室生寺 

仁王門

太鼓橋を渡って右手奥に建つ朱塗りの楼門。

この門をくぐると左手に鎧坂と呼ばれる自然石を積んだ石段がある。

 

鎧坂 

この坂を登りきった所に国宝・金堂がある。

 

金堂 (国宝)

内部には、国宝の伝釈釈迦如来立像を中心に、国宝の十一面観音立像と重文の3体が並ぶ。

 

本堂(灌頂堂) (国宝)

日本三如意輪のひとつ、木造如意輪観音座像を安置している。

 

五重塔 (国宝)

室生山中最古の建築。総高16.1mと屋外に建つ五重塔では最小のもの。

平成10年9月。台風7号により倒壊した巨木で大きな損傷を蒙ったが、平成12年10月修復完成。

 

五重塔の左側から奥の院までは、樹齢数百年の杉木立の中、狭くて急な石段が続く(写真左)。

石段脇には、天然記念物・暖地性シダ群落が生息(写真右)

 

奥の院

石段を登りきると舞台造りの位牌堂(上の2枚の写真)と、弘法大師42歳の像を安置した御影堂(鎌倉時代建立・重文)がある。

ここまでの道のりはかなり苦しいが、山の清々しい空気は心地よい。

 

境内で紅葉が一番綺麗だったのは、本坊周辺だった