札幌遠征記

2日目(11月9日)

AM8:00、起床。朝食は1階:ガーデンコートレストラン「KEGON」にて。

ビュッフェ形式の朝食には札幌の味覚も揃っていた。特に、黄色い色をした『きたあかり』の蒸し芋はホクホクして美味しかった♪

食事をしながら本日の予定を考える。

空港でのお土産購入の時間も考えると、13:30には空港到着したい → 12:30頃には札幌を出発したい。 ・・・大変!あんまり時間が無いっ!!(@_@)

AM9:30、ホテルをチェックアウト。小雨が降っていてなんとな〜く気が進まずウダウダと準備してたので、少し出発が遅れてしまった。(^_^;)

今回の旅に利用したパックツアーにはお得なクーポン券がいくつか付いていた。「さっぽろテレビ塔展望台入場券」や「函館 五稜郭タワー展望台利用券」、「札幌又は小樽1日乗車券引換券」など。 テレビ塔には何度も登ってるので今回はパス。函館や小樽に行く時間はないので、札幌市内バスの1日乗車券を利用して札幌市内の近場に行ってみる事にした。

札幌1日乗車券は「Sapporo Walk(さっぽろうぉ〜く)」という観光バスに1日乗り放題。「さっぽろうぉ〜く」とは中央バスの「環88・サッポロビール園・ファクトリー線」の別名で、札幌駅やテレビ塔、サッポロファクトリー、サッポロビール園などの市内近郊を巡るバス。 我が家・・・ というか私の独断と偏見で(笑)サッポロビール園に行ってみる事にした。

バスは約20分間隔で運行しているのに、我が家が「バスセンター前」停留所に着いた時には9:39発のバスが出発した直後だった・・・(-_-;) 小雨の降る中20分雨宿りをして9:59発のバスに乗車。乗務員さんに引換券を渡すと「今日の日付を削って。」と紙製のカードを渡された。・・・銀色の部分をコインで削るスクラッチカードだった。一瞬、何かの抽選用紙かと思ったけど(笑)、どうやら利用日を自分で削って使用するらしい。 席に座り10円玉を取り出し二人でゴシゴシと今日の日付の部分を削った。(^_^;)

AM10:00、乗車時間30分程で「サッポロビール園」到着。 雨が降っているのでほとんど観光客は居なかった・・・。

 サッポロビール園 

赤レンガの開拓使館で工場直送の生ビールとジンギスカンを味わえるビール園。広い敷地内には、大正元年製造の仕込み釜がある「ケッセルホール」をはじめ、「ポプラ館」「ライラック館」のほかに、ビアレストラン「クラシックホール」もある。北海道地域限定サッポロクラシックも味わえる。

★公式サイトはこちら → CLICK

人があまり居なかったのは天気のせいだけではなく、基本的にはビール&ジンギスカンを楽しむ場所だから?(笑) あまり観光の為に来る場所ではないと思うが(^_^;)、日本で唯一のビール博物館「サッポロビール博物館」に入ってみる事にした。

入館すると(入館無料)、受付嬢が「もしよろしかったら少しだけご案内させて頂きます。」というので、くっついて行ってみる事にしたのだが・・・ これが実は予想以上に時間が長かった(-_-;)。 見学者が多ければ途中でドロンと出来たのだけど、我が家+1名だけ(←途中で逃げた!笑)だったので、結局、最後まで約40分くらい付き合ってしまった・・・(^_^;) このコンパニオンガイドは無料なので文句は無いのだけど、ちゃんと相手をしてあげないといけないので大変だった。 途中で赤いユニフォームを着た人達:レッズのサポーターにも会った(笑)。やっぱり皆行動は同じらしい(^_^;)。

発売初期の瓶 クラシカルな電柱や壁の看板

明治9年の開拓使麦酒醸造所当時からのビール製造の歴史の変遷や北海道開拓の歴史との関わりなどを、さまざまな展示物と映像資料で紹介していた。中でも、昭和44年頃まで実際に旧九州工場で使われていた直径3.8mのドイツ製煮沸釜は圧巻だった!(@_@)

コンパニオンの案内で見学コースを回った後は、試飲ホールで出来立ての生ビールを試飲(有料)することが出来る。 shinjiはアルコール飲めないし、私も朝っぱらから酒を飲む人ではないのだけど・・・。 試飲出来る品目のうちサッポロ黒ラベルやエビスビールなどは別に関東の居酒屋でも飲める。・・・が、私が気になったのは「明治9年創業当時の味を再現!」と書かれていた「開拓使麦酒」。普通のグラス(¥200)よりも小振りな小グラス(¥100)も有ったので1杯飲む事にした(笑)。

・・・が!! 私は「小グラス」で注文したはずなのに、お姉さんは何故か普通のグラスを手に取り注いでいた。「・・・あれ?それって私のじゃないの?(?_?)」と思ったのと同時に、お姉さんもその事に気付いたらしく、「あっ!!スイマセン(^_^;) 普通サイズに注いじゃったんですけど・・・ 大丈夫ですか?」と聞かれた。・・・今さら半分捨てるのも勿体ないし、別に普通に飲める量だし(笑)、「大丈夫デス(*^_^*)」と即答。代金はもちろん100円でOKだったので、ちょっと得した〜♪

ビールもジュースもおつまみ1品付き♪

開拓使麦酒は、見た目やや濁りがあるがクセはなく、割とあっさりしていた。

アルコールが飲めないshinjiは、北海道限定のオレンジ風味炭酸飲料「リボンナポリン」。

開拓使麦酒(¥200) リボンナポリン(¥100)
少々ホロ酔い気分で博物館を出る(笑)。

博物館の外にはこんなビール樽が並んでいた。→

別に私が酔っ払いだから読めない訳ではなく(^_^;)、明治時代、テレビや新聞等の広告手段が無かった時代には、道路脇にこんな風に大きな樽を並べてビールを宣伝していたらしい。右上から斜めに読むと・・・

「麦とホップを製す連者(「れば」と読む)ビイルとゆふ酒に奈る(開業式)」

1876年に「開拓使麦酒醸造所」が設立された際に建物前へ積み上げられた樽を復元した物。

 

AM11:30発のバスに乗り約10分で再びバスセンターに戻って来た。

お目当ては今や北海道名物のひとつになった「スープカレー」。実は、ほぼ毎年北海道に来ているのに、どうもついつい魚介に走ってしまい(笑)まだ食べた事が無い。・・・で、今回、初挑戦!(^_^)v 初めて食べるスープカレーが不味いと昔のジンギスカンのように私のトラウマになってしまうので(笑)、食べログでしっかりリサーチ!(^_-)b

 DELHI 札幌店 

狸小路の二条市場側から入ってすぐのお店。店内は15席ほどしかなく、この時も10分程順番待ちをしたあと、他の客と相席になった。

席に着くと、メニューとお水と・・・ 何故か、手作りの小さなかわいい布エプロンを渡された(笑)。よく見れば目の前に座っているおじさんもエプロンをして食べていた(^_^;)

メニューは『スープ(チキンスープ・コルマ・デリー・カシミール)』と『具(鶏肉・ラム肉・野菜・挽肉)』を別々に選ぶ。スープは香辛料や辛さが微妙に違うらしく、私は辛さ普通の「チキンスープ」、shinjiは「全く辛くありません」と書かれた「コルマカレー」を注文。

チキンスープ&野菜 (¥750) コルマカレー&野菜 (¥750)

どっさり乗った大きめの野菜もカレーも、さすがに「食べログ」の上位に載っているだけあり美味しかった♪ ・・・けど、私の個人的意見としてはサラサラの液体スープをライスにかけて食べるのって何とな〜く食べにくい。ライスとうまく絡まないし、ライスの皿はびちょびちょになるし・・・(^_^;) なんか違う食べ方をしたほうがいい気がした(笑)。

PM12:39発のバスに乗り札幌駅へ着くと、PM12:55発の快速エアポートがあったので飛び乗り!

PM13:31、千歳空港到着。職場へのお土産を購入しバタバタと搭乗口へ。そして、PM14:10から搭乗開始。座席は「3−4−3」配置の中央4席の右側2席。・・・忙しかったぁ〜・・・(-_-;)。どうしていつも我が家は空港でのんびりする時間が無いのだろう?(笑)

PM14:30、千歳空港発 ANA 0066便は定刻通り離陸し、PM16:10に羽田空港着。

 

恒例『浦和レッズアウェイ戦遠征旅行』。試合内容にはイマイチ満足行かなかったけど(^_^;)、もうひとつの目的:『美味しいモノ』を堪能出来た旅だった♪ 苦手だったラム肉も克服出来たし、未体験のスープカレーも食べる事が出来たし(*^_^*) 次回の北海道訪問の際は何を目的にしようかな?(笑)