南の島・フィジーでバカンス♪('03.8.7〜14)

日目(8月14日)

AM7:00、起床。8時過ぎに廊下へ荷物を出さなくてはならないのでちょっと早起き。

前日に「The Hot Bread Kitchen」というチェーン店のパン屋さんで買ったパンを朝食に。。。

味は・・・ラム肉を使ったパンは、どうも私の口には合わなかった。その他のパンは・・・まあまあカナ???

朝食後、全ての荷物をまとめ重くなったスーツケースを2人で廊下に出した。そのとき、事件は起こった!!!

自宅と同じような気分で普通に2人で荷物を持って廊下に出たらどうなるか?・・・廊下に荷物を出しホッとしたと同時にドアがガチャンと閉まったのだ。そう!このホテルはカードキー式なので鍵がかかってしまい、そして手にはカードキーがない!!!やってしまった・・・(>_<)

shinjiはまだフロントまで出歩けるような格好ではなかったので、ほとんど準備の整った格好だった私がひとりで行くことになった。部屋にルームキーを忘れたのは初体験!ちょっとした好奇心もあり(笑)、ドキドキしながらフロントへ。

ホテルでは良くあるトラブルだから相手も慣れたもの。「部屋に鍵忘れちゃった。」と言ったら、「Oh!」と笑い、新しいカードキーを機械に通して渡してくれた。そういえばこの時、私は部屋番号を聞かれただけだった・・・。全ての荷物は部屋の中なので、あの時「本人を証明出来る物を出せ。」と言われても何もなかったのだが、「あれだけの応対で大事な部屋の鍵を簡単に渡してしまっていいのか?」と、後からちょっと気になった・・・(-_-;)

AM8:20。チェックアウトのためフロントへ。

我が家の貴重品は前日から、フロントのセーフティボックスではなく支配人室の金庫に保管されている。フロントでその旨を話したら「支配人室で待っていて。」と言われた。支配人室のドアをノックし部屋を覗いたが誰もいない・・・。待つこと数分。支配人は来る気配無し。。。気が付いた他の従業員が「どうしたの?」と心配そうに近づいて来た。状況を説明したら、「マネージャーを探して来てあげるよ。」と親切に言ってその場を去って行った。そして更に数分後、やっと支配人がやって来て、我が家の貴重品は手元に戻ってきた。最後のさいごまでスローペースのフィジーの人々だった(笑)。

AM8:35。お迎えの車が到着して空港まで移動。空港到着後、チェックインの際に出発が1時間遅れることを知らされた。空港には何もないから時間潰しが大変・・・(>_<)

でも、とてもラッキーなことに、今回お世話になった現地旅行会社は空港内に独自の待合い室を持っており、私たちが予約したツアーではその部屋で待機して良いとのことだった(^_^)v 

 ← 2階の出発ロビーの様子

ホテルからの送迎バスに乗っていたほとんどの人が、人間で溢れ帰ったこのロビーで2時間以上待っていた。

大きな免税店は2階にあるので、みんな2階に上がっていたが、実は、1階のエスカレーター奥には、こんなに静かでガラガラなスペースがある。(私は事前の予習で知っていたけどネ(^_-))

上の2階ロビーと同じ時間帯とは思えない光景!

この写真の右奥の方に、今回私たちが利用した旅行会社の待合い室がある。

 

現地旅行会社「Adventure&Endless Holidays(FIJI) Ltd.」の待合い室入り口。残念ながら、誰でも入っていいという部屋ではない・・・(^_^;)

中では、紅茶やジュースが自由に飲める。要するに航空会社の待合いラウンジと同じ。

残っていたフィジードルを使い切るために、絵葉書を数枚買おうとレジに並んでいた時のこと。

私の前に並んでいた韓国人女性が、突然、買おうとしていたペンダントを置いたまま走り去ってしまったのだ!もちろん、まだ支払いをしていないので泥棒ではないのだが、置いていかれた女性の店員さんの方は唖然としている。

「どうしたのですか?」と聞いたら、「何処かへ行ってしまったが、言葉が分からないから理由が分からない!」と、うろたえ気味。。。「お金は持っていたから、戻ってくるんじゃない???」という話をしながら、店員さんが私の買い物の精算をしようとした時、先ほどの韓国人が突然割り込んできた。今度は男性を連れて。。。どうやら、お金が足りずにダンナさんを呼びに行っていただけらしいが、おかげで私は後回しになり、たった数枚の絵葉書を買うのに異常に時間がかかったのだった(-_-;)。私の支払いの際に、店員さんはとっても恐縮していた。。。その韓国人夫婦は英語を話せなかったようなので仕方ないかもしれないけど、やはり、言語なり身振りなりのコミュニケーションは必要だと思った。

その後、静かな待合い室でゆっくり時間を潰し、出発のアナウンスを聞いてから2階へ移動して搭乗。

AM11:50。定刻より1時間遅れでFJ302便はフィジーを離れた。。。眼下には遠くなっていくフィジーの島々が見えた。

ナンディ上空

たぶん、バヌアレブ島上空

たぶん、ヤサワ諸島の上空

帰りの飛行機は行きとは違い、ほとんど揺れもなく順調なフライトだった。

1食目。メインは魚料理(左)と鳥肉料理(右)の2種類。日本便らしく「茶蕎麦」も付いていた♪

2食目は、インド人の多いフィジーらしく「カレーライス」♪

PM17:30、成田空港着。到着は定刻通りだった。これで、「南の島・フィジーでバカンス」の旅は無事終了。

怪我もしたし、プチトラブルもたくさんあったけど(^_^;)、蒼い海と空、そして白い砂浜、たくさんの珊瑚と熱帯魚に出会えて、なかなかのんびり出来たバカンスだった♪

この次にフィジーに行くとしたら、首都「スバ」の街を見てみたい!ママヌザ諸島の他の島に滞在したい!映画「青い珊瑚礁」の舞台となったヤサワ諸島のクルーズもいいな〜♪・・・などと、勝手に想像を膨らませながら、フィジー旅行記終了(^_^)v