ケアンズ ('03.6.23〜27)

2日目(6月24日) 〜 その3 〜

PM2:30。「Bird World」に到着。

ヘリテージマーケット内にあるバードワールドでは、モモイロインコ、オカメインコ、レインボーロリキート、コカトゥーなどの小さい小鳥や、野生ではあまり見る事が出来なくなったカソワリ(日本名:火喰鳥)などの大型の鳥を含めた世界中の熱帯雨林に生息する75種類の鳥が自然に近い状態で飼われており、餌をやったり写真を撮ったりすることができる。

入場料・・・大人A$12

手の平からひまわりの種を食べるボタンインコ

鮮やかな色のレインボーロリキート

入り口を入って鳥達の飛び出し防止のネットをくぐると、頭上を色鮮やかな鳥達が飛び回り、小型の鳥達は平気で人間の頭や肩にとまる。規模は大きくはないけど水辺もちゃんとあって、カラフルな鳥を間近で見られ餌付けも出来る。

PM3:00。Bird Worldから出てきたらマーケット内のお店は早くも店じまいを始めていた。ガイドさんの説明にもあったが、PM3:30発のキュランダ列車の最終便が去ると観光客が居なくなるので、本日の商売は終了するらしい。。。

「PM3:20に集合」と言われたが、村から駅までは徒歩15分くらい。あと5分だけ時間に余裕がある(笑)!

キュランダ村で忘れてはならない名物のひとつ。赤いワゴンの「アイスクリーム屋さん」♪有名どころは時間が無くても(?)ちゃんと押さえておかないとネ(^_-)

マンゴーアイス(A$2.8)を購入。甘みがかなり抑えてあり濃厚なマンゴーの味でおいしかった♪

PM3:20。アイス片手にキュランダ村から坂を下り、無事、集合時間に駅に到着。ガイドさんから列車の切符とパンフレットを受け取り、キュランダ列車に乗車。

PM3:30。英語のアナウンスが流れたあと、時間通りに列車は発車した。

キュランダ鉄道は約100年前に鉱夫達の手によって、つるはしとショベルだけの手作業で作られた。ケアンズからキュランダまでの間をゆっくり約1時間半かけて走り、途中でバロン川や渓谷などの素晴らしい景色を見る事が出来る。車内は木製の内壁もワイン色のシートもワックスで磨き上げられていてピッカピカ。座席は3人掛けのシートが向かい合っていて、片側は通路となっている。トイレと飲用水は完備されているので安心。

乗車料金・・・大人片道A$35

座席指定のこの列車。私の席は14両連結されているなが〜い列車のうち、後ろから2両目。窓から顔を出してみると、一番前の車両が見えないほど長い!!!ルート内にはトンネルが15ヶ所あるが、トンネル内では車内にノスタルジックな電灯が灯り良い雰囲気だった♪

Barron Falls Stationで列車は10分ほど停車する。駅の一番前方にちょっとした展望台が設置されていてBarron Fallsを眺めることが出来る。

列車から降りる際は、キュランダ駅で乗車時に利用した扉とは反対側・・・つまり、座席側にある非常口の扉を手動で開けて降りる(^_^;)。

列車から降りない人もたくさんいたけど、私は当然降りてみた・・・が、後ろから2番目の車両から一番前まで歩くのは結構大変〜(>_<)

Stonycreek falls Station付近は路線上で最も見応えのある場所。

鉄の格子型の骨組で出来た橋は1890年代半ばに完成し、3本の橋脚で支えられている。

橋のカーブがかなりキツイので、こんな光景が見られる絶好の写真撮影ポイント!

Stonycreek falls

バロン滝の流量は寂しかったのに、こちらは轟音を立てて流れ落ちていた。水しぶきを浴びそうなくらい近くを列車が通過する。

ガタゴトとゆっくり走るキュランダ列車。路線上には他にもコーラル海ケアンズ空港の素晴らしい眺めや、「ホースシューベンド」と呼ばれる180度のヘアピンカーブなどが現れ次々と風景が変わる。・・・が、列車の揺れはとても心地よく、やや寝不足気味の私は気が付いてみれば、ケアンズのひとつ手前の駅「Freshwater Station」付近まですっかり寝てしまったのだった・・・(^_^;)

PM5:00、ケアンズ駅到着。その後、ホテルまで送ってもらってツアーは終了。

ツアー出発前1時間ほど昼寝したのに、部屋に入ってみて、改めて枕がひとつ足りないことに気が付いた(笑)。夕食に出掛けるついでに、フロントに「枕が無いよ〜」と伝えてから出発。

PM6:30。エスプラネード沿いにある「Night Market」に到着。

観光客がツアーから戻ってくる夕方頃から賑わい始めるエスプラネード通りの“顔”的存在の「Night Market(ナイトマーケット)」。敷地内にはところ狭しと露店が建ち並び賑わいをみせている。民芸品や洋服、アクセサリーから健康食品、お菓子類などあらゆるオーストラリアのお土産を安く購入できる。フードコートもあり便利。

こういう小さいお店がゴチャゴチャした雰囲気が私は大好き♪この日の夕食はここのフードコートで食べることにした。

中華料理屋では、5種類ほど皿のサイズがあり、好きなサイズの皿の値段を支払い、好きな料理を好きなだけ盛る。(写真の皿はA$8.5) アジア料理屋さんで「ラクサ・シーフード(A$9.8)」を購入。2種類の麺が入っていて、ココナツの風味が効いているが、後からものすご〜く辛い!!!

食後、スーパーマーケット「Woolworth」で朝食の買い出しをしてからホテルへ戻った。

出掛ける前に頼んでおいた枕だが、部屋中見渡してもいまだに無い!再度フロントへ行って「枕が無い!」と言うと、「部屋で待っていて。」と言われた。まもなくお兄さんが枕を持参して部屋にやってきた。

そっか・・・もしかして、「枕が無い」と言いつつそのまま出掛けてしまったので、部屋に枕を持って来たけど誰も居なかったから勝手に部屋には入らなかったの?・・・それとも、ただ単に忘れていただけ???日本以外の国では後者の方が多いような気がするけど・・・(笑)。ともかく、無事に枕も来たことだし、翌日の早朝出発のツアーに備えて早めに就寝。