ケアンズ ('03.6.23〜27)

2日目(6月24日) 〜 その2 〜

AM11:50。約1時間の昼寝のあと午後からのツアーに出発。

ホテルロビーで待っているとお迎えのワンボックスカーが到着。日本から予約をしたのは「AAO」(←TOPページの「お役立ちサイト」参照)という会社だったのだが、実際に来たのは全く別の名前の旅行会社の日本人。ロビーでツアー代残金の精算をしてから出発。途中、他のホテルの3組のお客さんを拾ってから「Skyrail」の乗り場へ向かった。

PM12:20。車は国道1号をガンガン飛ばし、15分ほどでケアンズ市内から少し離れた「カラボニカレイク」にあるスカイレール乗り場に到着。キュランダ村在住の裸足の子供達と一緒に並んで順番を待つ。

Skyrail(スカイレール)総距離世界最長のケーブルウェイ(ゴンドラ)。ケアンズ〜キュランダ間は1本のケーブルで結ばれているわけではなく、途中2ヶ所の乗り換え&乗り継ぎ駅がある。ケアンズから乗った場合、「Red Peak Station」で一旦降りて乗り換え、「Barron Falls Station」では、降りたい人は降りることが出来る。Red Peak Stationには駅の周囲に散策路があり、30分毎に無料のガイド付き散策も可能。Barron Falls Stationの駅の脇には「CSIRO熱帯雨林情報センター」と、バロン滝を眺める展望所がある。途中下車しなければ40分程で到着。

ここから自由にスカイレールに乗って、終点のキュランダ駅に集合。ただ、「次の予定があるので、Red Peak Stationでの散策は20分程度、Barron Falls Stationではゴンドラから降りずに、PM1:15までにキュランダまで来て下さい。」と言われた・・・(>_<) 我が家はキュランダ村到着後は、帰りのキュランダ列車の時間まではフリーのツアーなんだけど、他のメンバーが「水陸両用車に乗る」とか、「コアラを抱っこする」とかオプションが付いているので、それも加味した時間に集合しなくてはならないらしい。。。Barron Falls Stationでも降りてみたいんだけど、仕方ないか・・・(^_^;)

この日は快晴だったので、遙か海上に「グリーン島」も見ることが出来た。

世界最古の熱帯雨林を6人乗りゴンドラから眺める →

世界遺産に指定されている熱帯雨林を破壊しないために、工事の際に森の中には一本も道路を造らず、ヘリコプターを使って鉄塔をはじめとする機材を運び、ロープウェイのケーブルもヘリコプターで張ったそうです。一番高い鉄塔はなんと高さ40.5m

スカイレール料金(片道) 大人A$32 子供A$16

ユーカリの森林やたくさんのつる科の植物や宿り木、普段なかなか見ることの出来ない、太陽の光をより多く浴びられるよう木の上部のみに葉や実を付けた枝が伸びた「樹冠(キャノピー)」や、運が良ければ森の生き物たちの姿も眺められる。また、鳥の声や風のざわめきなど自然の音が聞こえるようにとゴンドラ内には音楽を流していない。

← Red Peak Stationに設置されている散策路

Rainforest Giants →

 

160種以上の熱帯雨林植物が観察できる175mの散策路。散策路自体もやや高い場所に設置されているが、それよりもまだまだ背の高い木々に覆われている。

時間があまり無いのでスタスタと散策路を歩いて回り、再びゴンドラに乗り込む。ガイドさんに言われたとおり、Barron Falls Stationではゴンドラを降りずにそのまま乗車(>_<)。

Barron Falls Stationを過ぎてすぐ、「バロン渓谷」と280mの落差のある「Barron Falls(バロン滝)」が現れる。

乾期にあたるため、水量はかなり少なくて迫力不足。遠目にはチョロチョロ流れている感じ・・・(^_^;)

「Kuranda Station(キュランダ駅)」到着直前には「バロン川」が現れる。

淡水ワニやカメ、水鳥達が見られることもあるらしい。

キュランダ駅到着直前にゴンドラが停止。良く止まるらしいことは知っていたので特に動揺はしなかったが、この段階で既に集合時間を過ぎていたので時間だけが気になる・・・。

PM1:25。数分後にゴンドラは無事に動き出し集合時間に10分ほど遅刻してキュランダ駅に到着。

全員でワゴン車に乗り込み、オプションを付けていない我が家と一人旅のおばさんは村の中心付近で降ろされ、「PM3:20にキュランダ列車の2号車付近に来て下さい。」と言われ、「良かったらどうぞ♪」とキュランダ村内の「Bird World」の割引券も渡された。そして、その他のメンバーを載せたワゴン車はそのまま何処かへ去っていった。

スカイレールの駅とキュランダ村の間を結ぶ無料のシャトルバスが毎日AM10:00〜PM2:00まで数分おきに運行しているらしいのだが、そんなシャトルバスらしき乗り物には1回も出会わなかった。歩けない距離ではないので、徒歩でのんびり散策という方が良いかも♪

KURANDA Village(キュランダ村)は、スカイレールの駅より400mほど坂を登ったところにある。かつて木材を運ぶ拠点として栄えたこの町は、人口たった700人程度でありながらケアンズの中でも一番の観光スポットの一つ。ちなみに「キュランダ」と言う名前は、先住民アボリジニの言葉で「熱帯雨林にある町」と言う意味だそうです。

Australian Butterfly Sanctuary(蝶園)、Bird World (鳥園)、Kuranda Koala Gardens(コアラ抱っこ出来る動物園)などのアトラクション施設や、マーケット、土産屋、カフェやレストランなどが立ち並ぶシンプルな村。

集合時間まで2時間ほど。ケアンズ市内に続き、この村も何処も日本人で溢れていた。まずは村内をザーっと見て回ってから「CAFE KURANDA」で腹ごしらえ(笑)。

このカフェ、とにかくメニューが多い!!!しかも1つの注文に対して「ケチャップは?」「ポテトは付ける?」などと質問責めに合った。更にその質問の英語がヒジョーに聞き取りにくい(>_<)!「マヨネーズ」が「マヨナイズ」と発音されていたりして、ヒアリングがなかなか大変だった。空港、ホテル等では全く問題の無かった私のヒアリング力だが、「さすがにOZ Englishはちょっと気合いが要るのかも!?」と感じた。

巨大なハンバーガー(A$7.0)

野菜たっぷりのサラダピタ(A$4.5)

他に、Swhepps(A$2.8)も購入

食事をしながら3時頃までの予定を考えた。1時間位しかないので、全ての施設に入るのは無理。いろいろと考えた結果、先ほど割引券をもらったし、私は「鳥好き」だし、トロピカルな色の鳥達に会いに行こう!と、「Bird World」に決定(^_^)v