COCONUT Husking Demonstration &Tasting

ヤシの木は捨てる場所がない。柔らかい若い葉は帽子などに・・・大きく堅くなった葉はバスケットや屋根の材料に・・・もちろん幹自体も建材などに使用出来る。

そして、フィジー人が一番大好きなのは、このヤシの実「ココナツ」。ラグビーで汗をかいた後に飲むのが最高!らしい。

そのココナツには2種類ある。皮が茶色い「Brown coconut」と黄緑色の「Green coconut」

Brown coconutを食べるには、まず、ココナツの3辺(ココナツは底から見ると3角形になっている)のうちの1辺を、先の尖った棒に上から力いっぱい突き刺して茶色い皮を剥がす(写真左)。すると、こんな小さなサイズの丸い物体になる(写真中央 ←このショットなかなか味があっていいでしょ〜・笑)。見学に来ていたオーストラリア人のお兄ちゃんも挑戦(写真右)したが、コツがいるようで、なかなか苦戦していた。

 

・・・で、半分に割ると、このくらいのヤシの実ジュースが出現

実は、Brown coconutは「Old coconut」。実になってからだいぶたっているためにジュースはあまり入っていないし、甘みもちょっと少ない。白い部分はちょっと堅いが、切り取って焼いてお菓子にしたり(←旅行記2日目その3・ウェルカムパーティー参照)、いわゆる「ココナツパウダー」の元になっている。

 

続いてGreen coconutの食べ方。こちらは簡単♪そのまま大きな鉈で上部を切り落とし、ジュースを飲む。こちらは「Young coconut」。ジュースもたくさん入っていて甘みも強い。小さな子供はゴクゴクと飲んでいた。

 

ジュースを飲んだ後の実は半分に割り、内部をスプーンですくって食べる。柔らかくてぷるぷるしているデザート。。。「どこかで食べたことあるぞ?」と思ったら、日本でも過去に流行ったことのある「ナタデココ」そっくり!きっと、このGreen coconutから作られた物。

 

う〜〜〜ん!ヤシの木とココナツは奥が深い!!!