2回目の夏休み?お気楽女2人旅 台湾編 

1日目(9月20日)

AM9:30。池袋駅「みどりの窓口」で今回の旅の相棒「ひびきsan」と待ち合わせ。

事前にインターネットで予約してあった「成田エクスプレス(NEX)」のチケットを受け取る。昨年の香港旅行の時は京成線の普通列車で旅気分が出ないまま空港に向かったが、今回は時間的にNEXがちょうど良かったので、ひびきsanは初、私は2回目の乗車となった。ちょっとお値段高めだけど、空港まで乗り換えがないから楽チン♪

AM10:39発 成田エクスプレス15号 → AM12:00 成田空港第2ビル到着。

旅行会社の案内書通りGカウンターへ向かった。まず、ここで航空券と滞在中のホテルクーポン等を受け取る。係員は愛想の悪いおじさん。ほとんど何も説明がなかった。私は大体の手順を分かっているからいいけど、「これが初海外!」って人にとっては非常に不安になる状態だと思う。。。

続いて航空券を持ってチャイナエアラインのカウンターで自分でチェックインをする。こちらの係員さんはとても親切。まあ、航空会社の人間なので当たり前かもしれないけど。。。

「通路側のお座席でよろしいでしょうか?」と言われ、「2−3−2の通路側?それとも3−4−3の通路側?」「3−4−3の並びで、3人掛けのお席の通路側になります」「・・・ってことは窓際は空いてないんですよね?」などと私と係員さんとの間で座席調整の会話をしていたのだが、この会話、ひびきsanには何の会話をしているのか全く分からなかったらしい(苦笑)。結局、機内は満席だったので、ひびきsanに窓からの景色を見せてあげよう♪という私の計画は実現しなかったのだけど。。。

無事チェックインを済ませ、荷物も預け身軽になったところで昼食を食べに行くことにした。

たった3時間半ほどのフライトなので、「機内食は出たとしてもきっと軽食だろう」と考えて空港内レストランできちんと食べた。食事中にやや大きい地震があって、飛行機が飛ばなくなるのでは?と不安になったが、特に大きな混乱も起きずに飛行機は滑走路から順番に飛んでいるようだった。

出国手続きを済ませ、「Yahoo!CAFE」で自分のサイトに書き込みをしてからゲートに向かった。

PM14:15 CI(チャイナエアライン)17便は定刻通り成田空港を出発。

ちょうど台風15号が日本へ向かっている時だったので機体は結構揺れていた。

少し機体が安定してきたらお楽しみの機内食の時間。きっと軽食だろうと思っていたのに、「メインはジャージャ麺うなぎ丼、どちらが宜しいですか?」とCA(キャビンアテンダント)が聞いてきた。そしてテーブルの上に置かれたプレートにはたくさんの料理が・・・。「うっそ〜!空港でちゃんと食べなければ良かった〜(>_<)」 ・・・とか何とか言いながらも、結局ふたりとも完食したのだが・・・(笑)。デザートのマンゴープリンが絶品♪

私が頼んだのはジャージャー麺。中華系航空会社だけあってニンニクがきいていておいしかった!

ひびきsanはうなぎ丼。日本の「うな重」を想像していたが、「うなぎの卵とじ」だった(^_^;)

 

台湾到着直前に入国書類が配られた。

台湾と言えば、今年3月頃から数ヶ月間SARS騒動があった国。当然、出入国書類は今までより1枚多くSARS専用のイエローペーパーも配られた。

1ヶ月前に行ったフィジーの入国の時は体調に関する質問事項だけだったのだが、今回は更に詳しく、滞在ホテル名や電話番号、座っている座席番号等も記入欄があった。きっとあの時期は大変な騒ぎだったのだろう。。。

PM16:45 定刻通り台北・中正国際空港着。入国審査もスムーズに通過。ゲートを出た所には日本人ツアー客を待つ現地旅行会社の看板がい〜っぱい!これから、私の嫌いな「団体行動」が始まる。。。

今回私達がお世話になったのは「ナルワント(台湾語で「いらっしゃい」の意味)ツアー」という現地旅行会社。

名前の確認をして、しばらく到着ロビー内で待つよう言われ、空港内で他のツアーメンバー全員が集まるのを待った。

到着ロビーは天井が低く、鉄骨も剥き出し。。。日本の空港って綺麗なんだな〜と実感。。。

帰国後にshinjiから聞いたのだが、この日、福岡空港発台北行きのチャイナエアラインは<前脚を格納できない>というトラブルが起こり、2度も離陸後に引き返し、機体の乗り換え等で台北到着はかなり遅くなったらしい。

メンバーが集まるのを待っている間にツアー会社の人はそんなこと一言も言ってなかったのだが、きっと私達が空港を去った後、福岡からのツアー客を待つ旅行会社さんは夜遅くまで大変だったに違いない。

メンバー全員集合後、大型バスに乗車して台北市内へ出発。

予定表には「両替店で両替後ホテルへ・・・」などと怪しい言葉が書いてあったのだが、実際には「両替店」ではなく車内での両替だった。成田で飛行機搭乗ギリギリまで何処で両替しようかと悩んでいたのだが、結局、ちょっとしか両替しない予定なので途中では両替をせずにこのバスに乗っていた。でも、車内両替のレートは、成田空港で確認したレートとほぼ同じだったので、良心的なほうだったのではないかと思う。

この車内での両替で私がひじょ〜に驚いたこと。。。それは、私達ふたり以外のメンバーは、みんな一人¥50000とかの両替をしているのだ!!!物価が安いと有名なココ台湾で、一体何を買おうというのだ?しかも今の時代、クレジットカードもあるんだけど!?私にとっては、とっても不思議な車内での出来事だった。

PM8:00。途中、いくつかのホテルに立ち寄ってそれぞれツアー客を降ろしつつ、私達が泊まる「HOTEL VISCONT TAIPEI」に到着。

日本人が良く利用するホテルらしいので、日本語もまあまあ通じるのだが、なにせフロントが小さい!チェックインの係も2人しか居なくて、10数組の日本人が一度に押し寄せたために大騒ぎになっていた。運良く2番目にチェックイン出来たのでサッサと部屋へ向かったが、そういえば、朝食の説明がなかったような気が・・・?ま、部屋に案内があるだろうと気楽に考えていた。

夕食は機内食を食べ過ぎたので無し。「さあシャワーを浴びて寝ましょ〜♪」・・・と簡単には行かないのが私の旅(笑)。部屋にはホテルに良くあるような館内案内書がない!!!・・・ってことは明日の朝食が分からないじゃない!

とりあえず、翌日以降の予定も考えて、荷物を置いてすぐにMRT(Mass Rapid Transit新交通システム←日本の地下鉄のような感じ中山駅まで歩いてみることにした。ホテルから駅まで歩けないような距離なら今後タクシーの利用が必要になるのだが、道路脇のお店を覗きながらプラプラしているうちに駅に到着。この距離なら充分歩ける!と自信を持ってからホテルへ戻った。途中、コンビニで夜食用にマンゴープリン(T$20)を購入♪

そして、朝食のコトについて聞くためにフロントに立ち寄ったが、さっきの日本語が出来る人ではなかったので、英語で朝食の場所と時間を確認。日本語が通じなくても英語が通じるとなんとなく安心♪

部屋はちょっと古めだけど、こじんまりとしたヨーロッパ風。

洗面所もお世辞にも綺麗とは言い難いが必要な物は揃っているので良しとしよう。

ペットボトルのミネラルウォーターとポットのお湯は無料。ただし、お茶セットは置いてない。

TVを付けてチャンネルを変えていたら日本のNHKが映っている!ココは沖縄石垣島の近く。NHKくらいは余裕で映るらしい。

夜のうちにデジカメの充電をしておきたいと思い、充電器のコンセントをTVのコンセントと同じ所から取ろうと差し込んだ。・・・すると、突然、TVが消えた。。。慌てて両方のコンセントを抜いて、再度TVのほうだけコンセントを差し込んだが画面は「ザーーーーーー」と言うだけ。。。ガーン!あ〜あ。またやってしまった・・・(笑)。

こういったトラブルにはそろそろ慣れてきているので(^_^;)、たいして慌てることもなく出来る限りの行動をしながらも、フロントへ行くことを想定して、頭の中では「充電器を差し込んだらTVが映らなくなった・・・で、いいのかな?」と、英文組立てをしていた。ふたりでガチャガチャいじっているうちに、ふいにTV復活。理由は不明だが、とりあえずそのコンセントに充電器を差し込むのはもう辞めることにした。TVが見られなくなるのは困るし・・・(笑)。

その後、シャワーを浴びてマンゴープリンを食べて、明日の1日団体行動に備えて早めに就寝・・・。