作り

館内に入った途端に目に飛び込んできたのは写真のようなカラフルで賑やかな「つるし飾り」。天井から床までビッシリと飾られていた。雛飾りは江戸時代から伝わる貴重な物もあった。つるし飾りも古い物から最近作られた新しい物まで、子供や動物、野菜etc.布のはぎれで作られた小さなぬいぐるみが竹ひご製の輪から赤い糸に下げられていた。 館内はそれほど広くはないのでたくさんの観光客でごった返していて写真を撮るのも一苦労だったけど(^_^;)、つるし飾りのそのひとつひとつに込められた意味からも親から子への大きな愛情が感じられた。展示会場以外の道路脇の小さなお店にもつるし飾りはたくさん飾られていて、3連くらいのつるし飾りも販売されていた。手作りなのでお値段ちょっとお高めだったけど・・・(^_^;)
PM14:17、伊豆稲取駅発の普通列車で河津へ向かう。
電車に乗っていたほとんどの乗客が「河津駅」で降りたので駅構内は大パニック!階段を踏み外して転げ落ちそうなくらいの人混みだし、改札口の駅員さんもバタバタ状態。きっと、この駅がこんなに混雑するのは1年のうちこの時期くらいなのかも(笑)。改札を抜けても、その先もずっと人だらけ!なかなか前に進めない・・・。
← 河津駅から川沿いへと向かう道の風景

桜は満開だけど、人の波もスゴイ!

とりあえず川沿いを南下してみることにした。国道135号にぶつかった所にトイレがあったので母親が並ぶことに。私は電車内でほとんど寝ていて(笑)東京駅で買った駅弁を食べていなかったので、母親のトイレの列を待つ間に桜の下のベンチで遅めの昼食。当然トイレも激混みで、私がお弁当を食べ終わってもまだ母親は戻って来なかった・・・(^_^;)

川を渡り、大渋滞している道路を横目に見ながら今度は北上する。こういう観光地は、車だと渋滞にハマリ辿り着けない可能性大なので電車移動がBest! 向かったのは「河津八幡神社」

 

 河津八幡神社
日本三大仇討ちの一つで有名な曽我十郎・五郎兄弟と、その父河津三郎祐泰を祭る。このあたりは平安時代末期に河津氏の館があった場所であり、十郎、五郎もここで生まれた。相撲技の「かわづ掛け」に名を残す河津三郎は強力で知られ、境内には三郎が力試しに使ったといわれる力石や力石を持った三郎の像がある。

鳥居の脇で力石を持ち上げているのが河津三郎。もちろんまわし姿。その像の前には、朝夕の鍛練に使ったとされる重さ約300Kgの「力石」。かなり巨大な石で普通の人では絶対に持ち上げることは出来ないと思う。 ところで、私は相撲には詳しくないので知らないけど、「かわづ掛け」ってどんな技なんだろう?是非、見てみたい。
その後、再び川沿いに戻り本格的なお花見♪
 河津桜
河津桜とは静岡県賀茂郡河津町で毎年3月上旬に満開になるピンク色の桜。オオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定されている。伊豆の温暖な気候と早咲きの特色を生かし毎年2月上旬から開花しはじめ、約1ヶ月を経て満開になる。この桜は本州でも早咲きの種類に分類され、開花の過程を楽しめ更に満開を長く維持できる特徴もある。
今年の冬は非常に寒かったので、満開の時期は少し遅れるだろうと予想してこの日程を選んだのが大当たり〜♪天候にも恵まれ汗ばむくらいの陽気の中、たくさんの観光客が詰めかけていた。川沿いを濃いピンク色に染めている光景や菜の花の黄色とのコントラストもバッチリ楽しめた♪
この河津桜。開花の予想がヒジョ〜に立てづらくて、早い時にはお正月から開花する場合もあったり、遅い時は2月中旬に開花が始まったりとなかなかワガママで、ツアー客泣かせの桜らしい・・・(^_^;) でも、ソメイヨシノとは違った薄紅色のサクラは心を癒し、一足早く春を感じさせてくれる。。。一見の価値はある桜だと思う。
豊泉橋のたもとで右折して河津町役場を過ぎると、普通の民家の庭先に人だかりが見えてくる。これが「河津桜原木」
河津桜の原木は、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃の2月のある日、河津川沿いの冬枯れ雑草の中で芽咲いているさくらの苗を見つけて現在地に植えたもの。1966年(昭和41年)から開花がみられ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けて近隣の注目を集めるようになった。
原木は満開をちょっと過ぎていたけど、老木とは思えないほど勢いよく咲いていた。この木が「河津桜」の一番の長老さん。いつまでも咲き続けていて欲しいけど、思いっきり道路沿いに立っていて、脇を通過する渋滞の車の列から排気ガスをたくさん浴びている状態だったので、今後がちょっと心配・・・(>_<)
原木を見たあとは南下して河津駅へ。。。結局、何kmくらい歩いたのだろう???少し足が痛い・・・(^_^;) 駅の近くに「足湯」の看板を発見したが、店じまいしたあとだった。今夜は温泉旅館なので宿でマッサージしよう〜♪

 

PM16:50発の普通列車に乗り、5分で「今井浜温泉駅」到着。事前に宿のおかみさんから、「駅に着いたら連絡くれれば迎えに行きますよ〜」と言われていたけど、駅前にも桜が咲いていたので徒歩で宿まで行くことにした。
出発前、開花状況が気になりずっと見ていた「河津桜まつり情報局」というサイトで見慣れた風景に出会えた。

こちらもちょうど満開!

駅周辺あちこちに河津桜は咲いている。河津町に比べると規模は劣るが、観光客も居なくてひっそりとしているので、実は穴場かも♪

海に沈む夕陽を見ながら西へ向かうこと徒歩15分。下河津漁港をぐるっと回り込んだ所に本日の宿「温泉民宿・船長」があった。

 

 温泉民宿 船長
白砂眩しい今井浜海水浴場の目の前、全客室から水平線を臨める絶好のロケーション。眺望抜群の展望抜群の展望露天風呂から漁火を眺めながらの入浴は極楽気分。夕食には自慢の新鮮魚介類をふんだんに盛り込んだ磯料理を満喫出来る。
← 宿の入り口

館内は「旅館」と「民宿」の間という感じ。アットホームな雰囲気で、女将さんも気さくな人だった♪

室内も綺麗だし、なんといっても素晴らしいのは窓から見える風景が海と空だけ!開放感抜群!!!

 

早速、温泉へ〜♪ 泉質は弱アルカリ性低張性高温泉で淡く白濁していた。露天風呂はひとつしかないので男女入れ替え制。PM15:00〜19:00は男性、PM19:00〜21:00は女性。その後は希望すれば無料で貸し切り利用可能。 この時間帯はまだ男性用時間なので露天はおあずけ。でも、内風呂からも窓を開放すれば海しか見えないロケーションなので充分!
PM6:00。「夕食のお時間です〜」という女将さんの声で館内放送が流れる。いかにも民宿(笑)。桜まつり期間中ということで、我が家は特別料理を注文しておいた。「金目鯛姿煮」付き〜♪
刺身、天ぷらetc.テーブルいっぱいに料理が並び、なんと蟹も!

金目鯛姿煮

桜羊羹

河津桜はまつり期間中の夜間はライトアップされている。夕食後、「希望者は夜桜見物に送迎しま〜す。」という館内放送が流れたが、昼間、めいいっぱい歩き回って母親も私もかなりバテバテ。翌日もかなり歩く予定なので(笑)、大事を取って休むことにした。 夕食後はちょうど露天風呂が女性用になる時間なので浸かりに行ってみた。湯温はかなり高めで長時間入っているのは大変だけど、湯船の外に出ればすぐ目の前の海からの涼しい風が、火照った身体を冷ましてくれる。温泉に浸かり足を良くマッサージしてから、明日に備えて早めに就寝。 ・・・ちなみにあくまでも「民宿」なので、布団は自分で敷く(笑)。私は青森・八甲田山のshinjiの常宿では、布団敷き+自炊体験もあるので、「布団を敷くくらいまだまだ序の口!」だと思ったが、母親は普段民宿には泊まらない人なので、ちょっと文句を言っていた・・・(^_^;)