桜めぐり@福島 ('13.4.13〜14) 

特に予定もなかった土日休み。突然思い立って(笑)久しぶりに福島まで桜巡りに出掛けた。(あまりにも急でmemoを持たずに出掛けてしまったので、時系列の記載のない旅行記になります・笑)

前回福島へ桜を見に行ったのは・・・ 私の旅行記によると「’04年」(→CLICK)。なんと9年ぶりの福島の桜巡りです!!

2年前の東日本大震災の東北の復興に関して我が家にできる事って、やっぱり「東北地方を旅する事」だと思う。この旅で福島県に少しでも協力出来たのなら嬉しいです・・・。


1日目(4月13日)

埼玉の自宅を出発し東北道を北上。郡山ICで高速をおりたらちょうど昼時だったので、郡山に住んでいた事のある旧職場の先輩に直前に聞いたお蕎麦屋さん:『蕎麦彩膳 隆仙坊』へ。

蕎麦彩膳 隆仙坊

吟味した極上の蕎麦を石臼で挽き、打ちたて、茹でたての「三たて」を頑なに守っている。だしは土佐鰹本節と国産丸大豆醤油仕込み。商標登録「稜飩そばさし(そば刺身)」や揚げ蕎麦がき、季節の蕎麦も絶品。

 

◆お店のサイト◆ → CLICK

野のおろし(\850) 奥会津のあさぎ山大根使用 うすずみ(\800) 極上そば粉を使用している

揚げそばがき(\800)

こういった古民家風の蕎麦屋で外れはほとんどないっ!玄関で靴を脱いで上がり、畳の部屋でいただく極細の蕎麦。落ち着いた雰囲気の中で堪能出来た♪ 名物の「揚げそばがき」は極上のゴマ油でカラっと揚げてあるので香りは芳ばしく、外はカリっと中はもっちり♪2個で800円はちょっと高い気もするけど(^_^;)、なかなか美味しかった!

お腹がいっぱいになった所で、桜巡り開始〜♪(^-^)ノ

「弘法桜」を探してドライブしている最中に普通の民家の庭に立派な紅枝垂れ桜が!最初はこっちが有名な桜の木かと思ったくらい(笑)。

有名な桜なのに立て看板もない場所ばかりで(^_^;)、あちこちで迷子になりながらもとりあえず5本の桜を一気に見学!

弘法桜 (エドヒガン - 推定樹齢250年)

弘法大師がここに寺を開いたことからその名が付いたとされ、小高い丘の上に大きな桜が2本立っていた。

近寄れずに下から見上げるだけだったけど、さすが樹齢250年!かなり大きな桜の木だった。

不動桜 (シダレザクラ - 樹齢推定350年)

不動明王をまつる不動堂の境内にあるためこの名が付いたとされ、「三春滝桜」の子孫と伝えられている。

9年前はちょうど満開だったけど、今回はかなり早めだったらしくほとんど蕾状態だった(^_^;)

瑞雲寺のしだれ桜 (シダレザクラ - 推定樹齢200年)

瑞雲寺というお寺の境内にある桜。道路脇の参道入り口には6体のお地蔵さんが立っています。

桜はそんなに大きくない。石段を登って桜の近くまで行くと、坂の上に立っており前方へせり出していることに驚く。

紅枝垂地蔵桜 (ベニシダレザクラ - 樹齢推定400年)

「三春滝桜」の娘と言われるしだれ桜。この桜の下には地蔵堂があり、昔から赤ん坊の短命、夭折の難を逃れるため、この地蔵に願をかけたと言われている。地蔵桜という名は地蔵堂にちなんで命名されたそうです。

この桜も9年前はちょうど満開で素晴らしい光景だったのだけど・・・ 今回はまだまだ固い蕾ばかり(^_^;)

五斗蒔田桜 (シダレザクラ - 樹齢推定350年)

紅枝垂地蔵桜からほど近い所にある大きく広がった枝を持つ桜。小高い丘の上に立っており、「三春滝桜」の子孫と言われている。

それほど有名な桜ではないのでひっそり。。。この桜もまだ咲き始めたばかりといった感じだった。

ここでちょっと休憩♪

TO-FU cafe おおはたや

老舗豆腐店が経営するお洒落なカフェレストラン。外観は手にのせた豆腐をイメージしている。国産大豆とおいしい水で作られる豆乳や豆腐を使ったデザートや食事が味わえる。

◇お店のサイト◇ →CLICK

三春特産の「三春三角油揚」。一見、「厚揚(生揚)」に見えるけど、厚みのある油揚げといった感じ。添付の甘味味噌と刻みネギと一緒に食べたり、自宅なら中にひきわり納豆や好みの物を入れてオーブンや焼き網で焼いて食べるのも良いらしい♪

「三角油揚」(1枚\150) 豆乳(\200)はおかわり自由♪ 春限定 「桜ラテ」(\380)

さて。後半戦スタート!

雪村(せっそん) (シダレザクラ - 樹齢推定400年)

室町時代の禅宗の画僧「雪村周継」が晩年に住んでいたといわれる「雪村庵」にたたずむ桜。雪村庵にはこの桜以外にも老梅が咲いており、それぞれ「雪村桜」「雪村梅」と呼ばれている。

ここの桜はほぼ満開!赤い屋根の庵と薄ピンクの枝垂れ桜。画になる日本の風景〜♪

だいぶ陽が落ちてきたので、急いで次へ向かいましょ!!

「梅ロード」沿いにあるという「山王桜」を探したのだが・・・ とにかくどの桜も看板が立っている訳ではないので探すのが大変!「日枝神社の裏にそびえる樹齢約500年の桜」と書かれているのだが、神社周辺を歩いてみたが見つからず、時間の関係で断念!

 

天神夫婦桜 (ヤマザクラ・エドヒガン - 樹齢推定500年 - 2本)

張子人形で有名な「高柴デコ屋敷」近くの高台にある。ヤマザクラとシダレザクラが仲良く寄り添うように立っていて、「夫婦桜」と呼ばれている。学問の神様である菅原道真をまつり、祠を建てた時に桜と梅が植えられたと伝えられている。

この2本の桜もほぼ満開!夕暮れの桜も情緒あって良い♪

← 次は「内出の桜」。こちらは離れた道路沿いからも確認出来る。

どうみても普通の民家の庭に咲いている様子・・・(^_^;)

道路からこんな森の中の砂利道を歩く事数分・・・ →

内出(うちで)の桜 (ウバヒガン - 推定樹齢220年)

推定樹齢約220年の内出の桜は、サクラの一種「ウバヒガン」が突然変異したという大変珍しい変種の桜。所有者の先祖が昔、金毘羅宮(香川県)にお参りに行った際、苗木を持ち帰り記念として植樹したと伝えられている。

この桜もちょうど満開!自宅の裏山にこんな大きな珍しい桜が咲いているなんて羨ましい限り☆ ・・・でも、この時期は裏庭が見学客で賑やかで落ち着かないだろうねぇ〜(^_^;)

三春町周辺の1本桜、合計8ヶ所見学。前回に比べると開花前の樹が多かったのが残念だったけど、やはり日本の桜はいいね〜♪

郡山に戻って宿泊先の「大八ホテル」にチェックイン。

ちょっと古びたビジネスホテルだけど、どうせ寝るだけだし、前日に急遽探して空室があっただけでも有り難い。

何処も空室が見つからなかったら車中泊になるところだったのだから・・・(^_^;)

食事付きではないので、郡山駅周辺のレストランを検索。「食べログ」でポイントがそこそこの「ポークソテー」の専門店に行ってみる事にした。

 

元祖肉処 源氏

創業46年の老舗のお店。常連さんに親しまれるポークソテーの専門店。手作りソースも醤油・デミソース・味噌・塩・卵の衣で包みチーズを乗せて焼く「月見焼」と多彩。好みのソースとお肉をロース(\1400)・ヒレ(\1600)から選ん注文する。

豚肉をステーキのように味付けしてじっくり焼いてあり、メニューには全てご飯・味噌汁・サラダがつくのでお腹一杯!! 私はベーシックなソース味の「源氏焼」、shinjiは“チーズのせ卵の衣”でカロリー過多とも思える(笑)の「月見焼」。どちらもやや味が濃かったけど、東北だから仕方ないかな?(^_^;) 想像してた肉の厚みの2倍はある豚肉がやわらかく肉汁タップリジューシーに焼けていて大満足♪ また地方に行きつけにしたい美味しいお店を見付けてしまった(^_^)v