四国一周 '09.5.31〜6.2  

2日目(6月1日)〜その2〜

PM1:50、四国カルストから国道197号を東へ走ること1時間弱で土佐湾の街「須崎市」に到着。

こんな時間までお昼ご飯を我慢したのには理由がある。

須崎市で生まれ、50年近く守られ愛されている須崎の食文化「鍋焼きラーメン」を食べたいから(笑)。

国道56号からちょっと路地を入り、分かりにくい駐車場に車を停めて向かった店は「まゆみの店」。鍋焼きラーメンの元祖といわれる「谷口食堂」の味にこだわって作った鍋焼きラーメンの店。

土鍋の蓋を開けると

ぐらぐらと煮立っている!(@_@)

 鍋焼きラーメン(並)¥600 

「鍋焼きラーメン」とは?    1. スープは鶏がらのしょうゆ味 2.麺は歯ごたえある細麺 3.具は親鳥の肉、ネギ、ちくわ、生卵といたってシンプル 4.器は土鍋(ホーロー、鉄鍋) 5.スープが沸騰した状態で提供される 6.たくわん(古漬けで酸味のあるものがベスト)が提供される というきちんとした定義があるらしい(笑)。

蓋を開けた瞬間、只今沸騰中のスープに驚いた(笑)。猫舌の方はすぐに食べないほうがいいかも。ちょっと懐かしい感じがする和風ラーメン。器が土鍋なので最後まで熱いスープが味わえた。・・・ただ、やっぱり「鍋焼き」は冬に食べるのがBestだと思う。この日は快晴で夏のような気温だったので汗ダクだった。(^_^;)

 

PM2:30、食後は一路高知を目指す。 ・・・はずが、何故か我が家の旅は寄り道が多くなる(笑)。ガイドブックを見ていたら、内陸の国道56号よりも、海沿いの県道47号「横浪黒潮ライン」を走ったほうが気持ち良さそうなので、ちょっとだけ遠回り。

横浪半島を横断する約19kmのドライブコース。南に雄大な太平洋を望み、北には穏やかな浦ノ内湾を望むことができ、爽快なドライブが楽しめる。深い入江が続く風光明媚なリアス式海岸を、所々車を停めて風景を楽しみながら高知へ向かった。

 

PM3:30、「桂浜」に到着。高知に来たら、やっぱり「坂本龍馬」は外せない!

 坂本龍馬記念館 

坂本龍馬に関する貴重な歴史資料をわかりやすく展示するとともに、人柄や業績、考え方についても紹介している「龍馬への入口」とも言える記念館。平成3年、龍馬の誕生日である11月15日に開館。桂浜公園内に建ち、「空白のステージ」「屋上展望」からは太平洋の水平線を一望できる。

★公式サイト → CLICK

左:龍馬・慎太郎暗殺遭難現場・「近江屋」を実物大で復元したセット。部屋に上がって記念撮影もOK!(^_-)b

右:「空白のステージ」から眺める“龍馬の見た海”

展示室には龍馬の直筆の手紙をはじめ、海援隊約規、龍馬所持同型ピストル模型、血染めの掛け軸と屏風などの貴重な資料がたくさん展示されており、歴史に疎い私でも(^_^;)、「龍馬って、一体何した人?」って事を改めて学ぶ事が出来た。 日本だけでなく世界中に居ると言われる「龍馬ファン」にとっては聖地とも言える記念館だと思う。

 

PM4:30、記念館見学後、桂浜に立つ「坂本龍馬像」を見ようと一旦車に乗り龍馬像の近くまで行ったら、なんと駐車場が有料(1回¥400)!さっきまで見学していた記念館の駐車場はタダだったのに。。。 記念館から桂浜までは徒歩7分くらいと書かれていたので、再び記念館に戻り車を停め、徒歩で桂浜を目指す事にした。(^_^;)

 坂本龍馬像 

像の高さは5.3m、台座を含めると13.5m。和服姿に懐手、ブーツ姿の龍馬は遙か太平洋の彼方を見つめている。


予想していたよりもかなり巨大でビックリ!! 逆光でキレイに写真が撮れなかったのが残念・・・。('_')

 桂浜公園 

雄大な太平洋に面した景勝地。月の名所としても名高く、「よさこい節」にも唄われている。一帯は都市公園として整備されていて、桂浜水族館や土佐闘犬センター、坂本龍馬記念館、国民宿舎桂浜荘なども建っている。


団体ツアーの観光客も多数いてかなり賑やかだった。

 

砂浜を歩いていたら、あまり聞き馴染みのない音が聞こえて来た。 様子を見に音のするほうへ行ってみたら・・・ 「桂浜水族館」のアシカ君の声だった(笑)。 隙間からちょっと覗いてみたら、彼は食事前でイライラしている模様・・・(^_^;)

今回は閉園後だったこともあり入館しなかったが、この水族館には土佐湾に生息する幻の魚アカメをはじめ、熱帯魚、ペンギン、水鳥などが飼育されており、アシカやイルカのショーも楽しめるらしい。

 

PM6:00、本日のお宿「ホテル南水」に到着。桂浜からは45分ほど。

チェックイン後はまず大浴場で汗を流し、夕食は、のんびり部屋食〜♪(*^_^*)

「土佐」と言えば、「皿鉢料理」♪

直径60cmもあろうかという大皿に寿司や刺身を豪快に盛りつけた高知の郷土料理。

こんなに鰹のタタキを山盛り食べたのは生まれて初めてかも(笑)。

 高知の珍味3種(青:鯨さえずり、黄:どろめ、赤:酒盗) 

「鯨さえずり」は脂を抽出したあとの鯨の舌。「どろめ」は釜揚げちりめんの生の状態で、土佐の方言でいわしの稚魚のこと。「酒盗」は鰹の内臓の塩辛で「盗んでも酒を飲みたくなる味」という意味。

・・・どれも酒の肴(笑)。酒飲みじゃないと美味しいとは感じられない味かも(^_^;) 特に「酒盗」はかなりクセがあって、酒好きの私でも食べ切るのは大変だった。

左:鮑のバター焼き

右:「鰹飯」鰹の本場高知ならではの炊き込みご飯

・・・完全に食べ過ぎです(笑)。 腹ごなしに夜の散歩へと出発。(^_^)/

PM8:30、徒歩圏内に「高知城」があるので行ってみる。・・・夜なのでさすがに中には入れないが、外観のライトアップがされていた。

高知城の正門:追手門

天守閣:三層六階の高さ18.5メートルの建物で、再建されたものの、創建当時の構造形式を保っている。

街灯があまり無いので、周囲はほぼ真っ暗!訪れている人もほとんど居なかった・・・(^_^;)

PM9:40、1時間程うろうろ散歩してからホテルに帰着。再度、大浴場でまったりリラックスしてから就寝・・・zzz

 

  


 ★ホテル情報★ 

 ホテル南水 

幕末ロマンただようホテル南水は”坂本龍馬の宿”として有名。高知城近く、維新の英傑坂本龍馬の屋敷跡に建つ料理自慢の宿として、龍馬ファンはもとより全国各地からのたくさんの宿泊客が訪れている。館内には龍馬の生涯を40数点にも上るパネルで示した”維新階段”や”龍馬ギャラリー”をはじめ、200冊以上の龍馬関係図書が宿泊者には無料で貸し出しされ、無料放映の龍馬チャンネルもある。

★公式サイト → CLICK

室内に入ってまず目を引くのが左の写真の壁。龍馬作の俳句が龍馬の文字で書かれていて、まさに「龍馬尽くし」の宿。

部屋はバス&トイレが別になっていて便利。

「料理自慢の宿」だけあって料理の量も質も充分♪ 温泉ではないものの、7階の展望大浴場は広々していてのんびり浸かれた。