山梨・南アルプス ('07.6.2〜3)

2日目(6月3日)

ペンションの朝食といえば洋食が定番なんだけど、今回の宿「ほのぼのお宿 北地蔵」さんは「純・和食」。 種類も多くて朝から満足〜♪

食後、身支度を整え、オーナーの娘さんによるチェックアウトを済ませて表へ出たら、オーナー夫妻がカメラを持って待ちかまえていた(*_*)。

「写真を撮らせて頂いて良いですか?」

宿泊客の記念撮影をしているらしいことは宿のHPで知っていたけど・・・どうやら本当に撮影するらしい(笑)。 そして、「HPに掲載しても良いですか?」と聞かれていないのに、後日HPを覗いてみたら・・・・載ってました(^_^;)。・・・ホントはコレって「肖像権なんたら〜」で違反ですよね?(笑)

※その写真に興味ある方は「北地蔵HP」内の「南アルプス日記」を見てみて下さい。

さて。サクランボ狩り以外の予定は何も決めないまま来てしまった山梨の旅。 帰路は中央高速の渋滞を避ける為に山梨県から直接埼玉県へと抜ける雁坂トンネルを利用することにしたので、とりあえず韮崎方面へと山を下りることにした。

山を下り始めてすぐに、車の前に黒い小さな物体が・・・!

なんと!野生の猿がウロウロ!しかも小猿も数匹いて、道路が大変な騒ぎになっているではないか!

でも車が近づくと、サーっとアッという間に森の中へ逃げて行ったので、軽井沢などの猿とは違い、エサをもらいたくて道路に出ていた訳ではなさそう・・・(^_^;)

韮崎〜甲府周辺の観光スポットを探していて私の目に付いた場所は・・・「サントリー登美の丘ワイナリー」(*^_^*)。アルコールが全く飲めないshinjiにとってはかなり迷惑な話だが、今後、わざわざ日本のワイナリーに行く機会もないと思うので付き合ってもらうことにした(笑)。

 

 サントリー登美の丘ワイナリー 

実り豊かな自然に愛された丘。90年の歴史と150ヘクタールの自家ぶどう園の中には、ワインになるための葡萄が慈しみ育てられています。土に、花に、人に見守られてワイン愛好家の舌を魅了するワインができる。ワイン製造工程の見学や試飲ができるほか、日本初のワイン博物館やギフトショップ、おしゃれなレストランがあります。

公式HPはこちら → 

予約制の「ワイナリーガイドツアー」(所用約30分・無料)の初回(10:00〜)に空きがあったので参加することにした。ガイドのお姉ちゃんに連れられ工場内を徒歩で見学。総勢30名くらいだったかな。残念ながら内部は写真撮影禁止!(←こういう所、日本は厳しい!(>_<))

肝心なブドウは収穫前なので、工場内は誰も居ないし何もない・・・(^_^;)ちょっと寂しかった。。。でも、昨年のカリフォルニアでのワイナリー見学に比べると(詳細は「サンフランシスコ・シリコンバレー旅行記」参照)、説明が日本語なので100%理解出来て(笑)なかなか楽しいツアーだった♪

11:00以降のツアーは、バスやタクシー(試飲があるからネ・笑)がどんどんやってきていて観光客も多く、予約せずに飛び込みで参加するのは難しそうだった。行かれる方はインターネットで予約しておいたほうがいいかも。

・・・で。ツアー終了後はもちろん!無料テイスティング♪ 自分の車で丘を数分登り、見晴らしの良い場所にあるワインショップにて。ドライバーにはワインではなくジュースが渡されます(笑)。

テイスティングルーム

くぬぎ坂園(白)

Wine Garden(赤)

テイスティングは上記2種+もう1種類「登美の詩(白)」が可能だった。当然、全て飲みまして(笑)、味が気に入ったやや辛口の「くぬぎ坂園(白)」をお買いあげ♪日本では栽培が難しく珍しいアリゴテ種というブドウを入念に醸造したワインらしい。

ワインショップ前には、広大に広がるブドウ園。その向こうに見えるのは甲府の街。夜景が綺麗かも〜☆

園内には他にもレストランや、チーズソーセージなどワインに良く合う食品やぶどうソフトクリーム、焼きたてパンが人気のデリカショップもあり、入場無料なので家族連れや犬連れ(笑)で結構賑わっていた。

国際コンクールでチャンピオンになるような素晴らしいワインを作るこのワイナリー。日本にも世界に負けないようなワインを作っている場所があるんだぁ〜と、ちょっと日本のワイナリーを見直しました。

 

一旦国道20号に出てから北上する。 なにげに「アウトレット好き♪」の私(笑)。次の行き先は「八ヶ岳リゾートアウトレット」(*^_^*)。

 

 八ヶ岳リゾートアウトレット 

広大な敷地の中で大自然を満喫しながらショッピングを楽しめる注目のスポット。ショップは20代〜30代に人気の「BEAMSアウトレット八ヶ岳」をはじめ、インポート系ファッションやスポーツアウトドア、生活雑貨、レストラン等64店舗。オープンカフェでは澄んだ空気とカプチーノ、手作りケーキが味わえる。

公式HPはこちら → 

「こんな僻地(・・・と言っては失礼かもしれないけど・笑)にあるアウトレットなんて、ガラガラに空いているに決まってる!」と思っていたけど、ま〜ったく予想がハズれて、駐車場に車を停めるだけでも大変な騒ぎだった。警備員の誘導も下手クソだったし・・・(>_<)

それに、広大なのはいいが、5つに別れたエリア間を移動する際にはかなりのUpDownがあり、足腰の悪い人にはキツイかも。。。

全体的に大混雑で、たくさんのショップがあるにも関わらず、高級ブランド店以外は激混みの店が多くて、とても「大自然を満喫しながらショッピング」なんて状態じゃなかった。。。(-_-;)

・・・とか何とか言いつつ、テニス用品とかパスタソースとかランチョンマットとか、いろいろ買ったけど(笑)。

 

さて。そろそろワインの酔いもスッカリ醒めお腹が空いてきた(笑)。 最初は蕎麦屋を探していたがなかなか見つからず、やっぱり「山梨」と言えば「ほうとう」!ということで予定変更。 再び国道20号に戻り、国道140号を目指す途中の双葉JCT近くのほうとうの有名店「小作」(公式HPはこちら→CLICK)。

店の入口上方にデカデカと書かれた「熟瓜餺飥」という文字。何と読むか分かります??? 「かぼちゃほうとう」と読むらしい。難し〜い!

入口を開けると、すぐに温泉施設のような巨大な下駄箱が並び、その奥にはドーン!と大きな広間が広がる! 小さなうどん屋や蕎麦屋のイメージとはちょっと違った意外な空間だった(笑)。囲炉裏席もあったりして情緒はあったけど。

鴨肉ほうとう(¥1500) 天ぷらおざら(冷やしほうとう)(¥1200)

私が食べた「鴨肉ほうとう」は新鮮な鴨肉の独特のこくがほうとうにマッチしていてGOOD! shinjiが食べた「おざら」は、「ほうとう」の麺を冷たく冷やし、温かい具沢山のつゆで味わうという珍しい麺。鍋で煮込むほうとうは夏場は厳しそうなので(笑)、夏には「おざら」のほうがオススメかも♪

その後、ずっと下道で埼玉まで帰らなくてはならないので早めに帰路についた。「サクランボ狩り」だけを目当てに急遽出掛けたが、なかなか内容の濃い2日間のプチ旅行になりました。