ベトナムA('24.1.27〜30)

2日目(1月28日)〜その1〜

AM6:00 起床。窓の外からの騒音、ホテルの廊下や隣室の音も気になってやや寝不足気味の朝。

AM6:30 朝食は上層階にあるレストラン。

まだ誰も来ていなくて角の窓際のテーブルが空いていたので、手前のビルがちょっと邪魔だけど(^_^;)海を眺めながらの朝食。エッグステーションとヌードルステーションがあったので「フォー」をオーダーしてその場で作ってもらった♪

AM7:20 昨日のメールに「7:30ホテルロビー集合」と書かれていたので少し早めにロビーへ。ガイドさんのお迎えはほぼぴったり。

東南アジアにしては比較的ちゃんとした綺麗な中型バス。我が家が一番最初のお迎えらしく、車内にはまだ誰も乗っていなかった。ガイドさんは「車内で待っていて」と言い残して徒歩で出かけて、1人旅のアジア系男性を連れて戻って来た。

AM7:40 バスは出発〜♪

ミネラルウォーターを1人1本ずつ配布され、次のお迎え先ホテルに向かう間にガイドさんと簡単なやりとり。英語だけど必要だと思わる部分はほぼ理解できた。

まず最初に「今日1日のツアー中の連絡用にLINEのお友達登録をして欲しい」と言われた。おー!なるほどそう来たか!!はぐれた時にはLINEで連絡を取るのね〜。 ガイドさんのスマホにはめちゃくちゃたくさんのアプリのアイコンが並んでいたので、日本人は「LINE」だけどその他の国の人はその国ごとの同じようなアプリで登録しているようだった。ツアーもそういう時代なのねぇ〜。
今日のゲストは計18名。これから3時間掛けてフエに向かい、観光とランチを済まして、また3時間掛けて戻って来るという日程。

AM8:20 ホテルを数ヶ所巡って合計7組のピックアップ完了。

日本人は我が家と一人旅男性(特に必要無かったので結局最後まで喋らなかったけど・笑)、その他、中国人、6人組の韓国人、台湾人、 中東、アメリカ、インドと国際色豊か〜♪これだけいろんな国の人がいると時間を守らない人とかいそうなもんだけど、今回のメンバーはどうだろう?(笑)

バスはダナン市内を離れ、高速道路に入り山の中へと・・・。

AM9:00 ダナンから北へ約50kmほどの所にあるLANG CO」という湾に面したパール店に到着しトイレ休憩20分。

トイレはこのショップの一番奥にあったので、パールジュエリーと店員さんが待ち構える中を通過したけど特に勧誘はされなかった。なんて良心的♪

女子トイレは比較的綺麗だったけど、案の定、鍵は壊れてました(^_^;)。“海外トイレあるある”なので今さら動揺はしませんけどね〜(笑)。

トイレを済ませたらサッサと店の外に出て集合時間まで湾内の様子を見に行ってみた。

左)写真奥のほうに見えるのは水上レストラン。
店内の雰囲気も良くて手頃な価格でシーフードが食べられるらしい♪

右)インスタ映えしそうなブランコ

左)ランコー湾は養殖牡蠣の産地らしく漁師さんがせっせと作業中

右)自転車のチューブが違法投棄されてる!?と思ったけど、どうやら牡蠣の養殖にこのチューブを利用しているらしい!

この辺りはベトナム中部の港湾都市で、海側には隠れ家的ビーチリゾートがあり海と山に囲まれた豊かな自然の中で時間を忘れてゆっくり過ごすのにぴったりらしい。

フエ市内に入るとやや賑やかになって来た♪

AM10:50 「フエ王宮」に到着。旧市街の外でバスを降りて徒歩で王宮へと向かう。

← 旧市街の門

王宮内にはトイレが無いので王宮入場前にトイレを済ましていよいよ入場です!

ガイドさんがまとめてチケットを買ってくれて後ろにくっついて入場しただけでチケット半券すら渡されず。。。
チケット売り場付近に日本語パンフレットもあったんじゃないかと思うけど、それすらも貰えず手ぶらで見学、、、涙。

王宮入場料:大人200000VND(フエ王宮とフエ宮廷骨董博物館入場料を含む) 。「フエ宮廷骨董博物館」は王宮外の東側にあるらしいけど、今回のツアーでは入館無しでした。。。

 

フエ王宮(世界遺産)

1802年から1945年まで143年間の長きにわたりベトナム最後の王朝が置かれたグエン朝王宮。世界遺産に登録されている建築物の中でも最高峰。
周囲2.5kmの城壁に囲まれた広大な敷地内には宮廷文化を今に伝える建築物が残っている。ベトナム戦争により大半が破壊されたが、現在は修復が進み多くの建築物が往時の姿を見せてくれている。

ヴォーバン式城塞の飛び出た部分(稜堡)に建つフラッグタワー
王宮の南に位置する「午門」は高さ17m、幅58m。

コの字型の門に5つの入口があり、中央が皇帝と各国の大使、向かって右(右夾門)が文官、左(左夾門)が武官のための入口。
そのさらに両端にある2つの入口(右闕門、
左闕門)は兵士・馬・象が使用 。

午門は入場専用、退場は東門(顕仁門)か北門(和平門)からしか出来ないので、午門正面の写真を撮りたいなら入場前に思う存分忘れずに撮影を!

この午門の上の建物内が簡単な博物館になってます。

ガイドさんの説明無しのフリー撮影time。
高そうだけどよく分からない(笑)貴重な品がたくさん展示されてました。

 

左)午門の2階部分から眺める王宮内

右)午門をくぐった先にあるこの門の奥の方に見えるのが皇帝の即位式などが行われた「太和殿」

興廟へ続く「廟門」

この門の先にあるのが初代皇帝ザーロン帝の父であるグエン・フック・ルアンを祀る興廟。

 

「彰徳門」

興廟から出た所にある門。
見た目が他の門よりも綺麗なので割と近年に修復されてたのかも。細かな装飾が素晴らしい!

 

「顕臨閣」

1821年に建てられた3階建ての見事な建築物。奥にある「世廟」の前閣となっています。

「世廟」

1821年に建てられたグエン王朝の歴代皇帝の位牌を祀る場所です。2棟連棟形式で建てられた13間の横に長い廟の中には10人の皇帝の祭壇が柱間におかれています。

「紫禁城」の回廊

紫禁城は王宮内部の宮殿地域で皇帝の政務および生活区画として王宮内の他の施設と分け隔てて1804年に建設されました。

ササーっとかなり早回りでの見学。

帰国後に王宮の地図と自分の写真を照らし合わせてみたら、たぶん1/3程度しか見学していないような、、、(^_^;)。
かなり広大なので、きちんと全ての建造物を見学しようとすると半日くらい必要かも。

なるべくガイドさんの近くで説明を聞くようにしていたけど、やはり久しぶりのall英語ガイドのヒアリングは難しかったー!他のツアーメンバーは英語ペラペラでガイドさんの説明の途中に横入りで質問が多くて(汗)、ガイドさんの説明が長くなり見学箇所が減ったんじゃないか?という気がする。。。

そんなツアーメンバー全員での集合写真が下。ツアーの途中あちこちで集合写真や個人写真をガイドさんが自分のスマホで撮影していてくれて、ツアー終了後、夜にLINEでた〜くさん送られて来ました(笑)。昔のように「1枚1000円で車内販売」とか 今はしないらしい・笑。

PM12:35 王宮の見学を終了して次の見学場所へ移動。

PM12:55 「ティエンムー寺院」に到着。 ・・・お腹空いて来たんだけどなぁ〜、と思いつつ(^_^;)。

ティエンムー寺院(世界遺産)

フエの市街地から5qほど離れたフォン川を一望できる丘の上に1601年に建立されたフエで最も古く美しい寺院。漢字で書くと「ティエン」は「天」、「ムー」は「姥」を意味します。グエン王朝の祖先である広南朝の時代に建てられ、別名「天女の寺」とも呼ばれています。フエには100以上の寺が点在しますが、その中でも歴史を感じられるベトナム・フエの代表的な寺院。

三門

ベトナムの最も特徴的な門建築の 1 つ。このタイプの門はベトナムフエ王宮・仏塔・寺院などの建物で見ることができます。

「トゥニャン塔」

別名「フックズタワー」とも呼ばれる高さ21mの7階建ての塔で各階に仏像が安置されています(内部見学は不可)。

上記のトゥニャン塔の左右後方には六角形の碑亭と鐘楼があり、どちらも広南国6代グエン・フック・チュー帝によるもの。

左の写真は「六角大鐘楼」、中には重さ2tもある鐘が納められていて、フエで一番大きい鐘とのこと。

左)和風の雰囲気もある庭園

右)敷地の一番奥にあるティエンムー寺院の高僧を祀っている記念塔「敦厚澄源和尚塔」

故ティククアンドゥク僧侶の車

愛国心に満ちた僧侶としてベトナムでとても有名な人物。
1945年以降ベトナムは南北に分断され南政府はアメリカ帝国主義に支配されました。
その当時、南ベトナムのゴ・ディン・ジェム政権はキリスト教徒の数が多いことを理由に仏教徒に非常に横暴な政策を行ない、それに反発した彼は1963年6月11日、その弾圧に抗議するためこの車でサイゴンの交通量の多い交差点を運転し焼身自殺を実行したという、ベトナムの歴史背景にとても深い関係のある車。

ガイドさんの説明を聞きながら一通り見学したあと「5分間だけ自由時間です〜」と言われ一旦解散したのだが、、、

PM13:20 待ち合わせの時間にはほとんどメンバーが集まって来なくて(ツアーあるある・笑)ガイドさんが何組か探しに行き全員が揃ったのを確認してから出発。

PM13:40 次に見学するカイディン帝廟へと続く道路沿いにある「Nhà hàng Biet Phu Thao Nhi」でやっとランチです♪

入口を入ると鮮やかなランタンで飾られた庭園が広がり、その一番奥に宮廷風の建物の広いレストラン。ツアー御用達のレストランらしく長テーブルがずら〜っと並んでいて食べ終わってまだ片付けが済んでないテーブルもあちこちにあった。その一角の長テーブルにガイドさんに案内されて、控えめな日本人(笑)はやっぱり一番端の席を選んでしまう・・・(^_^;)。

目の前にはインド人カップルと中東系カップル、右側はアメリカ人男性グループ。

まぁ〜、ホントによく喋る!!(笑) 

話題の内容はだいたいヒアリング出来てたけど、とにかく会話スピードが早くて、頭の中で文章を組み立てるのが苦手な私は全く会話に入れなかった、、、。
こういう時に気軽に楽しくお喋りに入れるくらいの英語力が欲しい!勉強しなくちゃ!! ・・・と、毎回英語ツアーに参加するたびに思うんだけど、なかなかね〜(^_^;)。

ハノイとフエの料理を中心にいろんなメニューがどんどん運ばれて来て、インドや中東系の人は宗教上NGの食材が多いので私の目の前にはベジタリアン専用の別メニューも並んだので他のテーブルより品数が多かったかも。ウエイトレスさんから料理の説明が全く無かったので何が何だか分からないけど、見た目の食材や色で味付けを想像しつつ頂きました(^_^)v 辛い料理は少なくて、比較的あっさりした日本人向きの味の料理が多かった印象。

特に衛生的に問題ないレストランだったけど全ての料理が大皿で提供なので、見知らぬ人との取り分けが苦手な人はちょっと難しいかもねぇ〜、、、(^_^;)。

私が一通り食べ終えて満足しても、同じテーブルのツアーメンバーはダラダラ喋りながら食べていてまだまだ時間が掛かりそうww 我が家はテーブルを離れてトイレを済まし庭園内をぶらぶら。他のアジア系メンバー(韓国人や中国人)もぶらぶらしていたので、アジア人は基本的に食事が早いのかな!?(笑)