飛騨高山・白川郷 

2日目(8月16日) 〜その2〜

PM1:30、高山市内に到着。満車の駐車場が多く、“お得で散策に便利” な駐車場探しに四苦八苦し、結局、高山別院の駐車場(¥800/4hr)に駐車。

散策前に、まずは腹ごしらえをしなくては♪ あっさり醤油系のスープと細い縮れ麺の「高山ラーメン」。駐車場からアーケードに出てすぐの所にあった店に入店。

 

 飛騨高山中華そば 蔵や 

和食一筋36年、割烹出身の職人が手がける透明感のあるまろやかな旨さ。スープはあっさりとした醤油スープで“高山らーめん”らしい風味。麺は細めの縮れ麺で、コシはほとんどなく柔らかく、喉越しが滑らかなのが特徴。

店舗外観 中華そば(¥650) 飛騨牛串焼き(1本¥450)

ラーメンはあっさりしていて縮れ麺にスープが絡み美味♪ ・・・でも、もっと感動したのは地元ブランド牛を使った「飛騨牛串焼き」!! イートインはもちろん、テイクアウトして食べ歩くこともできる。注文を受けてから焼き始め、味付けはシンプルに塩・コショウのみ。そのおかげで軟らかくてジューシーな飛騨牛の肉の旨さを充分感じられる。もう少し安ければもう1本食べたい所だが・・・1切れ¥100以上!(@_@)

 

お腹も満足したところで高山市内の散策へ。まずは情緒溢れる高山のメインストリート「さんまち」を散歩。

上一之町、上二之町、上三之町の3つの町筋が並ぶ「さんまち」は城下町として発達した面影を現代に残していて、建物は古いままだが中はカフェやショップ、お土産屋になっている。人力車も走っていたりして、ホントに江戸時代にタイムスリップしたみたい。・・・ちょっと人が多かったけど。(^_^;)

あまり観光スポットのない高山市内だけど、全国でただ1つ現存する江戸時代の群代役所「高山陣屋」を見学。折しも雨が降り出した時だったので、屋内見学施設はちょうど良い(笑)。

 

 高山陣屋 

江戸幕府の代官所・郡代役所の遺構。高山城主・金森氏の向屋敷だったが、1692年(元禄5)に天領(幕府の直轄領)になり、25代176年間ここで飛騨の政治が行われてきた。この陣屋の為、政に絡み、江戸時代には百姓一揆大原騒動、維新後は梅村騒動が起きている。

入場料:¥420

玄関

2間半の大床があり、10万石の格式であると言われている。

御白洲(北)

金銭貸借・土地境界線争いなど民事を扱った場所。

大広間

儀式や会議などに使用した場所。

外が雨降りだったので、我が家と同じような考えの人が多いのか(笑)建物内はかなりの観光客でごった返していて、順路通りに歩くのもなかなか前に進めない状態だった(^_^;)。 御役所、御用場、大広間や年貢米を保存した蔵など、当時の建造物が完全な形で残っていてかなり見応えがあった。

 

高山陣屋から外に出ると、ほのかに醤油の焦げる香ばし〜い匂いがしてきた。・・・コレは食べ物の予感(笑)。

陣屋前広場のすぐ横の角にある屋台「陣屋だんご店」。数々のドラマや映画に登場するなど高山の名物的存在。

この「みたらし団子」(1本¥60)は、関東のこってりした甘辛タレをからめた団子とは全く違って、団子に醤油味を染み込ませてあぶった、甘さ控えめのシンプルな味だった♪

PM4:00。「さんまち」をブラブラと、興味ある店を覗いたりしながら歩き回っていたら足がだいぶ疲れて来た(-_-;)。・・・って事で、お茶タイム♪

 藍花(らんか)珈琲店 

白壁土蔵造りのアンティークなカフェ。木をふんだんに使った店内には民芸家具が配されている。壁には竹久夢二の絵が飾られ、静かにクラシック音楽が流れている。


適当に入った店にしては大当たり! 店内の雰囲気はまるで大正時代のようで、店の外の賑やかさとは対照的だった。 カップ&ソーサーは世界トップ・ブランドの品揃えで、1客1万〜20万円の器で供される!(@_@)

オリジナルコーヒー(¥550) 茶プチーノ(¥650) チーズケーキ(¥390)

高級カップで頂くコーヒーは石臼挽きでとても香り高い。「茶プチーノ」は最高級の抹茶を使った甘みの少ないドリンク。 夕方の観光客が少ないこの時間帯(PM4:00過ぎ)に入ったのも大当たりの理由かも。ゆ〜ったりとした気分で過ごす事が出来た。

 

PM4:40。明日は仕事があるから、今日中に埼玉まで帰る為にはそろそろ岐阜を離れなくては・・・。

国道158号を東に向かってひた走る・・・。

途中、上高地を過ぎた辺りにあった「道の駅 風穴の里」で休憩を取った時に、またまた気になる食べ物を見付けてしまった(笑)。 (「関東の道の駅」公式HPはこちら→CLICK

「いねこき焼き」(¥150)。 長野名物の「おやき」と同じで、焼きまんじゅうの中にあずき、かぼちゃ、なすetc.等のヘルシー素材が詰まっている。 有名な「野沢菜」ではなく、この周辺地域特産の「稲核菜(いねこきな)」という葉野菜を使っている種類もあるからこの名前にしたんだろうね〜♪

その後、途中、高速の渋滞を避ける為に一般道を利用したりしながら、無事の埼玉に帰宅〜。 

自宅からマイカーで行くにはちょっと強行スケジュールだったけど、世界遺産を堪能し、美味しい物にもたくさん巡り会えた大満足の旅になった。 もしまた行くチャンスがあれば、是非、五箇山の合掌集落の民宿に泊まってみたいナ♪

 

< END >