イタリア(ミラノ&ローマ) '14.11.1〜9

日目(11月7日)〜その 2〜

PM12:30。ホテルで少し休憩したあと午後の観光に出発(^_-)ノ 

・・・の前に腹ごしらえ♪一昨日に入ってみて、コスパの良さでお気に入りになったテルミニ駅近くにある「Pastarito Pizzarito」。もちろんオーダーしたのは「Menu of the Today(∈8)」。

トマト・ベーコン・オニオンのフジッリパスタ

カプレーゼサラダ

ティラミス&エスプレッソ

メインはパスタやピザ以外にサラダもチョイス出来たので、一人分はイタリアっぽく「カプレーゼ」をチョイス してみた(^_^)v そのカプレーゼは盛りつけはキレイだけど日本のサラダのような味付け が一切なく、一緒に運ばれて来た調味料セット(オリーブオイル、バルサミコ酢、塩)で自分で味付けをする。 海外でサラダを注文するとこういうパターンが多いけど shinjiのような純日本人(笑)の味覚にとってこの大雑把な味付けはイマイチらしく・・・(^_^;)。私は素材の味が良く分かって結構いいと思ったんだけど ネ。でもやっぱり日本のドレッシング文化ってスゴイと思う♪ エスプレッソのカップの写真は飲みかけの状態ではなく最初からこの量。めちゃくちゃ濃くて苦〜〜〜いっ!!

 

PM13:40。食後、雨のために午前中に行くのを諦めた「サン・ピエトロ大聖堂」へ。メトロA線に乗り前日にバチカン博物館へ行った時に降りた「Ottaviano駅」で下車。

到着時刻はPM14:10。

雨が上がった事もあり、クーポラへ登るエレベーターの列は「サン・ピエトロ広場」をほぼ1周するくらいの行列になっていた!(@_@)

う〜ん。。。クーポラから360度のローマの街並みが見たかったのだけど・・・。心残りだが、行列に並んで待つのはキライ(-_-;)。 もし今後ローマ再訪があったら一番最初に来なくちゃ(笑)。

PM14:30、サンタンジェロ城脇のピア広場まで歩き、始発の40番バスに乗り終点のテルミニ駅まで乗車。

この40番バスは「急行」なので停留所も少なく、始発から終点までだとスリの心配もなく安心して乗っていられる(笑)。テルミニ駅まで20分ほどの間、バスの車窓から見えるローマの街並みはメトロでは楽しめない景色。交通渋滞は嫌だけど、たまにはバス移動もいいかな♪(^_-)

PM15:00、テルミニ駅から徒歩でローマ国立博物館の新館「マッシモ宮」に到着。

Palazzo Massimo alle Terme(マッシモ宮)

ローマ美術を知るには欠かせない一級の博物館。紀元前2世紀から紀元4世紀の彫像、モザイク、フレスコ画などを主に展示している。特に3階のセクションは見逃せない。


入館料は「ROMA PASS」利用で∈3.5/1人。通常は∈7/1人なのでなんと半額〜♪

ココは入館する際のセキュリティーチェックがかなり厳重だった!!たぶん空港とほぼ同じような機械だったと思う。 クロークに貴重品や最低限必要なもの以外を預けなくてはならず、shinjiのリュックは持ち込み不可と言われてしまった(私のショルダーバッグは許可)。他の施設では1ヶ所も言われたことないのに・・・。ただ、カメラはフラッシュ無しなら全て撮影OKというのはありがたい♪(*^_^*)

3階:「リヴィア家のフレスコ画」

紀元前20〜10年の作品。青を背景に草花と小鳥で満たされた豊かな生活を感じさせる作品

3階:「ファルネジーナ荘の壁画」

壁が赤色・・・。落ち着かない部屋〜(笑)

3階:床のモザイク画

3階:床のモザイク画

2階:彫像のフロア

「パロンバーラの円盤投げ」140年頃の制作

2階:石棺の精巧な彫刻

1階は歴代皇帝の彫像、フレスコ画、モザイクなどが展示されている

さすが国立博物館!写真撮影OKなので山ほど撮影してきたものの、案の定、日本のような親切な館内案内パンフレットが無いので詳しい作者や背景は分からないのだけど(^_^;)、とにかくモザイク画は非常に多くて一番見応えがあった。普通に「床」に嵌め込んでしまいその上を土足で歩いてしまうのはホントに勿体ないくらい細かく微妙な色合いで美しい。「1枚の絵画」として壁に飾りたいくらいの完成度の高さの物が多かった。

 

PM16:30、「マッシモ宮」との共通入館券で見学出来る「ディオクレティアヌスの浴場跡」へ。通常の美術館や博物館はこの時間ではもう入場出来ない場合が多いけど、この浴場跡は比較的遅くまで入館出来る。

Terme di Diocleziano (ディオクレティアヌスの浴場跡)

浴場は298年〜309年にディオクレティアヌス帝の命により造られ、一度に3000人が利用できたという。内部はバジリカ(集会堂)を中心に各種の浴槽、運動室などを備え、周囲には見事な庭園が広がり、ローマ市民の憩いの場だったという。

後生の度重なる改修のため古代浴場としての姿はほとんどない。

この浴場跡は現在はローマ国立博物館の一部となっている。

博物館の中庭には石碑や彫像が置かれ、中庭を囲むのは「ミケランジェロの回廊」。100本の柱とアーチで出来たすがすがしい空間。(名前に反し、設計はミケランジェロの弟子ヤコポ・デル・ドゥーガ)

こちらの博物館のセキュリティーチェックは非常に甘かった(笑)。一応、国立博物館の分館なのにね・・・(^_^;)

館内には紀元前1世紀からの石碑を展示する部門とラツィオ州の古代ローマ人部門とに別れ、古代ローマ人の生活を知る博物館となっていたが、こちらもパンフレット等が無いので詳細が分からないまま見学終了(^_^;)。私は博物館の展示よりも、外観として僅かに残っている浴場跡のドーム状の天井や壁のほうが印象的だった。

前回ローマに来た際には有名な「カラカラ浴場」に行ったが、確かに「古代ローマ浴場跡」としてはあちらのほうが規模も大きく綺麗に残っていたと思う。当時のカラカラ浴場の収容人数が「1600人」であった事に対して、こちらはなんと「3000人」!!断然こちらの浴場の方が規模が大きかったらしい。見学しているうちに周囲は夕闇に包まれ始め、遺跡は徐々にライトアップされて行き幻想的な雰囲気に♪この光景もステキだった(*^_^*)

 

PM17:50、ホテルに帰着。今日のランチは自作サンドイッチではなくちゃんとレストランで食べたので、夕食は軽くていいよね〜と持参した和食で済まし、荷物整理をしたりしてPM22:00頃に就寝 zzz(=_=)zzz