2日目(7月16日) その2
仁木町の「サクランボ狩り」の看板に後ろ髪をひかれつつも一路余市町へ。
・・・が、しかし。「余市まで3km」の看板を見たあとから、何故だか車がま〜ったく動かなくなった。反対車線はス〜イスイと走っているのに・・・。札幌や小樽のような都会なら分かるけど、なんで余市で???と大疑問。でも、あと3kmだけだし抜け道も見当たらないので我慢して並んだ・・・。
PM12:30過ぎ。その渋滞の理由が判明。
どうやら、我が家のお目当ての店の駐車場待ち&店の前の縦列駐車(←今や違法・笑)により道路が大混乱しているらしい!ちょうど駅前の交差点の近くということもあり、周辺がも〜う大変な騒ぎになっていた。・・・果たして、我が家の大イベントまで無事辿り着けるのだろうか??? 店の駐車場は20台分くらいしかなくて、待っていてもなかなか空きそうもないのでとりあえず駅前まで行ってみた。駅前の駐車場は多少空きあり(無料)。当然「わ」ナンバーは1台も止まってない。たぶん送迎用の駐車場だと思われるけど・・・「ココは都会じゃないし!」と、一か八か掛けに出ることにした(笑)。余市町のみなさんゴメンナサイ!m(_ _)m
なるべく端のほうに駐車して、いざ!例の店へ!!!
6〜8月はウニの旬の時期♪ 実はこのお店。北海道在住のネット仲間のkinaさんに、「小樽〜余市周辺で美味しいウニを安く食べられるお店はないですか?」と聞いて、教えてもらったお店。 (Thank you for kina-san !)
柿崎商店はJR余市駅からまっすぐ国道5号線方面に歩いたところにあります。水産会社直営で、鮮魚が新鮮で安くなっている。1Fは半屋外になった市場と、屋内の売り場があり、2Fは海鮮物の食堂になっている。食堂はもちろん1階の魚市場の魚介を利用するので、信じられない安さでしかも超新鮮!「余市へ来て、ここで食べない手はない」と言い切れる素晴らしさ!
「休日には、行列ができる」という噂は本当だった。 地元でも噂になっているだけあり、2階の食堂「海鮮工房」の入り口はまさに長蛇の列!!!軽く30分以上待ちになりそうだったけど、ココまで来て他の店へ行くのは納得行かない! shinjiと順番にフラフラしながら時間を潰して気長に待つことにした。
1階のスーパー風の市場に行ってみたら、並んでいる魚介たちの値札に唖然!!!最初は自分の目を疑いましたよ。 ← この値札、読めます?
どうみても「浜ゆでずわいがに 1パイ¥350」とかかれているようにしか見えないんだけど・・・? 大きさもそこそこのズワイガニが¥350!? 「ゼロが1個少なくないですか?」と店員さんに聞きたいくらい(笑)。
魚介はもちろんだけど、お菓子などのお土産もたくさん売っていて、それらも世間の相場よりも安い!北海道に住んでいたら週末にまとめて買い出しに来たい!!!・・・という私と同じ考えの人が多いから混雑しているんでしょうネ〜(^_^;)
さてさて。食堂の順番待ちすること約30分。並んでいる人数をみるともっと待ってもおかしくない気もするけど、なんとか食堂の入り口まで到達。入り口のショーケースには海鮮丼等の見本がズラ〜リ♪しかも1階の市場同様、値段が笑っちゃうくらい安い! ただし、「ウニ丼」に関してだけは「時価」となっていた。・・・普通、「時価」と書かれるとなかなか注文出来ないよねぇ〜(^_^;)。 でも、この店のこのときの時価は「¥1910」。私は未だかつて¥2000以下のウニ丼は見たことない!!! 「いくら丼」も、2年前、小樽で「めちゃくちゃ安〜い!」と大喜びした「一心太助」でも¥800だったのに(→詳細は「札幌雪祭り&小樽の旅」1日目その1参照)、ココではなんと¥680!!!しかも、プラス¥262で大盛り(+50g)にも出来る。 ・・・噂は本当だった(@_@)
食堂入り口に食券売場があり、そこで先払いをして席に案内される。思ったよりも列が早く進んだ理由がレジ脇で判明。 「追加注文お断り」 ・・・つまり、最初に注文し忘れても食べている途中で追加したり出来ないから、お酒を飲みながらダラダラと食べる客がいないのだ。あんなに安い魚介類を目の前にして酒飲みの人は飲みながらゆ〜っくり食べたいところだろうけど、それはこの店では不可! なので、結構、客の回転が早いらしい。
メインの食堂が満席だったので、我が家は団体客用と思われる真新しい別室に案内された。こっちのほうが広いし静かだしいいかも♪ 我が家の注文品が届くまで別の人が注文した品物がいろいろ運ばれて来ていたけど、まぁ〜、どれもスゴイ!ワクワクしながら待つこと更に10分くらい。 ・・・とうとう登場です!(*^_^*)
ウニ丼 (¥1910)
いくら丼大盛り (¥680+262)
いか刺し(¥250)
ご覧のとおり・・・いくら丼は大盛りにしちゃいました(笑)。いくら以外の物は一切載ってません!ウニ丼のウニは平面ではなく山になってるし、「イカ刺し」が¥250って、普通、あり得ないでしょ!関東のスーパーでももっと高いよ(笑)。昔、函館で食べたイカソーメンもこんなに量は多くないのにもっと高かった記憶あるし(→詳細は「道南の旅」参照)。
この「柿崎商店」さん。今後、北海道・札幌周辺に行く時には恒例となりそうな予感・・・(笑)。
PM2:10。大満足の食事のあと1階でお土産用お菓子を買い込み駐車場へ。・・・案の定、「此処は駅送迎用駐車場につき無断駐車お断り」 というチラシがワイパーに挟まっていた・・・。ホントごめんなさ〜い(>_<) それにしても「違法駐車」でレッカーされてなくて良かった・・・。
余市と言えば「ウイスキー」を思い浮かべる人も多いはず。余市駅からすぐのところに「ニッカウイスキー余市工場」がある。ウイスキー博物館や工場見学が出来るらしく、私はちょっと興味あったのだけど、今後の日程&時間も考えて今回は断念(T_T)。ま、きっとまた北海道に来ることはあるので、一度に回らなくてもネ!・・・ということで、小樽に向かって出発!
余市から小樽までは石狩湾沿いに国道5号で行くのが通常ルート。でも、休日ということもあり国道は大渋滞をしていた・・・。渋滞に並ぶのが大キライな運転手・shinji(笑)。ナビを見ながらすぐに抜け道を探し、国道5号とほぼ平行に走っている広域農道を行くことに。予想通りこちらはガラガラでスイスイ進む。農道を走るレンタカー・・・きっとあまり見かけない(笑)。
PM3:10。小樽に到着。3連休ということもあり「観光地・小樽」は人だらけ。。。駐車場がなかなか見つからず結構ウロウロして、「銀の鐘4号館」の近くのコインパーキングにやっと駐車(←ココではきちんと駐車場に入れました(^_^;))。
「銀の鐘」って、いつの間に「4号館」なんて出来たんだろう???私が初めて「銀の鐘」を知ったのは10年くらい前。その時は1軒のみだったんだけどなぁ〜・・・。どうやら現在は寿司屋やアトラクション施設も含めて「7号館」まであるらしい(@_@)。
駐車場から小樽観光のメイン通りに出たところで仮装した行列に遭遇。“小樽まつり”として知られる「住吉神社例祭」という祭りらしい。旅先で偶然お祭りに遭遇するのもウレシイ♪
京風の雅な姿の行列
1本歯の下駄でスイスイ歩く
お祭りの行列を見送ったあと、ちょこっとだけ小樽散策。小樽にはかれこれ5〜6回は来てるので地図無しでテクテクと歩く (^_^)v
1921年頃に札幌軟石を使用し建てられた石造り倉庫を改装し、運河の街「小樽」に2002年開館した。北海道の風景を独特の筆法で描き続けた相原求一朗画伯と六花亭の包装紙でお馴染みの坂本直行画伯の作品を2階に展示。1階は美術館オリジナルグッズ、マルセイバターサンドやストロベリーチョコなどのお菓子を販売しているお買い物スペース。
六花亭の暖かなぬくもりを感じる独特なタッチの包装紙をご存じの方も多いはず。2階にはその花々や木々を描いた原画が展示されています。 1階では六花亭のお菓子オンパレード♪ いつの間にかお菓子の種類も増えたようで、私の知らないお菓子もたくさんあった。 私が一番好きなのはかなりの高カロリーですが(笑)定番のマルセイバターサンド♪
小樽でも人気の観光スポットの一つで、運河から少し南にある。オリジナルガラス製品のほか、石油ランプや酒類も販売する。重厚な石造りの倉庫は1891年(明治24)に建てられた歴史あるもので、店内には色鮮やかなガラス製品が豊富に揃う。買い物後には、幻想的なランプが灯る喫茶コーナー「北一ホール」で休憩をするのもオススメ。
いまや小樽に来て此処に寄らない人はいないでしょう。現在、一体何号館まで出来ているのか把握することも出来ない。 そんな各種ある建物の中でも、私が好きなのは「ギャラリー」(→アクセサリー、グラスや食器類が豊富)、「カントリー館」(→天井からランプがぶら下がる)、「アウトレット館」(←たまに掘り出し物がある)・・・かなぁ〜。どの建物も美しい輝きを放つガラス製品がいっぱいなので、全てをゆっくりと見学するのもいいかも♪真面目に全てを回ると1日では足りないかも(笑)。