ゴッホの画家としての出発は遅く、わずか10年の間に2000点を超える作品を残した。
人生に生活に苦しみ、37歳で絶望の果てに死を選ぶまでの激しく短い生涯から、
有名な「ひまわり」は、ゴッホ自身を象徴すると評されている。。。
館内は「オランダ時代(1880〜1885)」「パリ時代(1886年3月〜1888年2月)」「アルル時代(1888年2月〜1889年5月)」「サン・レミ時代(1889年5月〜1890年5月)」「オーヴェール時代(1890年5〜7月)」「最後の日」と年代順に区切られ、それぞれの時代の代表作品が展示されており、ゴッホに関係するの他の画家の作品と合わせてゴッホの軌跡を追って鑑賞出来る。
もちろん、館内は写真撮影禁止。以下は絵葉書です。
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ゴッホ自身、「ひまわりは僕のものだ」と言うように、最も得意とした花
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発作のため制作が一時中断した作品。
刈り入れする何気ない風景の中に、黄金色に輝く麦畑にとけ込むような死を感じたとゴッホは言っていた
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ゴッホは生涯で37枚もの自画像を描いているが、これはアルルへ発つ直前に描かれたもの。
手に持つパレットには画面を構成している色が盛られている。
他にも、ゴーギャンと暮らした太陽の光を浴びた黄色い家とコバルトブルーの空を描いた「黄色い家」や、その黄色い家の自分の寝室を描いた「寝室」、荒々しい空の下どこまでも広がる麦畑を描いた最後の作品のひとつ「カラスのいる麦畑」などのゴッホ自身の有名作品はもちろん、ゴッホが影響を受けた歌川広重などの日本の浮世絵や、ゴーギャン、ミレー、モネ、レンブラントなど他の画家の作品も多数展示されている。
ゴッホ美術館公式HP(English)はこちら → GO (かなりたくさんの作品を観ることが出来ます・・・)