イタリア(ミラノ&ローマ) '14.11.1〜9

1日目(11月1日)

AM7:00過ぎに起床→AM8:30に自宅を出発。東武東上線乗車中、踏切で停止信号が出ているとの事で緊急停止。このまま動かなかったら遅刻する〜(汗)と心配したが5分程で発車。

AM9:30、日暮里駅に到着。予約しておいた10:05発京成スカイライナー19号で成田空港へ。

AM10:43、成田1タミに到着。

カウンターには10:50までに来るように書かれていたので、我が家にしては珍しくちゃんと間に合う時間に到着(^_^;)。事前にE-Ticketを貰ってなかったので団体用のGカウンターに行きE-Ticketを受け取り、その場で図々しくも2人分のE-Ticketのコピーを数部ずつお願いする(笑)。たった1枚だけでは、万が一無くしてしまったり、鞄をすられたりした時に困るので、いつもE-Ticketはコピーして鞄やスーツケース等数ヶ所に分けて保管している(←こういう所、A型っぽいでしょ・笑)。パスポートさえあればきっとなんとかなるとは思うけどね〜(^_^;)

その後、荷物を預けるためにアリタリア航空のカウンターへ。ガーーン(-_-;)。団体様もいたりしてかなりの長蛇の列で45分も掛かった・・・。

その後、ユーロへの両替。いくつかの銀行を巡って一番安い所で「∈1=\141.8」10月までは130円台だったのに、ちょうど円安へと変換し始めた時期に当たってしまった・・・。

PM12:10から20分ほどラウンジで休憩してから出国ゲートへ。

ガラガラだったのでそのまま出国審査へ向かおうとしたところで、shinjiが「あれ?確か出国前に何かやる事があるって言ってなかったっけ??」。 !!(@_@) そうでした!「自動化ゲート」利用の手続きをしようと思っていたんだった。呑気にラウンジで時間潰しなんかしてる場合じゃなかった!(汗)

手続きなんか諦めればいいのに(笑)、自動化ゲートの窓口まで行ってみたら待っている人は1名のみ。混雑していたらやめようと思ったけど・・・ これなら行けるかな?? この時点で既に搭乗開始予定時刻の15分前だったけど・・・。

申込書に必要事項を記入し窓口にパスポートと一緒に提出し、パスポートと両手人差し指の指紋を登録(手数料は無料)。指紋の確認を数回行ったのでちょっと時間が掛かったけど、1人5分程度で無事に終了。今後は出入国審査の窓口が混雑していてもサクっと自動化ゲートで通過出来るワ〜♪(自動化ゲートの説明はこちら→CLICK

PM12:45、搭乗口に着いた時には、案の定既に搭乗が開始されてました(^_^;)。

機体:B777−200ER、座席位置:3−4−3配列の中央列左側。満席だったので席移動は不可能。席に着いてすぐにイタリア人CAさんがやってきて「Niwaサンデスカ?」と。いえいえ、全く違いますよ。Niwaさんに一体何があったのだろう。。。

PM13:20、AZ787便は成田空港を定刻に離陸。

モニターはオンデマンドでメニューも豊富♪

離陸後1時間が経過し水平飛行になっても、何故かシートベルトサインは点灯しっぱなし。別に揺れてないんだけどねぇ〜・・・と思っていたら、さすがにトイレが我慢出来なくなった人がトイレに行き始めたり、みんな勝手にリクライニングを倒したりし始めた(^_^;)。

CAさんも別に注意したりはしてなかったのでアリタリア航空はそういう方針なのかな?(結局、最後までシートベルトサインは点灯のままだった・・・爆)

最初のドリンクサービスでは、私は覚えて来たイタリア語で白ワインをオーダー♪(ちゃんと通じましたよ〜(^_^)v)

1食目は 「Japanese」 or 「Italiano」 からチョイス。前の席はハネムーンらしく他の人よりも先にサービスされていた。

味はそこそこ。さすがイタリア、パスタは悪くはなかった♪ けど、パンが冷たくて固くて食べられなかった・・・(-_-;)

機内では映画を2本鑑賞。邦画「テルマエ・ロマエ2」と洋画「Edge of Tomorrow」(トム・クルーズ主演のSF映画)。途中で少し寝ようかと思っていたのに「Edge of Tomorrow」に完全にハマってしまい、寝られないまま時間が過ぎていった。

通常、寒がりの私にとって機内は寒くて毛布必須の事が多いのだけど、今回は暑くて、来ていたパーカーも脱いで、最終的には靴下も脱いでしまった(笑)。

離陸から7時間(到着まで5時間くらい)に夜食が配布。サンドイッチ or おにぎり。これを食べたあと眠気がやってきて2時間ほど睡眠 zzz(=_=)zzz

着陸2時間前に3食目!

11時間半のフライトで3食ってやっぱり多いよね〜最近すっかり食が細くなったshinjiは「食欲が無い・・・」との事で3食目はパス(^_^;)。それに比べて私は食欲旺盛(笑)。ブラッドオレンジジュースが濃厚で美味しかった〜♪

PM17:25、定刻より30分ほど早くミラノ・マルペンサ空港に到着。

入国審査も税関もあっさり通過し、地下にある「マルペンサ・エクスプレス」の乗り場へ。最初は券売機でチケットを買おうと思ったけど、案の定、不具合でうまく行かなかったので(^_^;)、有人のチケット売り場でチケット購入(1人∈12)。ちゃんと刻印をしてからホームへ行き、自動販売機でミネラルウォーター1本(∈1)購入して列車が来るのを待つ。

列車の外観

車内の様子

チケット

PM18:43発→PM19:40 Milano Centrale(ミラノ中央駅)着。

スーツケースもあるし、ホテルまでタクシーでという方法もあったけど、時間もまだ早いし地下鉄&徒歩でホテルに向かう事にした。

前回のイタリア旅行の際にローマで自分で地下鉄の切符を買って乗った経験があるので、イタリアの地下鉄券売機の使い方はなんとな〜く分かっていた。なので、私は別にキョロキョロおどおどする事もなく(笑)券売機の前に立って言語を選んで〜 ・・・と思っていた時に、隣の券売機の前にいたイタリア人の若者数人組のうちの一人が「English?」と声を掛けて来た。

「あら、なんて優しい若者〜♪」と思ったのだが・・・ 今、思えばそんな私の考えが甘かった(-_-;)。前回のイタリア旅行では一切あやしい人には遭遇しなかったし、イタリアよりも治安が悪いと思われるスペインでも何事も起こらなかったので、完全に油断をしていたのだった。。。

お兄ちゃんは「何処までなの?」「何枚必要?」などと聞きながら画面をどんどんタッチして、その合間に時々なぜかクレジットカードの暗証番号を入力するテンキーの「Enter」ボタン(券売機写真のタッチ画面の右側にあるくぼみ部分にテンキーがある)を押していた。

現金だからそのボタンって関係無いんじゃないの〜?(?_?)と、ちょっと疑問に思ったけど、いつの間にか券売機の使用方法が変わったのかな?と見届けていて、小銭を持っていなかったので∈5札を投入。

下のほうから2人分の切符が出てきました。

さぁ〜、次はお釣りね。と思った瞬間に事件は起こった!!

チャリン〜♪と出てきたそのお釣りは、あっという間にお兄ちゃんの手の中にっ!!(@_@)

なに〜〜〜〜っ!?(*_*)

・・・すぐに気づいた。このお兄ちゃんは親切を装った『釣り銭泥棒』だったのだ!!クレジットカード用の「Enter」ボタンをたまに押していたのは注意をそちらに引くためだったと思われる。やられた〜っ!(怒)

でも私は “Noと言えない日本人” ではないので(笑)、すぐさま「それ、私のお釣りだけど?!」と言ったら、彼が渋々差し出してきた手の平にはたった5セント硬貨のみ!!「いやいや、そっち側の手のお金も返してよっ!」と更に頑張る私。するとお兄ちゃんは笑顔で「チップだよ〜、チップ♪手伝ってあげたでしょ。」と言ってくる。

切符代金は2人分で∈3だからお釣りは∈2。たいした金額じゃないとは思うけどチップにしては多すぎる気がして納得が行かないワタシ(^_^;)。 再度「返して!」と言ってみたが、それまで英語で優しく話していたお兄ちゃんが、突如イタリア語で怒りを露わにしてベラベラとまくしたててきた。そうこうするうちに近くにいた友達が気づいてコッチを気にし始め・・・

ここまで来て、や〜っと私に恐怖心が芽生えた(←ちょっと遅い!笑)。

旅もまだ始まったばかり(というか、まだ何も始まっていない・・・(^_^;))なのに、もしここで、たった∈2のお釣りのためにこのイタリア人の若者達に囲まれて鞄を奪われたり、暴力を振るわれたらせっかくの旅行が台無しになる・・・ と思い直し、お兄ちゃんの手の中にあった5セント硬貨だけはしっかり掴み取って券売機前を去る事にした。。。(-_-;)

あ〜〜ぁ、別に彼に手伝って貰わなくても自分で全部出来たのに〜〜〜〜っ!!全く分からない言語の機械なら諦めも付くんだけど、一瞬でも「親切な人♪」と思ってしまった自分が情けないやら悔しいやら(^_^;)。せめてもの救いは投入したのが∈5だった事。これが∈10紙幣を入れてたりしたら、も〜〜っと悔しい事になっていた所だった。

人の親切心を疑いたくはないけれど、やっぱり海外では「親切な人には下心がある!」と思って注意したほうが良いのだと、旅の始めに経験出来て良かった。。。

仕方ない。油断していた私が悪いのだと自分を納得させ(?たぶんしていない・(^_^;))、地下鉄「M3」線に乗り1駅の「Repubblica」で下車。予定していた出口に出られなかったので、ちょっと地上で地図を見ながらキョロキョロ。

PM20:00過ぎになんとか宿泊先ホテル「IBIS CENTRO」に到着。

チェックインで対応してくれたお姉ちゃんの英語のイタリア語訛りがひどくて、特に一番大切な数字が聞き取りにくくてヒアリングで一苦労(-_-;)。

イタリアではホテル宿泊時に「City Tax(宿泊税)」が徴収される。金額は宿泊都市、ホテルの星の数、宿泊日数、宿泊期間により異なり「チェックアウト時に現金払い」が基本(←このためにユーロ現金を多めに両替しておいた)。でも、このホテルは「チェックイン時」で「カード利用も可」だった。☆3のホテルで「1人1泊∈4」→計∈24をカードで支払い。・・・結構な金額だ・・・。

チェックインで部屋の案内をしてもらった時に「3のエレベーターで・・・」と聞こえたけど、エレベーターには番号は付いていない。とりあえず一番手前のエレベーターに乗ってみたけど、降りた階の案内板には指示された部屋番号が無い。再度、そのエレベーターに乗って1階に戻り、フロアの奥の方も覗いてみたら別のエレベーターが見えた。棟によって利用するエレベーターが違うらしい。・・・あぁ、「手前から数えて3つめのエレベーター」って言ってたのね(-_-;)。

やっと長い1日が終わった。。。

機内で3食も食べたし、食べ切れなかったお菓子やパンも持ち出して来てるので(笑)、今夜はこのままシャワーを浴びて寝ましょう〜♪ お休みなさい。zzz(=_=)zzz

・・・がしかし。

shinjiはすぐにスースー寝ていたが、私は今回は機内でほとんど寝てないのに何故か眠れない〜〜〜っ!外を走るトラムのガタガタ音はAM2:00過ぎ頃まで聞こえていて、ベッド幅がなんとな〜く狭い感じがして寝返りを打った時に落ちそうな気がして仕方ない(←私はそんなに身体が大きいタイプではないけど・笑)。結局、機内では一度も使用した事のない耳栓(笑)をひっぱり出して、やっとAM4:00頃に眠りに就けたのでした・・・。

絶対に眠い体調のハズだったのになかなか寝付けなかったのは、たぶん、ミラノ中央駅でのあの一件に対する怒りや悔しさを引きずっていて、頭の中がフツフツと沸騰していたのかもしれない・・・(笑)。