朝食を済ませAM8:30に、旅館を出発し「美ヶ原高原」へ向かう。
美ヶ原高原は、八ヶ岳中信高原国定公園の北東部に位置し、標高2000m、面積600hの台地となって広がっており、北アルプスをはじめとする雄大な山並みの360度の眺望と、200種類以上の高山植物が育つ、日本一美しい高原と言われている。
林道美ヶ原線をまっすぐに行けば「美ヶ原高原美術館」へ着くと思っていたが、「武石峠」で曲がり角を間違え、突き当たりには「美ヶ原自然保護センター」があった。美術館から見ると「王ヶ頭(おうがとう)」という山の反対側にあたる。館内には、熊やキツネなどの剥製、樹木の見本などがある。
この日は、地域のみなさんによるゴミ拾い登山の日。大きなビニール袋を持った人々がちょうど出発する所だった。
地域の人々の努力により、この美ヶ原高原の自然は守られている。 |
再び来た道を途中まで戻り、今度は武石峠でちゃんと曲がり「美ヶ原高原美術館」に到着。
美ヶ原高原の一角に1981年6月、箱根「彫刻の森美術館」の姉妹館として開館。緑あふれる草原の屋外展示場に彫刻作品を常設展示する、ユニークでスケールの大きい野外彫刻美術館。
↑上の写真をclickすると美術館へ入場出来ます♪
美術館でたっぷり1時間半以上かけて、ちょっと早めの「芸術の秋」を満喫してから高原の散策へと向かった。
美術館から車で10分ほどのところにある「山本小屋」付近に車を停め、ハイキングコースへ出発。
実はココから、朝、道を間違って到着した「自然保護センター」まではハイキングコースが整備されている。・・・が、徒歩1時間20分かかる(^_^;)。 脚に自信のある人は、自然保護センターから山本小屋、美術館までハイキングで巡ることもできる。 |
↑上の写真をclickして、ハイキングに出発しましょう♪
ハイキングの後は、そろそろ帰宅の途に・・・。2002年2月に全線無料になった「ビーナスライン」で南下する。
八ヶ岳中信高原国定公園をぬって走るビーナスラインは、信州を代表する観光道路。茅野市街(標高800m)から、八ヶ岳連峰を眺めながら進み、高級別荘地の蓼科高原を貫いて白樺湖へ。さらに、高層湿原とニッコウキスゲの霧ケ峰高原(標高1500m)を経て、アルプスの展望台・美ヶ原高原(標高2000m)に至る全長76km、素晴らしい眺望の高原ドライブウェイ。
途中、休憩で立ち寄った「白樺湖」 |
お腹を空かせた鯉が大口を開けて寄ってくる |
白樺湖から国道152号で北上し、途中から国道142号に入り佐久市へ向かうことにした。
なぜ「佐久市」なのか?と言うと、前日、旅館のPCで佐久市の「コスモス街道」のコスモスが見頃を迎えているという情報を得たから。ちょうど「コスモスまつり」をやっているらしいので、「是非、立ち寄ろう!」ということになったのだが、白樺湖を出発したのが既にPM4:00過ぎ・・・。果たして、明るいうちにコスモスを見ることが出来るのか・・・。
日が傾き始めているにもかかわらず、空腹の為、途中の道の駅「ほっとぱーく浅科」で夕食を摂り、国道254号「コスモス街道」に到着。無事に日の入り前に到着したが、当然、まつりは終了していた・・・。
佐久市内山の国道254号沿線の両側に長さ約九キロにわたって植えられた色とりどりの約三万株のコスモス。見頃を迎えると、県内外から訪れた家族連れでにぎわう。 |
その後、上信越道下仁田ICから高速道に入ったものの、関越道と合流後の本庄児玉ICから先が工事のため大渋滞をしていたので途中で高速をおり、一般道を利用してPM9:00過ぎに自宅到着。
「ゆっくり温泉に浸かる!」のが当初の目的だった今回の旅だが、結局、最後はバタバタとして、いつも通りの我が家の旅だった(笑)。