2日目(10月1日)〜その1〜
AM7:30、起床。朝食付きプランだったのでレストランへ。京都らしく「おばんざい」メニューもちらほらと。ビュッフェ式だったので・・・当然、食べ過ぎ(笑)。 AM9:00。・・・さて。何処へ行こうか?紅葉にはまだ早いし、京都観光するには一番中途半端な時期(^_^;)。 チェックアウトがAM11:00までとやや遅めだったので、まずはちょっと近所の散歩に行ってみることにした。せっかくホテルが「三条通」という風情ある通りに面しているんだし、昨夜はライトアップしている建物の外観しか見れなかったから、今朝はゆっくりと散策。 |
京都話題のNewスポット。寺町通から烏丸通にかけての三条通は、赤レンガの洋館をはじめ明治・大正期の近代建築が数多く見られ、伝統的な町家とともに独特の町並みを形成している。ここ数年、流行のオシャレなお店や京都独特のものを扱うお店が次々とオープンし、若い方から年配の方まで年齢を問わず楽しめる通りとなっている。
みずほ銀行(旧第一銀行京都支店) |
京都中京郵便局 |
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辰野金吾氏の設計。赤レンガに白線が映える。 | 明治35年に完成したネオ・ルネッサンス様式の建物。 | 1928ビル(旧毎日新聞社ビル)
窓が少なく、バルコニーが特徴的 |
京都府京都文化博物館
三条通の西洋建築の華とも言える「旧日本銀行」。現・みずほ銀行と同じ辰野金吾氏の設計。最近、「文化博物館別館」が改装オープンされたらしい。
入口脇にはオープンカフェがあったり、館内には和の小物やお茶のお店があったり、ミニコンサートも行われたりしているらしい。
まだオープン時間前だったけど、ドアを押してみたら開いたので入ってみた。お〜〜〜!広い!(@_@) ホントに元・銀行風の窓口もある。天井もかなり高くて、見上げてみたら結構凝っていてビックリ。感心しながら写真撮ったりしていたら、スーツを着たお兄さんに「今日のイベント参加者ですか?」と聞かれた。「いえいえ。ただの観光客です。」 ・・・実はまだ開館時間前でただいまイベントの準備時間らしく、「関係者以外の方はちょっと・・・(^_^;)。見学はAM10:00からです。」と追い出されてしまった(笑)。私達が出たあと、ドアにガチャンと鍵かかる音が・・・。ははは〜(^_^;)。
30分ほどブラブラしていたら小雨が降り出した。何も考えずにホテルを出発したのでふたりとも傘を持っていない!三条通のメイン建築はほとんど見学出来たので急いでホテルに戻ることにした。shinjiと一緒の旅行で雨が降るなんて滅多にないのに〜(T_T)。残念ながらこの日は「1日中、雨」の天気予報。あまりウロウロ出来ないかも。。。
AM10:20、ホテルをチェックアウトして出発。
この時期に咲いている花は芙蓉、サルスベリ、萩くらい。それらをメインにフラフラするつもりで出発したが・・・雨足は徐々に強くなる。。。当初は烏丸通を歩いて北上するつもりだったけど、雨に負けて(^_^;)、地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」から一駅で「丸太町」で下車。目指すは「京都御所」・・・の東側にある「梨木神社」。未体験の「京都御所」に入ってみたかったけど、特別公開期間以外は参観許可が必要なのでダメ(^_^;)。 梨木神社まで「京都御苑」内を歩いて抜けることにして、丸太町通側の「堺町御門」から入園。
京都御所・仙洞御所・大宮御所などを包む、南北1.3km、東西700mの広い緑地が京都御苑。明治2年の東京遷都までは、宮家や約200の公家の屋敷もあったが、現在では芝生と玉砂利の広い道に変わり、また公園として市民の憩いの場になっている。御苑の四方には9つの門(石薬師・清和院・寺町・堺町・下立売・蛤・中立売・乾・今出川)があり、それぞれに歴史の物語を秘めている。苑内は自由に見学することができる。
九条池にかかる高倉橋 御苑南部の九条池の畔にあるサルスベリは、7月下旬から9月下旬までが花の時期。「サルスベリ」は漢字で「百日紅」と書くほど長い間紅い花を咲かせるが・・・残念ながら、もう終わってました〜(^_^;)
この高倉橋から見るサルスベリは、江戸時代後期の九条邸遺構の拾翠亭を背後にして夏の京都御苑を代表する風景の一つとなっているそうです。
建礼門前大通り
京都御所の正門である建礼門前から南に延びる大通り。沿道の広々とした芝生地とマツと合わせ、京都御苑を代表する風景。
建礼門前大通り脇で見かけたサルスベリ。部分的だけどキレイに咲いてました♪ 建礼門
少しは中が見えるかな〜?と近づいてみたら、「塀に近寄ると警報が鳴ります」と書かれた貼り紙が・・・。危なかった〜(笑)。
たぶん私が京都御苑を歩くのは初めて。御苑内はとにかく広すぎて一部しか歩けなかった。 建礼門前大通りに出た瞬間、「広い!遠い・・・」とつぶやいてしまった。京都三大祭りのうちの5月の葵祭、10月の時代祭の行列は建礼門前から出発し、この通りを通って市中に出て行くらしい。きっとその日はものすご〜い人混みになるんだろうね。あとひとつ驚いたのが、御苑内の砂利に自転車用とも言えるような轍が出来ていたこと。どうやら近所の人が御苑内を自転車で通過しているらしい(笑)。確かにこんな巨大な敷地なので、御所を挟んだ反対側に行くのに塀の周りをぐる〜っと回るのは大変だ!「通勤で毎日御所の前を突っ切ってます。」とか、ちょっとカッコイイかも〜(笑)。
建礼門前で右折した所で、突然警報が鳴りだした!どうやら、雨が降っていた為にランニング中の人が塀に近寄って走っていて、ちょっと近寄り過ぎたらしい(^_^;) 苑内全体に響く警報だったので非常にビッ クリした。一瞬自分かとも思った・・・(笑)。 あの看板は脅しの為にただ貼ってあるだけでなく、こんな朝っぱらでもちゃんと警備しているのね(^_^;)
AM11:10。京都御苑の「清和院御門」を出てすぐの所に「梨木神社」があった。
京都御苑の東側、寺町通りに面して建つこの神社は、明治維新の功労者として知られる三条実万(さねつむ)・実美(さねとみ)父子を祀る神社。実万が安政の大獄で剃髪して引退したのち、三条家の旧邸に明治18年に創建されたもの。境内に湧き出る「染井の水」は醒ヶ井、県井とともに京都三名水の一つとして知られており、その中でも唯一現存しているもので、今でもポリ容器を持参して水を汲みにくる人の姿がみかけらる。この神社のおすすめ時期は、初秋を感じる9月中旬頃で、細長くのびた参道が紅白に咲き誇る萩の花でおおわれる。毎年9月の第3日曜日には、「萩まつり」が開催されたくさんの人で賑わう。境内拝観自由。
肝心の萩の花は、「もう1週間早ければ・・・!」という状態(^_^;) 人も居なくて静かだったのはいいけど、「萩まつり」の名残の短冊と地面に落ちた萩の花・・・。ちょっと残念。 有名な「染井の水」は、ポリタンクを抱えた人が5〜6人順番待ちしてた。ちょっと飲んでみたけどクセもなくさっぱりしたお水だった。
神社の本殿ではちょうど挙式の最中だった。こういう有名な由緒ある神社で式を挙げるのは、ずっと記念になりそうだよね(*^_^*)