南フランス&イタリア ('04.1.19〜26) |
2日目(1月20日) 〜その2〜PM12:30。私の空腹はそのまま放置。空港から大型バスに乗り込み一旦ニースの街を離れる。高速道路を走ること30分でカンヌに到着。市街地には長時間バスを停めておけないので、ちょっと離れた所でバスを降り、徒歩で観光に出発♪ |
〜 CANNES (カンヌ) 〜
毎年5月にカンヌ国際映画祭が開催されることで世界的に知られる。洗練されたリゾート地としてカンヌが注目されたのは1834年にイギリスのブルーハム卿がコレラを避け、当時寒村であったカンヌに滞在。これがきっかけとなり、風光明媚な土地に魅せられて屋敷を構えたことにはじまる。海岸沿いに東西に延びるクロワゼット通りには高級ホテルやブティックが建ち並び、リゾート地らしい雰囲気を醸し出す。
PALAIS DES FESTIVALS
(パレ・デ・フェスティヴァル)
カンヌは一年中イベントがおこなわれており、いつも大規模な催し物の会場になっている。カンヌ映画祭の舞台として知られており、ここを訪れたスターの手形を会場前広場で見ることができる。建物内にはカジノもある。
想像していた「華やかなイメージ」は全くなく、普通の体育館みたいな建物でちょっとガッカリ・・・。
市内を巡る「プチトレイン」 真っ白い列車が蒼い海に良く似合う。
BD. DE LA CROISETTE
(ラ・クロワゼット)
カンヌの表通りで、全長約3キロ。カンヌへやってくる有名人や映画スターが泊まるような超高級ホテルもこの通り沿いにある。
現地ガイドさんからザ〜ッと簡単な説明があったあと、たった40分だけの自由行動。海岸沿いにクロワゼット通りを時間めいいっぱい歩いた。想像よりも透明感のある蒼い海。砂浜の砂も真っ白とは言えないが、細かくてサラサラしていた。夏のリゾートシーズンには世界中の超お金持ち達がこの海岸でのんびりと休暇を過ごすんだろうなぁ〜。。。・・・まあ、珊瑚とか熱帯魚は居ないみたいだけど(^_^;)
たった1時間ほどのカンヌ滞在。ガイドさんの説明を聞き漏らしてしまい(・・・と言うか、全く聞いていなかった?(^_^;))「パレ・デ・フェスティヴァル」前のスターの手形を見逃したし、クロワゼット通りに平行している「アンティーブ通り」も面白そうだったけど時間が無いので行けなかったし、心残りがいっぱい・・・(>_<) 管制塔のストさえ無ければ、ここカンヌでの自由時間はもっとあったかもしれないのにぃ!
PM13:50。カンヌを離れ再度ニースへ向けて出発。バスの中でガイドさんから、「今日は管制塔以外にも、小中学校の先生達と郵便局もストを行ってますヨ。」という話があった。・・・「先生」も「郵便局員」も〜!?日本では考えられない・・・(-_-;) 今乗っているような「観光バスの運転手達」もストをすることがあるのだろうか??? |
PM14:40。ニースに到着。
まだまだ「昼食抜き観光」は続く・・・。 市街地をそのまま通過し、ニース港(右の写真)の脇を通りすぎて、バスは高級住宅街が並ぶ小高い山を登り始めた。 見晴らしの良い小さな展望台「モンボロンの丘」に到着。 |
モンボロンの丘
天使の湾と呼ばれるコート・ダ・ジュール(紺碧海岸)を一望出来る。
ココからの眺めはサイコー!ホントに紺碧色で綺麗な弧を描く海岸線が見渡せる。
PM15:00。「イギリス人の散歩道(プロムナード・デ・ザングレ)」を車窓観光したあと、市内のホテル「APOGIA」に到着。やっと観光が終了。。。 |
細かいチェックイン手続きはホンダさんとガイドさんがやってくれるのだけど、なんといっても大所帯!ひたすら時間がかかる・・・(>_<)それぞれの部屋の鍵を渡されたあと、明日の出発に関する案内があり、やっと団体行動から解放された!成田出発からココまで・・・長かった〜〜〜。
さて、部屋の前に来てカードキーをカードリーダーに通してみた。・・・が、エラーを示す赤いランプが点灯。「???」 向きを変えたりして数回試してみたがダメ!まあ、こんなトラブルは私にとっては慣れたもの(笑)。「仕方ないなぁ〜、海外のホテルはコレだから困るよねぇ〜(^_^;)」とブツブツ言いながら、母親をドアの前に待たせておいてレセプションへ。ホンダさんは玄関脇の広間でまだ仕事中。コレくらいのことで声を掛ける必要もないので、自分でレセプションのおじさんに声をかけ、「このカードキー壊れてるよ。」と訴えた。すると、「部屋の鍵はカードの方ではなくこっちだよ。」と言われた・・・確かにカードキーには「普通の鍵」も付いている。でも、コレって部屋の中の金庫の鍵じゃないの〜!?どうやらこのカードキーはダミーで、ただの「キーホルダー代わり」らしい。ドアに取り付けられているカードリーダーも意味無し・・・紛らわしいなぁ(-_-;) さすがに出発直前にホテルランクが落ちただけある。。。
部屋に戻り、カードキーではなく、ドアノブの穴に鍵を入れて回転。・・・やっと部屋に入れたよ(苦笑)。簡単に荷物の整理をし、出掛ける前に貴重品を金庫に入れようとしたら、金庫には穴が開いているだけで鍵も何もない。コレじゃ鍵がかからないじゃない!仕方ないので出掛けるついでにフロントに預けることにした。1階に降り、さきほどのおじさんに「セーフティBOXに預けたいんだけど。」と言ったら、お決まりの書類にサインを書かされ(使用料1日4ユーロ+保証金25ユーロ)、渡されたのが小さな鍵。・・・あのぉ〜、意味不明なんですけど(?_?)。「金庫は何処?」と聞いたら「Your Room!」だって・・・。ちょっと考えてやっと理解した。部屋の金庫のあのぽっかり開いた穴にこの鍵を差し込んで鍵をかけられるわけね!!!再び部屋に戻り、あの穴に鍵を差し込んでみたらピッタリ合い、「お〜〜〜!なるほどね!」とふたりで感心。う〜〜〜ん、ちょっとめんどくさいが良く出来た構造だ。こんな金庫は未体験だったので良い経験になった。さて、コレで安心してお出掛け出来る♪ |
金庫にぽっかり開いた穴と鍵 |