イタリア(ミラノ&ローマ) '14.11.1〜9

日目(11月8日)

AM7:00前。今日は帰国日するだけなのでそんなに早く起きる必要が無いのに、こういう日に限って隣の部屋のシャワーやトイレの水の音で目が覚めてしまう・・・(-_-;) そのまま布団の中でダラダラしてAM7:30に起床。

8:00頃に朝食を食べに行ったけど、何故か今日は日本人がゼロ。曜日の関係?(?_?) 昨日あんなにたくさん居た日本人は、みんな何処か他の都市に移動しちゃったのかな?

AM9:00、チェックアウト前に駅周辺を少しだけ散策。

昨夜見学した「ディオクレティアヌス浴場跡」は博物館以外の部分 は無料で見学出来るのでちょこっと立ち寄り♪

昼間にこうやって見ると、例え当時の浴場のほんの一部だとしてもその規模の大きさが実感出来る。

ディオクレティアヌス浴場跡の庭園沿いに歩き、同じ浴場跡の一部を利用して造られた という「サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会」へ。

 

Santa Maria degli Angeli e dei Martiri (サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会)

ミケランジェロが設計した教会の外観はまるで廃墟のよう。これは、古代文明に多大な影響を受けたミケランジェロが最大限の敬意を払い、オリジナルを重視したため。かつての浴場の中心であったバジリカを法王ピウス4世の命で立て直した教会。
 

浴場遺跡のエクセドラ(壁などに半円形に刻まれたくぼみ)を生かした入口 →

入口扉は今にも飛び出して来そうなブロンズ彫刻

美しいクーポラ

「LA MERIDIANA」

法王クレメンテ1世が作らせた子午線。日時計のような働きをするらしい。

主祭壇

壁に使われているローマの赤御影石が印象的

各側廊には、改築後にサン・ピエトロ大聖堂から移設された祭壇画が多数。 教会脇から外に出ると浴場跡である事が分かる壁がそびえる

かつての浴場の中心地を利用している事もあり外観入口から想像するよりも内部はかなり広大。また、内部の壁が赤と白がメインなので賑やかな雰囲気を感じた。また、飾られている絵画の枚数も多くどれも素晴らしかった。

 

AM10:00、そろそろホテルに戻ろう。

教会に隣接する「アウラ・オッタゴナ」ディオクレティアヌス浴場の一角を利用したローマ国立博物館展示室になっている。特別展開催時のみの開館なので、この時は内部に入る事が出来なかったので外観のみ見学。

 

 
← チェルナイア通り沿いに建つ「大蔵省」はいかにもヨーロッパ風な建物

 

テルミニ駅脇で2階建て市内観光バスに遭遇 →

 

AM10:50、ユーロの現金が結構余っていたので「City TAX」1人1泊∈4→計∈32)を現金で支払ってチェックアウト。

テルミニ駅の券売機で「レオナルド・エクスプレス」のチケットを買おうとしたが現金が利用できる機械がほとんど無くて(←壊れていて?(^_^;))、いくつかの機械をハシゴした上で諦めてカード払いで購入。

 

AM11:10にホームに列車が入ってきた。スーツケース置き場のスペースが少なくて一時争奪戦になったが(笑)、我が家は無事に置く事が出来た。

AM11:20に列車は発車。

発車後まもなく、ふと前方を見たら・・・

おぉ〜!検札だっ!!・・・ホントに検札って来る事あるのね(笑)。今まで何度も海外で列車やバスに乗っているが実際に検札が来た経験はほとんど無かったので、思わず隠し撮り(笑)。

海外の検札では、チケットを買わずに乗る無賃乗車はもちろん罰金だけど、日本のような「改札口」が無い場合は自分で打刻機で打刻しなくてはならず、打刻せずに乗車した場合も罰金対象になる。・・・と、各国のガイドブックには大抵書かれている。

もちろん我が家はちゃんと打刻してから乗車しているが、向かい側の席に座っていた新婚旅行と思われる韓国人夫婦はチケットは持っていたものの打刻がされていなかったらしく・・・ 「今回は見逃すけど、次回からはちゃんと機械でスタンプ押してから乗車してね (←英語)」と説教されていた(^_^;)。

AM11:50、フィミチーノ空港に到着。

成田便のチェックインカウンターはもちろん日本人だらけで、ほとんどが団体ツアー客(笑)。日本人の海外団体ツアーでよく見かける光景→<スーツケースの重量オーバーのため、カウンター前でスーツケースを開けて荷物の出し入れをする>が何組も行われていた(^_^;)。おかげで列の進みが悪くてチェックイン終了まで30分ほどかかった・・・。

出国する前にちょっと空港内をウロウロしてみたが、お土産屋は全く無くて洋服や電化製品や本の店くらい。ローマの国際空港なんだからそんなにショボイはずはないので(笑)、出国した先にお店があるのかな? と思い、手荷物検査を受け出国審査を済ました先に、案の定、ブランド品を含めた巨大なショッピングモールがあった。成田便のゲートはちょっと外れにあるみたいなので何も売ってないかも?と考え、こっちでお土産を購入。

成田便が離発着する「Gゾーン」へはターミナル間シャトルトレインで。shinjiが先に 車内に乗り込み(←基本的に歩く速度が早く、いつも後方を歩く私との距離を考えずに先に行ってしまう)、そんなにモタモタしていなかったはずだけど(^_^;)少し間を あけていた私が乗り込む前にドアが閉まってしまった!(@_@) ・・・そして私の目の前で無言で発車する列車・・・(爆)。

あ〜ぁ、行っちゃった〜。これもプチハプニングに入るのか?(^_^;) 昔だったらちょっとパニックになりそうな場面だけど、 行き先はひとつしかないし、お互い搭乗ゲート番号は分かってるので、最終的にはそこで合流出来るでしょとあっさり開き直る(笑)。

次のシャトルトレインに乗りGゾーンに着いてみたけど、前に出たシャトルとは別のホームに着いたらしくそこにshinjiの姿は無かった。「別にひとりでゲートに行けるも〜ん♪(笑)」と、成田便の出る「G11ゲート」に行ってみたけど、、、ガラ〜ン・・・。shinjiどころか人が誰もいない(-_-;)。

仕方ないなぁ・・・。ゲート周辺には看板もアナウンスも何も無いけど、きっとゲートが変わったんでしょ。あいかわらず海外の空港って不親切だわ。 電光掲示板で確認したところ「G8」に変更になっ ていたので、てくてくとG8に向かう途中でshinjiと再会し無事合流(^_^)v 

PM14:10、搭乗開始。機体:B777−200ER、座席位置:3−4−3配列の中央列の左側。

席に座ると離陸が少し遅延するとのアナウンス。ふ〜んと納得して私はそのまま記憶を失いzz(=_=)zz、PM15:25に機体が動き出した所で目が覚めた(笑)。

PM15:25、AZ784便は定刻より40分以上遅れて離陸。

1食目は、座席位置の関係なのか?メイン料理のチョイスは出来ず、問答無用でラザニアが配られた(^_^;)

写真で見たとおりのまま!なんとも素っ気ないメニュー・・・。お味もイマイチ(-_-;) 

← 着陸5時間前はスナック&ジュース

着陸2時間前に朝食 →

ちょこちょこと映画を見たりしながら(途中で寝ちゃうので最後まで見た記憶なし)、私にとってはほとんど揺れも感じず快適なフライト♪

 

日目(11月 9日)

AM11:30、定刻より30分ほど遅れて成田空港1タミ着。

行きに「自動化ゲート」の登録をしておいたので入国審査の行列に並ぶ事なくあっさりと入国。うん、なかなか便利だ〜♪(^_^)v スーツケースを回収してPM12:10には空港外へ出られた。なんと飛行機がゲートに着いてからたった40分というスピード入国!!

しかし、せっかく早く出られたのに京成スカイライナーがPM12:58発まで無かったので、PM12:27発の特急列車で帰宅の途についたのだった。

〜 END 〜


何年も前から毎年候補に挙がりつつも飛行機が取れずに諦めて来た「イタリア・サッカー観戦」にや〜っと行く事が出来た事が一番うれしい♪ 日程の関係で残念ながらACミランの1試合のみしか観られなかったし、試合内容もあまり盛り上がらず途中で記憶を失ってしまったが(笑)、日本人選手がこのビッグクラブでプレイしている姿なんて以前は想像も出来なかった訳なので行ってみて良かった。

観光では、ミラノでは念願のダ・ヴィンチの大傑作「最後の晩餐」を見る事が出来たし、私にとっては再訪となるローマでは前回心残りだった場所、もう一度じっくり見たかった場所、たくさんの教会や博物館等、なかなか効率良く巡る事が出来て内容が非常に濃い旅だったと思う。

初めての「親切を装った釣り銭泥棒」や「スリ未遂」も経験したけど(-_-;)、被害は一番最初の切符の釣り銭程度の少額で済んだので笑い話のひとつになるかな? フレンドリーなイタリア人は少なかったけど、私の拙い英語&イタリア語をみんな理解しようとしてくれたので、滞在中に特に不自由を感じる事はなかった。

もしチャンスがあれば、イタリアはまた行ってみたい国のひとつ♪ 特に街中至る所に遺跡があるローマは再訪してみたいと思うし、まだ行った事のない南部地方にも行ってみたいな〜☆