Spain (Madrid & Barcelona) '08.10.11〜18

1日目(10月11日)

AM8:30、埼玉の自宅を出発。 毎回思うけどホントに成田って遠い・・・。私は前日夜〜当日朝に荷造りをする人なので(^_^;)、昼過ぎの便とはいえ、荷造り時間を含めて普段よりもかなり早起きする事になってしまった。。。

AM9:31発 成田エクスプレス15号 に池袋駅から乗車し、AM10:57 成田空港第1ターミナルに到着。

集合時間はAM11:20。 我が家にしては非常に珍しく“集合時間前”に空港に到着した(笑)。「集合」と言っても個人旅行なので誰かが待っている訳でもなく、BA(ブリティッシュエアウェイ)のチェックインカウンターで普通にチェックイン。ロンドン経由マドリッドまでの航空券を受け取り、まずは両替へ。時間はたっぷりあるので空港内の各銀行のレートを比較して一番レートの良かった銀行で両替(∈1=¥137.98)。銀行により最高で約¥2程度の差はあったので、歩き回って大正解!

離陸後の最初の食事はたぶん・・・PM2:00過ぎになるはず(離陸時間から最低30分はかかる)。そんな時間まで私のお腹がもつはずはないので(笑)、とりあえず軽めの食事を食べてから出国審査に向かった。

出国審査場は全く混雑もなくスムーズに通過しGate16に到着。待っている人の半分位が日本人だった。日系航空会社以外の便でこんなに日本人が多いのなんて初めてかも。我が家は乗り継いでスペインへ行く身だけど、・・・ロンドンってそんなに日本人に人気あるの〜?(?_?)

PM12:45、搭乗開始。

我が家の座席は「3−4−3」配列の中央4人掛けの左側2席。周囲に空席があるかどうかとキョロキョロしていたが完全に満席で、横になって寝る夢は早くも散った・・・(>_<)。 更に、我が家の後ろの座席は2席オーバーブッキングしてしまったらしくCAさんが急にバタバタ!我が家の席でなくて良かったけど、あの2名は結局どうしたんだろ?

PM13:20、成田空港発BA008便は定刻通り離陸。

機内は満席といえど、On Demandの個人モニターだし、アルコールも無料だし(スパークリングワインは有料)、私にとっては充分な環境♪

ワインは赤白、各2種類ずつ(フランス産orオーストラリア産)ある中から選べた → 

食事とトイレと睡眠以外の時間は、映画「インディ・ジョーンズ」や「Speedレーサー」を見たり、イングランド・プレミアリーグのゴール集(←イギリス行きの便だからネ)を見たりしながら過ごした。

1食目

メイン:チキン照り焼き&ライス メイン:イギリス伝統料理「シェパードパイ」

『伝統』という言葉に惹かれた「新しい物好き」の私は(笑)「シェパードパイ」をチョイス。挽肉(本来は羊肉らしいが、今回は牛肉だった)の煮込みの上にマッシュポテトをのせてオーブンで焼いた物。 「・・・(-_-;)」 『イギリス家庭の素朴な味』と表現出来なくもないが、普段、機内食は完食する私だけどこの料理は食べ切れなかった〜・・・。 よく、「イギリス料理はマズイ!」と言われるけど、こんな感じの料理が多いからなのかなぁ〜?イギリスに行った事のない私の初イギリス料理の感想でした。

離陸から6時間後。1食目の終了時刻から約4時間半後くらい。。。

機内は寝ている人も居るので暗い中をガラガラと何かが運ばれて来た。水&小さいサンドイッチ&ブジャ(インドのスパイシーなスナック菓子。私の大好物♪)の軽食ボックス。・・・さすがの私でもお腹空いてないのでお持ち帰り。。。(^_^;)

更に、ギャレーではカップラーメンのサービスも始まったようで、機内あちこちでカップラーメンの匂いも・・・(笑)。運動もしてないのに出てくる物全て食べてる人もいるからビックリ!

離陸からこれくらいの時間が経つと飽きてくる人もいるようで、機内を歩き回るおじいさん&おばあさん、トイレの順番待ちの間にしゃべりまくるオバチャン、同じ団体ツアーメンバーの席に遊びに行ってお喋りする人 etc. 周囲がかなり騒がしくて、その後は熟睡出来る環境ではなかった・・・(-_-;)

機内サービスは既に2食出てるし、もう到着まで何も出ないだろう・・・と思っていたら、到着2時間前。ガラガラと“また”何かが運ばれて来た!!

3食目
白身魚の餡かけ ペンネパスタのトマトソース

たぶん、私の記憶では14時間半のフライトだった成田〜パリ便でも2食だった記憶が・・・。今回のフライトは燃油サーチャージがメチャクチャ高かったのでこれくらいサービスして貰っても金額に合わないくらいかもしれないけど・・・でも、12時間のフライトで3食は多過ぎなのでは??

 

PM18:00 (日本との時差-8hr)。定刻より45分遅れてロンドン・ヒースロー空港到着。

今回の旅の重要な関門のひとつが、ここヒースロー空港での乗り継ぎ。 ヒースロー空港はターミナルビルが@〜Dまであり、ターミナル間移動がかなりややこしい。 我が家のフライトが決まったのが旅行出発1週間前だった事もありリサーチがやや不十分だった・・・ でもまぁ、英語圏なので分からなくなったら誰かに聞けばいいさ(笑)。

BA008便はターミナルDに到着した。乗り継ぎは同じBA便なのにターミナル@まで大移動しなくてはならない。

まずは紫色の「Flight Connections」という看板に従って、ターミナル間無料シャトルバスの乗り場へ向かう。そして、「Terminal1」と書かれたバス乗り場を探す。「Flight Connections」には案内係もちゃんと居たので分からない人はその人に聞けば大丈夫(^-^)b。 バスに乗り10分くらいでTerminal1に到着。再び「Flight Connections」の看板に従って進むとセキュリティーチェックに到着。久しぶりにセキュリティーチェックで靴を脱がされた(^_^;)。

セキュリティーチェック後、今度はターミナル内のTVモニターで搭乗便のゲートを確認する。 我が家が乗る予定の便の欄にはゲート番号ではなく「Delay」の文字が・・・(-_-;) どうやら遅延の模様。しかも変更後の出発時間の記載もない・・・。これじゃ何処にも行けないじゃない。。。

仕方なくモニター近くの席に陣取り、案内が出るのを待つ事に。。。しばらくすると、一緒に成田からやってきた団体ツアー2組がゾロゾロ到着。他にも機内で見た顔がちらほら。同じ便に乗ってきたほとんどの日本人がこのターミナルに移動してきていた。どうやら皆さん、イギリス旅行ではなくスペイン旅行のツアーらしい(笑)。

最新設備の整ったターミナルDに比べて、ターミナル@はかなり古くて店もあまり無いのだけど、ビル内をウロウロしたりしながら1時間程時間を潰したところで、やっとモニターに「20:45 BA462 Madrid 5b」という案内が出た!どうやらなんとか今日中にスペインまで行けるらしい(^_^;) 「Gate5b」はターミナルビルの端のほうにあり、細くて古い廊下のような場所をかなり歩いて「Gate5a」〜「5c」までが1ヶ所にまとまった空間に出た。

PM20:45、ロンドン発 BA462便は定刻より1時間程遅れて離陸。

座席は「3−3配列」の左端。機内は成田から一緒にやってきた日本人がい〜っぱい(笑)。

2時間程のフライトの間ず〜っと揺れが続いたが、ドリンクサービスの瞬間に起きただけであとは睡魔に勝てずにほとんど寝ていた。 ドリンクサービスと一緒にサンドイッチが配られた。・・・食パン丸々2枚分。こんな真夜中に食べられません・・・(-_-;) またまたお持ち帰り品が増えてしまった(笑)。

PM23:45(ロンドンとの時差+1hr)。定刻より45分遅れでや〜っとマドリッド・バラハス空港到着。

古い3つのターミナルの北部に2006年2月に新しく出来たターミナル4のGate「T4S」に到着。案内に従って入国審査場まで来てふと気が付いた。機内でず〜っと寝ていたので入国カードを貰っていない!! 団体ツアーでない為、事前には貰えないから機内で貰って記入しようと思っていたのに〜(汗)。 ・・・が、入国審査場内をキョロキョロしてみたがそれらしき紙も記入するようなスペースも何も無い。・・・分からん・・・(?_?) ま、いいか。窓口で何か言われたらその場で紙を貰って書けばいいワ(←超前向き思考・笑)。

パスポートチェックの自分の順番になり窓口に立った所で目の前に例の入国カードらしき紙を発見。 「たぶん、この紙を書けって言われるよね?」と思いつつ、めんどくさいのでとりあえずパスポートだけを出してみる(笑)。チェック終了後、ユーロ圏にしては珍しく入国スタンプを押してくれて ・・・あっさり終了。あれ?入国カードは要らないの〜??これで万が一、出国時にトラブるのも嫌なんだけどなぁ〜(-_-;)。 もしかしたら入国カードは要らなくなったのかもしれないし、ここで色々聞くとホテルに着くのも遅くなりそうな予感がするから、・・・とりあえず通過しちゃえ!(笑) < 帰国後調べたところ、『シェンゲン協定国』 を経由してスペインに入った場合は入国カードは必要ないらしいが、ロンドンは 『非シェンゲン協定国』 のはずなので本当は必要だったと思われます・・・ >

入国審査を無事(?)通過したあとはスーツケースが出てくるのを待つ。ベルトコンベアーが回り始めるまでにだいぶかかり、更に、我が家のスーツケースが出てくるのにもかなり時間がかかって、結局、空港の外に出られたのは日付も変わったAM1:00だった・・・(-_-;)

さて。ここで今回の旅の第2関門。・・・ホテルまでどうやって行く? 団体ツアーならバスがお迎えに来てる所だけどね。。。(^_^;)

真夜中の移動になるのが分かったのが1週間前。旅行会社の送迎を頼むにしても金額はタクシー利用よりもかなり高いし、申し込み期限も過ぎていたのでもう自力で行くしかない。 昼間だったら人に聞きつつでも一番金額の安い地下鉄を選ぶのだけど、ヨーロッパの中でも治安が悪いと言われているスペインの、初めての地下鉄乗車が真夜中とは危険がかなり大きい・・・(-_-;)。 エアポートバスで市内中心部の「コロン広場」まで行っても、そこからは地下鉄orタクシーに乗らないとホテルには辿り着けない・・・。

日本人の女の子二人組が地下鉄乗り場に降りて行くのを眺めつつ、我が家は無難なタクシー利用に決定。空港の外のタクシー乗り場には長蛇の列が出来てるような状態ではなく、すぐにタクシーがやってきた。

運転手さんは真面目そうな若いお兄さん。 こっちがスペイン語はもちろん英語すら出来ない日本人だと思われると騙される可能性もあるし(^_^;)、若い人ならたぶん英語くらいは通じると思って声を掛けてみた。行き先のホテルを知っているかどうか確認して、そこまでの金額を確認。無事、意志疎通が出来て(^_^)v 「∈40前後くらい」との返事だったので乗車する事に決定。

せっかく英語が通じる事が分かり、市内到着前に激しい雷雨に見舞われ稲光&視界最悪&ワイパーがあり得ないスピードで動いたりして(笑)会話のネタはたくさんあったのだけど、私は睡魔と闘いつつも騙される事のないようにキョロキョロもしなくてはいけなかったので、そんな会話を楽しむ余裕など全く無かったのが残念。。。

空港から30分程で、目の前の道路が雷雨で川のような状態になったホテルに到着(笑)。

タクシーのメーターは「∈41.5」になっていた。ガイドブックには「市内まで約∈30を目安に」と書いてあったけど、今回のホテルは市内中心部からやや離れており、基本料金の他に空港使用料深夜割増料金 etc.がプラスされるのでこんなもんだろう。運転手のお兄さんもメーターを指さしながら「特別料金が∈5.25プラスされてこの金額だよ。」ときちんと説明してくれたし、たぶん騙されてはいないと思う(笑)。小銭が無いので紙幣を渡してお釣りを貰い、スーツケースをホテル入口まで運んで貰って、そしてタクシーは去って行った。

・・・あ゛っ!!チップ分の小銭を渡すのを忘れた。。。日本には無いチップ習慣。いつも海外での最初の支払いの時って忘れちゃうのよねぇ〜(^_^;) あのお兄さん、とってもいい人だったのにゴメンなさい!!

AM1:30。ホテルチェックインも問題なく済まし(←英語でも全然問題無かった♪)、日本の自宅出発から計算してちょうど24時間の大移動で、宿泊先のフロリダ・ノルテ・ホテルの533号室に到着。

やっとベッドで寝られる〜♪ やっぱり、乗り継ぎ有りのヨーロッパは遠いわぁ〜・・・。さすがに機内で眠れるタイプの私でもかなり疲れた。。。(^_^;)

※ホテルの設備等の詳細については後日別ページ作成予定※ 

これが団体ツアーだと、「明日はAM8:00出発です。」とか言われてとにかく早く寝なくちゃならないから大騒ぎなんだけど、今回はそんな心配がないので、バスタブにお湯をはりゆっくり浸かってから就寝 ・・・zzz(=_=)zzz