ペルー旅行記 (’12.9.22〜9.30)

★ 準備編 ★

今年の長期休暇も昨年と同じ上司が勤務シフトを作成するために、「有給休暇使用日数は3日まで」という厳しい条件付き(-_-;)。なので、昨年同様の7日間〜8日間の日程で検討を開始した。

6月初旬〜中旬 行き先をイタリア2都市と考え、まずは航空券探し開始。

・・・が、しかし。ローマやミラノへの直行便は全て満席。乗り継ぎ有りのフィンランド航空等も格安便は満席で、代替案として代金設定高めの便をオススメされるが、「乗り継いでまでその金額は出したくないよねぇ〜」って金額ばかりで難航(-_-;)

6月下旬 イタリア行きは保留・・・ やっぱり、我が家の定番:南国リゾートにしようか?と考え始める。

すっかりリピーターになってるモルディブで、水上コテージ有り&シュノーケルに適したハウスリーフのあるリゾートを探し、「南マーレ環礁:エンブドゥヴィレッジ」「バア環礁:リーティビーチ」「南アリ環礁:アンガガアイランドリゾート」辺りを問い合わせ。

スリランカ航空なら空席あり。リゾートのホテルは「満室連絡は入ってないが、正式予約後に現地手配を行う」との事。

金額とハウスリーフの良さから「南マーレ環礁:エンブドゥヴィレッジ」で手配開始。

「有休3日」+「祝日」+「公休」を組み合わせてめいいっぱい休めば「9日間」が可能である事に気づく(笑)。もしかしたら融通が利かない上司がその前後の週を「6日連続勤務」とかにしちゃう可能性もあるけど(-_-;)、まぁ〜、休めるのなら頑張るっ!p(^-^)qと覚悟を決め、「9日間の日程」も含めて検討再開。
6月下旬 shinjiが「9日間あれば、モルディブと同じくらいの金額でマチュピチュに行けそうだけど?」と言い出し(笑)、ペルーもリサーチ開始。

「ペルー完全フリープラン9日間」で数軒の旅行会社に問い合わせ。

アメリカ乗り継ぎ便で航空会社を選ばなければ空席は有りとの返事が多い。各旅行会社で扱っている航空会社が違うので、金額や内容を比較して吟味。

7月初旬 ペルーに強いという噂の「ファイブスタークラブ」で手配を開始。「デルタ航空」利用で申し込み。

◇【マチュピチュ・サンクチュアルロッジに泊まる】空中都市マチュピチュ&クスコ&ナスカは陸路で空から地上から観光 \328000/1名、別途、燃油サーチャージ、空港利用料必要◇

7月6日 数日後、申込書が到着。・・・が、郵便番号の間違いを始めとして(よく無事に届いたもんだ・・・(-_-;))、書面内にも間違いが多発!

1・「査証が必要なのでパスポートを送付してください」 → どこをどう調べても、ペルーは 「180日以内の観光目的渡航は査証不要」 とある。な〜んにも知らない人なら、すんなりと大切なパスポートを送付してしまうところだ(怒)。

2・「ホテルの手配は入金確認後に行います」  → 一体いつ決定するのか?手配出来なかった場合はどうなるのか?等に関しての記載が一切ない。

3・「アメリカ電子渡航認証システム(ESTA)の申請が必要なのでパスポートのコピーと質問書に回答して同封」 → 手数料1名¥4200!以前無料期間中(笑)に申請した経験があるので自分で出来る事は知っているが、「ご自分で申請する際は不要」等とかの追記がされてない。

4・「航空便のお席はご用意出来ております」 → 案内書にはその時刻の記載が一切なし。

とりあえず 1&2 についてメールで問い合わせしたが、その返事に自分のミスを詫びる文章は一切なく、安くはない旅行代金なのにこれだけ不備やミスがあると全く信じられないっ!という事で、shinjiが電話して担当者を変更してもらう。ニシダさん→サキさん

7月10日 ペルーの手配が難航しているので、第2候補先として「ワールドツアープランナーズ」さんで 「南マーレ環礁:エンブドゥヴィレッジ8日間」 で申し込もうと思ったが、予約しようとしているプランがスリランカ航空早期割引」50日前以降の取消は、割引分(¥10,000/1名)が自己負担として必要」との記載になっていた。

マチュピチュのホテルのキャンセル料発生(45日前)よりも更に早いっ!・・・とりあえず、「スリランカ航空早期割引の適応無し」(^_^;)というのは可能なのかどうか聞いてみる。

マチュピチュで宿泊予定の「サンクチュアリロッジ」が満室との返事 → キャンセル待ちするか?別のホテルにするか? また、確保出来た場合、通常のキャンセル料発生日(30日前)よりもずっと早い45日前から1部屋につき100,000円のキャンセル料が掛かるという連絡。

マチュピチュ遺跡の見学時間を考えるとこのホテルだけは譲れない!でも、ホテルが確保出来た場合、8月8日からいきなり10万円もキャンセル料を取られる事になる(@_@)。自分だけでなく親の体調も考慮するとかなり危険な賭だけど・・・ まぁ、その時はそのとき!と割り切って(笑)、キャンセル待ちする事に。ついでに、日程を組み替えるとマチュピチュ泊の選択肢が増えるらしいのでサンクチュアリロッジは2日間のどちらかのキャンセル待ちでお願いする。

7月12日 「スリランカ航空早期割引」を付けなくても手配可能。また、その場合には30日前よりキャンセル料発生」と確認 → これなら「サンクチュアリロッジ」の結果待ちが出来るので予約をお願いする。しかし、リゾートの水上コテージの空室状況は現地からの回答待ちのため数日掛かる。

◇エンブドゥ・ヴィレッジ(全食事付き)8日間 \178,000/1名 別途、燃油サーチャージ、空港利用料◇

7月19日 エンブドゥヴィレッジ:水上バンガロー手配完了の連絡(~o~)/ これで、とりあえず「何処にも行けない」という悲しい結末はなくなった(笑)
7月下旬 ペルーは 『入国時、パスポートの残存期間が6ヶ月以上』 という制限がある。私のパスポートの残存期間を計算してみたら「9月末入国」の時点で半年分は残っていない。モルディブなら『滞在日数以上』でOKなので問題ないのだけど・・・。今持ってるパスポートの半年分を捨てる事になるけど、泣く泣く更新しに行かなくてはならない。8月の平日に休みが貰えるかどうか不明なので、他に予定の無い平日に申請に行き、月末にNewパスポートをGET!(^_^)v
8月8日 9/24宿泊分の「サンクチュアリロッジ」に空きが出たとの連絡。

高額なキャンセル料が掛かるホテルなので、“とりあえず押さえているだけ”の旅行会社は、キャンセル料が発生するこの日に絶対にキャンセルするだろうという私の読みは的中♪(^_-)b → 正式にホテルからの回答待ちとなる。

8月9日 9/24宿泊分のサンクチュアリロッジの確保完了!ついでに、他の都市のホテルも全て確定。これで無事にペルー行きが決定!
8月10日 今更だけど・・・(^_^;) 利用航空会社は、最初はツアー代金が若干安いAAUAを希望していたが、満席とのことでデルタ航空で予約していた。この時期なら多少キャンセルも出て状況が変わっているのでは?と考え、念のため再度問い合わせ(笑)
8月11日 「AAもUAも空席有り」との返事。しかも、8月になってから燃油サーチャージにも変更があったので、ほぼ同じ金額で乗り継ぎ時間や到着時間の条件の良いUAに変更してもらう。
8月17日 サンクチュアリロッジ泊は決定したが、翌日のマチュピチュ遺跡入場料は旅行代金に含まれていない。自分でネットで取得するつもりでいたので敢えて申し込まなかったのだが、8月のある日、重大な事が判明!(@_@)

7月中旬頃までは普通にアクセス出来ていた【ペルー文化庁サイト(→CLICK)】が、ある日突然、TOPページが「AVISO」(←スペイン語)となり、それ以降の画面に進めない!「AVISO」とは訳すと「警告」。そして、英語文の内容を読んでみると・・・

「あまりに多くの偽造カードなどの不正利用があり、これらの不正をコントロールできないため、ペルー国外からの購入ではクレジット払いのシステムを停止することにした」

ガーーンっ!(-_-;) つまり、国内の人しか購入出来ないという事。この警告が解除されるのをず〜っと待っていたのだけど、どうやら出発までに解除されそうもない・・・。自力取得は諦めて旅行会社に追加手配を依頼する事にした。定価128ヌエボソル(1ヌエボソル=約30円)のチケットが手配料込みで、倍以上の8000円になってしまった・・・(爆)。

8月20日 モルディブのキャンセル料が発生する前にキャンセル手続きを依頼。数日後、申し込み金額から振り込み手数料が引かれた金額が返金された。・・・ちょっと無駄使いのお金って気もするが、万が一のために押さえていたので仕方あるまい・・・(-_-;)。
8月下旬 以前勤務していた薬局の門前病院に受診。・・・病気ではなく高山病の予防に【ダイアモックス】を処方してもらうため(笑)。転勤後かれこれ5〜6年経過しているけど、薬剤部のスタッフやDrもまだ私の事を覚えていてくれたので、ついでに他にもあれこれとてんこ盛りの処方箋を書いてもらった(^_^;)
9月2日 アメリカで乗り継ぎするので、ESTA(米国ビザ免除プログラム)(US$14)申請。簡単にネットで、しかも日本語で(笑)申請できるのに、旅行会社に頼むと3倍以上の4200/1名取るらしいから驚き(*_*)。 ところで、アメリカ国内観光なんてま〜ったくしなくて “ただの乗り継ぎ” だけなのに、こんな申請が必要だなんて、アメリカ乗り継ぎめんどくさすぎる・・・(-_-;)
9月13日 最終案内書が到着。・・・が、この期に及んで恐ろしい記載が〜〜っ!!

同行者(←私の事)の名前が、見ず知らずの他人の名前になってる〜〜っ!!

もしこの記載が本当なら、全ての手配がその“他人”で予約されている事になる!(@_@) 慌ててメールで問い合わせすると、翌日、間違いなく私の名前で手配完了しているとのお詫びメールが・・・(-_-;) あり得ないミス。。。

他にも記載漏れがあったので(マチュピチュ往復の列車の時間)指摘して、改めて正しい案内書を送付して貰った。

出発前の時点でこれだけ色々と不備のある旅行会社は、私の人生でも初めて!(-_-;) もうこれだけあれば充分だと思うけど、更に!出発当日にも不備が判明!またそのお詫びの連絡も遅いっ!!(怒) (←詳細は旅行記本編に記載)

私がネットで色々とリサーチしている間にも 「ファイブスタークラブさんは南米に強い旅行会社」 として有名だったので、信頼して手配をお願いしたけど・・・ 今後我が家はこの旅行会社は絶対に利用しないと思う。普通の旅行先と違って、南米って超高〜〜い旅行代金を払っているのだから(^_^;) ほんの小さなミスもあり得ないし、普通の会社なら絶対に許されない事だと思う。

ペルー国内での現地旅行会社の対応はとても良くて、旅行自体に不満は無かっただけに、益々、ファイブスタークラブさんの対応がとても残念ですね・・・。

ペルー旅行記