四国一周 '09.5.31〜6.2  

1日目(5月31日)〜その2〜

 金刀比羅宮 

象頭山にあり祭神は大物主命と崇徳上皇をあわせ祀る。海の守護神として崇敬を集め参詣者が多い。建物は何度か改築、増築、改修、再建を繰り返して現在の形状になっている。古くから「さぬきのこんぴらさん」として親しまれている。参道の石段は本宮まで785段、奥社までの合計は1368段にも及ぶ。広い境内には由緒ある御社や御堂が点在し、宝物館や書院には第一級の美術品や文化財が陳列する。参道両脇には土産物や讃岐名物のうどん店、周辺も旧金毘羅大芝居(金丸座)や高灯籠など見どころが多い。

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石段を登りはじめる前に・・・ 最初から既に登りきる自信の無い方には(笑)、「石段かご」があります。

参道入口と大門の間。上り:¥5300、下り;¥3200、往復¥6800

・・・う〜ん、かなりの段数があるとはいえ、ちょっと高過ぎる気がしますが〜?(-_-;)

他にも、琴平駅から大門まで「参拝登山バス」利用するとか、500段の所にある「神椿」まで車で行く事も出来る。

 ← 365段目 

大門の内側には「五人百姓」と言われる5軒の飴屋が参道を挟むように左右に並ぶ。大きな傘を広げた古風な姿で参拝客を迎える五人百姓は、境内での営業を唯一許された由緒あるお店。砂糖と水飴を煮詰めた手作りのべっこう飴「加美代飴」を売っている。


看板娘達(?笑)は“おばあちゃん”ではなく“おばさん”くらいの年齢。でも、どの人も呼び込みなどをする様子もなく、ただただ無言で座っていた。・・・ある意味ちょっと不気味な印象(^_^;)。

さて。ここからが本当の『境内』になるそうです☆

 ← 約500段目 

「御厩」の神馬。2頭いたけどどちらも少し興奮気味で写真を撮るのも一苦労(笑)。こちらの白馬は「トウカイ・スタント号」。まるで競走馬のような名前(笑)。(・・・余談ですが、どうやら父がGI優勝馬の「ホリスキー」という馬らしいです(^_^;))

この馬舎の広場にはトイレがあるのでちょっと休憩。

 ← 629段目 

 「旭社」 

ひときわ華麗な二層入母屋造の社殿には、屋根裏、柱、扉など至る所に天保美術の粋を集めた彫刻がほどこされ、完成まで約40年の歳月を要したといわれている。


この建物を見て、一瞬、「やった!御本宮に着いた〜!!」と思ったけど、地図を見たら違っていた・・・(^_^;)。ここでも少し休憩して水分補給。

 785段目  やっと御本宮に到着!p(^-^)q

 金刀比羅宮 御本宮 重要文化財

象頭山の中腹に鎮座する荘厳な社殿。大物主神と崇徳天皇を祀り、海上安全をはじめ、国の繁栄や農漁業、医療など、さまざまな願いを叶えてくれる神様として広く親しまれている。御本殿、拝殿は桧皮茸、大社関棟造の様式になっている。

天井には桜樹の木地蒔絵が施されている

展望台からは讃岐平野が臨める

有名な「幸福の黄色いお守り(¥800)」を買って、御本宮周辺の建物を見学。 「金刀比羅宮」の石段は計1368段。ここから更に上に登ると951段目「白峰神社」1368段目「厳魂神社」まである。 ・・・が、ほとんどの人がここでUターンしていた。実際に全て登ってる人の割合ってどのくらいなのだろう?(?_?)

私はここまでの石段登りでもう充分。これ以上は無理っ! ・・・迷わず下ります(笑)。

帰路、500段の場所にあるカフェで自分へのご褒美♪(*^_^*)

 

 神椿 

金刀比羅宮の境内にある唯一の飲食店。1階のセルフスタイルのカフェと地下1階のレストランは資生堂パーラーが運営。田窪恭治氏が描いた椿の陶板壁画が店内を彩る。


アイスクリームソーダ(¥600):金刀比羅宮のテーマカラーの黄色いソーダ。アイスが美味しい♪

 

PM4:30、無事に駐車場まで帰還(笑)。往復所要時間は約2時間。まぁまぁのペースでしょうか?(^_^;)

高松自動車道〜松山自動車道とひたすら西を目指し、太陽が沈み薄暗くなりはじめたPM6:40に道後温泉に到着。

チェックイインを済まし部屋に案内されホっと一息。・・・あれ?そういえば、宿泊パックに付いているはずの「湯巡り券」「道後温泉本館利用券」を貰ってないよね?

大浴場に向かう途中でフロントに寄って聞いてみた。いろんな旅行会社が扱っているし、宿泊パックも多数の種類があるので混乱していたらしいが(^_^;)、無事に利用券をGET。(右の写真)

フロントを去ろうとしたらマネージャーがやってきて、「申し訳ございませんでした。m(_ _)m」と謝罪&お詫びの湯浴みタオルを渡された。なかなか対応が良くて好印象(^_-)。 ・・・今どき、こういう時の対応が悪かったらネットのブログや旅行記でボロボロに書かれちゃうから、ホテル側も色々と大変よね〜(笑)。

PM7:30、温泉にのんび〜り浸かったあと、夕食へ。

オープンキッチンの作りたて和洋中バイキング。メニューは30種類以上!予想以上のバリエーション!!刺身、鰹のタタキ、寿司、天ぷら、ぶっかけうどん etc.地元名物品も多数あり大満足♪

PM9:00過ぎ。散歩がてら、有名な「道後温泉本館」へ入浴に向かう。

 道後温泉本館 

「道後温泉」は日本書紀にも登場する三千年の歴史を誇る日本最古の温泉。明治27年に建築された道後温泉本館は木造三層楼の建物で、平成6年12月には近代和風建築としてのすばらしさと保存状態のよさから、国の重要文化財に指定された。どっしりとした構えの本館上の振鷺閣(しんろかく)には伝説の白鷺を据え、また毎朝6時に太鼓の音で開館を告げるなど、歴史ある温泉情緒を醸し出している。

★道後温泉本館探検帳→CLICK

本館正面

中央廊下

中央廊下の突き当たりの変な鏡(笑)

宿泊パックに付いていた「道後温泉本館利用券」「神の湯」の入浴のみなので、有料の休憩所は利用出来なかった(T_T)。 「神の湯」の浴室は明るく広々しており、浴槽は御影石て造られ特徴的な湯釜から給湯されている。浴槽は大きく20〜30人程入れる大きさ。男風呂には浴室が二ヶ所(東室、西室)あり同じ大きさで陶板焼きの壁画が違う(らしい・笑)。女湯は楕円形の浴槽が一つあるのみ。

混み具合はそこそこだった。私はホテルの温泉に入ってから来たので髪や身体を洗う必要もなく入浴しただけだが、シャンプー・リンスはおろか石鹸すらも設置されてない浴室なので、持参し忘れたオバサンは大慌てしていた!たまたま浴室内チェックに来た係員さんに相談して使い掛けの忘れ物の石鹸を持ってきてもらっていた・・・(^_^;)。

PM10:00過ぎ。入浴後、ちょっと駅前まで散歩してからホテルに戻ることにした。

道後温泉本館から道後温泉駅までの「はいから通り」と呼ばれる通りの店はほとんど全てが閉店後ですっかり静かで、「これぞ温泉街!」っていう雰囲気ではなかった(^_^;)。

← 道後商店街の入口、「放生園にある「坊っちゃんカラクリ時計」

道後温泉らしい音楽とともにせり上がり、小説「坊っちゃん」の登場キャラクターが出てくるらしい。

看板には、「午前8時から午後10時の間、特別期間を除き1時間ごとに演出します」と書かれていた。 只今の時間:PM10:10。・・・なんてタイミングが悪いんだ・・・(-_-;)

PM10:20、ホテル到着。

宿泊パックに付いていた「湯巡り券」を利用すると、道後温泉内の他のホテルの温泉にも入浴出来るのだが、説明によるとどこも「PM10:00くらいまで」との事。もっと早くこの地に到着していればねぇ〜・・・(^_^;)。

明日の予定をザ〜っと考えてから就寝・・・zzz(=_=)zzz

 

  


 ★ホテル情報★ 

 ホテル椿舘 別館 

外観は徒歩1分の本館同様明治の洋館をイメージ。露天風呂付大浴場は男女共に開放感満点。玄関脇には足湯も配し、旅の疲れも一気スッキリ。人気のバイキングはオープンキッチンで出来立てを食べられる。

★公式サイト→CLICK

洋室ツイン

かわいい椿柄の浴衣

ロビーなどの調度品も大正ロマン風。部屋の広さも申し分ない。大浴場は広々としていて日本庭園を眺めながら露天風呂に入れる♪ お湯は透明でややぬめりがある「アルカリ性単純泉」。24時間入浴可能。椿柄の浴衣姿で行けば、姉妹館の「椿館本館」の大浴場も利用出来る。