宮古島 ('07.10.13〜15)

1日目(10月13日) 〜その1〜

ここ数年はなるべく時間に余裕を持たせた旅(出発遅め&帰宅早め)が多かったんだけど、念願の宮古島行きが叶った今回の旅は、滞在時間を多くしたかった為に往復直行便を選択(那覇経由便だと乗り継ぎ時間分が勿体ない・笑)。その直行便の中でも一番早い便を選択したために(^_^;)、起床時間は未だかつてないくらい早いAM4:30!そして始発電車に乗り込んだ。

3連休(10/6〜8)の翌週の土曜日だし、始発電車なんて乗る人居ないんじゃない?と思っていたけど、スーツケースを持った人が結構居た。・・・我が家は国内だけど、2人分のシュノーケルグッズがあるので海外旅行用の大きめスーツケース(笑)。 品川乗り換えで京急線特別快速に乗れたので、寝る暇もなくたった15分。AM6:30に羽田空港第1ターミナルに到着。

チェックイン後、搭乗開始時刻が迫って来てはいるが・・・朝食の買い出し(笑)。羽田1タミ利用時はいつも「エリザベスマフィン」と決めているけど、さすがにこの時間ではまだオープンしてないと思い、今回は売店で「空弁」を購入。以前に比べると高級感増した弁当が多くなったが、その分値段も高くなった気がする・・・(T_T)

手荷物チェックを問題なく通過しGate86へ。既に搭乗開始時間は過ぎていたので(^_^;)待合い室には誰も居なくて、そのまま、たぶん最終のひとつ前と思われるバスに乗せられ飛行機まで移動。羽田に2つのターミナルが出来てからバス移動の路線はかなり減ったと思うが、宮古島行きはまだバス移動らしい(笑)。

早朝発の便なのに満席!!残念ながら窓際ではなく通路側の席。窓際の席なら沖縄本島上空や宮古島着陸時にコバルトブルーの珊瑚礁の海を眺めることが出来るはずなんだけど・・・。 機内の座席は3−3配置。我が家の宮古島行きがなかなか実現しなかったのは、この直行便の座席数が少ないのも理由のひとつ。那覇便のような大型の機体(3−4−3とか)を使用してくれれば、航空券GETもそんなに大変じゃないんだろうけど、これくらいの座席数だと発売直後に売り切れてしまう・・・(>_<)

AM7:35。定刻より15分程遅れてJTA021便は離陸。

約3時間のフライト。国内線の中ではかなり遠い分類に入る。 私としては、本州の空港(1時間くらい)だと飛行機に乗った気が全くしないので、これくらい乗れるとウレシイ(*^_^*) ・・・と言っても、“滑走路までの移動中の心地よい揺れで寝てしまい、離陸時のエンジンの轟音で一旦目が覚め、その後の上昇中にまた寝て、水平飛行になってからのドリンクサービスのワゴンの音で目が覚める” という私を毎回見ているshinjiは「乗っている時間は全く関係無いのでは?」と呆れているけど(^_^;)。 私としては、国内線の場合、“機内に居る間に機内誌を読み切れるくらいの時間”がBest!(国際線の基準はまた別・笑) なので1時間程度では寝ているだけで終わってしまう(笑)。

AM10:25。定刻より15分遅れで念願の宮古空港(←“宮古島”空港ではないらしい)に無事着陸♪

・・・暑い!10月半ばだというのに普通に真夏ですけど!! 預け荷物が出てくるまでに夏の装いに着替える。スーツケースではなく手荷物に着替えを準備しておいて大正解♪ Tシャツ&ショートパンツ、足元は裸足になりサンダルへ(^_^)v

宮古島には当然電車なんかは無い。バスは一応あるが、南国のバスなんて時間があってないような物(笑)。・・・よって、当然レンタカーを予約しておいた。到着ロビーでレンタカー会社のプラカードを見付け、ワゴン車で営業所まで移動。トップシーズンではないので利用者が我が家を含めた2組だけだったので手続きも割と早く済み、AM10:50には自由の身になれた(^_^)v

まず、最初に向かう場所・・・。我が家の場合、それは何処へ行ってもスーパー(笑)。

とりあえず宮古島の中心地:平良へ向かう。・・・が、カーナビがなんかおかしい・・・。実際の現在地と、地図上の現在地が微妙にズレている(-_-;) shinjiがメンテ画面でいくら正確な位置に直しても、車が動き出すと何故か元の状態に戻る・・・。おかげで曲がり角を曲がりそびれたり、交差点を間違えたりと大騒ぎ(笑)。苦労の末、やっと沖縄のチェーンスーパー「サンエー」に到着。「さんぴん茶」のペットボトルやお菓子はもちろん、今回の旅の目的のひとつでもある沖縄食材もいくつか購入。

さて。次に向かう場所は?・・・島内の距離感覚を知る為に、まず島の一番北まで一気に北上してみる。天気は快晴、ドライブ日和♪ 30分程で宮古島の最北端にある「池間大橋」のたもとに到着。

 池間大橋 

平良市狩俣地区の瀬戸崎と池間島のマサカダツを結ぶ池間大橋。1992年の開通以来、観光、文化、流通、医療など、大動脈としてのその役割は大きい。この大橋がまたぐ美しい海は七色に輝き、訪れる人々は感嘆の声を上げて感動に浸る。池間大橋を含めた一帯は宮古有数の観光ロケーション。橋は船舶の航行のため中央部に向かってなだらかなスロープとなっている。大橋からは大神島、伊良部島も一望できる。

宮古島側からの眺め 池間島側からの眺め

橋から見える海の色は絶景!コバルトブルー、オーシャンブルー、ソーダブルーetc.「“青”には、こんなにいろんな種類があるんだ〜!」と感激する。 見るからに珊瑚礁の色も濃く、橋の上からシュノーケルセットを付けて飛び込みたいくらい(笑)。

宮古島側の展望台(・・・といっても橋より低い位置にあるんだけど・笑)には駐車場とトイレのみしかないのでとても静か。池間島側はお土産屋さんとかで観光化されていて、食事やグラスボートの呼び込みがうるさいくらいだった・・・(-_-;)。

PM12:30。宮古島での最初の食事は「宮古そば」と決めていたので、事前リサーチでちょっと変わった「そば」を出しているという情報のあった池間大橋の池間島側の「海美来(かいみーる)」に入店。

 海美来(かいみーる) 

池間島の橋のたもとのドライブインにある。遠浅の海と池間大橋を一望できるロケーションは、そば店では文句なしに宮古一。

店舗屋上のテラスで海風を感じながら食べるそばは絶品。おすすめは漁師の町である地元・池間でとれる新鮮なサザエ。壺焼き、串焼きと、サザエそばの3つのメニューが楽しめる。カツオみそやかぼちゃてんぷら、もずくなど、池間ならではの特産品も豊富にそろっており、おみやげを買うのにもおすすめ。

さざえそば(¥600) 宮古そば(¥500)

屋上は風ビュービューだったので店内で食べたけど(^_^;)、それでも南国を感じさせる白いテーブル&チェアーや窓から見える景色が、通常はあまり期待出来ない「ドライブインの食事」(^_^;)を、美味しくしていると思う。

池間島から見える「西平安名崎」は、宮古島北西端にある岬。東平安名崎に比べてマイナーだが風力発電の風車が壮観。現在の風車は2003年9月の台風14号でなぎ倒された後に再建された物。

残念ながら今回ココは訪れなかったが、池間大橋、池間島、そしてその間の海の色など、景色に置いては東平安名崎よりはるかに良いらしい。

 

食後は池間島1周。・・・実は、機内誌に「住民しか知らないようなシュノーケルに絶好の穴場スポットがある」と載っていたので、その様子を見るのが目的(笑)。

 池間ブロック(フナクスビーチ) 

「駐車場」という感じではなく、数台が停められる程度の駐車スペースに2台の車が停まっていなかったら確実に見逃していたと思う(^_^;)。

ビーチの入口も狭くて分かりにくい!でも、そこを抜けるとこじんまりしたビーチが出現。この時は2組くらいしか居なかった。珊瑚もかなり近い位置にあるようでシュノーケルするにはいい感じ♪

(詳細は、後日実際に泳ぐのでその日の旅行記に・・・)

 池間ロープ(カギンミヒダビーチ) 

池間島の穴場中の穴場。道路に車2台ほど縦列駐車できるスペースがあるところが入口。ビーチ自体は静かな砂浜と岩場という構成。

こちらもほとんど人は居なくて貸切状態。ただ、珊瑚礁手前に岩場があるので足にフィンを付けて歩いてエントリーするのはちょっと大変そう?

 

PM1:45、池間島のビーチのリサーチを終えて宮古島へ戻り、宮古島で有名な物産品「雪塩」の製塩所に立ち寄る。

 雪塩製塩所 

「雪塩」は「含有するミネラルの種類が世界一多い塩」として2000年8月にギネス協会に認定された。また食品のオリンピックと呼ばれるモンドセレクションにおいて、2006年・2007年と2年連続で金賞受賞。世界から高い評価を得ている雪塩は、全てこの製塩所で作られている。施設の見学や雪塩の使い方の案内もしており、売店では「雪塩」や「海の力」などの直売もしている。

★HPはこちら→{CLICK}

希望すれば無料で15分程の工場ガイドをしてくれる。海水のくみ上げ過程や海水を濃縮する濃縮槽などを見学出来る。

「雪塩」の原料となる海水は、宮古島の海岸沿いの約5万年前の珊瑚石灰岩層から汲み上げた地下海水で、この地下海水は砂地から隆起珊瑚礁の石灰岩層を浸透するため、珊瑚によって天然に濾過される。海水がこの岩盤を浸透する間に微量にミネラルが溶け出しているため、雪塩にはミネラル分が多く含まれると思われているそう。

「ほんとにギネス認定?モンドセレクション金賞取ったの??」と疑うくらい小さな質素な工場で、海水汲み上げのポンプもほんと〜に小さな物だし、その製造方法も結構原始的(笑)。でもきっと、こういう謙虚な姿勢が素晴らしい賞品を生み出し、それを継続して作り続けられるんだろうなぁ〜と思った。今後「工場見学で稼ごう!」とか考えずに今の状態で続けて欲しい(^_^;)。