日吉大社 

山王鳥居

美しい形は全国で唯一の物で「総合鳥居」ともいわれ,山王の教えと文字を鳥居の形にした物です。

 

西本宮楼門(重文)

ちょうど七五三の時期だったので、たくさんの綺麗な着物を着た子供達が参拝に来ていた。

西本宮本殿(国宝)

 

東本宮 中央の拝殿(重文)の奥に本殿(国宝)がある。樹下宮本殿(重文・写真左)、樹下宮拝殿(重文・写真右)

東本宮の御祭神・大山咋神は古事記神話にも登場する比叡山の神。樹下宮は妻神。この東本宮には、他にも大山咋神の父神、母神、叔父神、兄姉神、樹下宮の兄神と、神々のご家族が一堂に会して鎮座している大変珍しい神社。

 

神輿庫

山王神輿七基(重文)が保管されている。写真はそのひとつ「東本宮」の神輿。

山王神輿は全国の神輿のルーツで、全国の神輿は「山王神輿」に端を発するといわれている。平安時代に桓武天皇が日吉大神に寄進したことに始まるという。

ただ、平安時代の神輿は元亀の乱で焼失したとされ、現存の御輿は何れも桃山時代の作といわれている。

 

境内の紅葉は残念ながら部分的だった・・・

 

二宮橋

西受付を入ってすぐの大宮橋と隣の走井[はしりい]橋。そしてこの二宮橋の3つは我が国最古の石橋と言われ(全て重文)、「日吉三橋」と呼ばれている。

 

日吉三橋がかかる大宮川

 

日吉大社の広い境内には、108社といわれる多くの神々が祀られ日本では最も古い神社。また、東本宮、西本宮共に本殿は国宝であり、その他社殿17棟と神輿7基、石橋はいずれも 重要文化財であり、これだけ多<の国宝、重要文化財を一度に見られる神社は全国でもかなり珍しいと思う。