ケアンズ ('03.6.23〜27)

3日目(6月25日)

今日は1日、日本から予約しておいたクルーズに参加する。1日限定100名の無人島・フランクランド諸島クルーズ」。どんな島なのか楽しみ〜♪

集合時間の1時間前。通常の生活より早いAM6:20に起床。ボーッとしたまま、前日、スーパーで買っておいた朝食を摂り準備をする。

AM7:20。予定通りの時間に若いオーストラリア人のお姉さんが迎えに来た。

この日のクルーズは、出発前にネットでオーストラリア政府公認旅行会社「トラベルターザン」というサイトから予約したが、実際には現地の「FRANKLAND IS.CRUISE & DIVE D/L」により催行されるツアーで、その会社のお姉さんが来たのだ。

「英語、話せます?」と聞かれ、見栄を張らずに「ちょっとだけ(笑)」と答えたら、「船には日本人スタッフがいるから大丈夫よ(^_^)v」と言われた。さすがに今日は<日本人団体ツアー>ではないので、英語メインの1日になりそう。。。

大型バスに乗り込み出発。数ヶ所のホテルをまわったが、日本人はほとんど乗ってこなくて、最終的に40人ほどのメンバーのうち日本人は我が家を含めてたった8人!前日まで日本人しか見かけなかったので海外に来た気がしなかったが、さすがにこの日は「海外」って感じ。(^_^;)

全てのメンバーが揃い、ケアンズを出発してから「Deeral」という街の「Mulgrave River(マルグレーブ川)」までは1時間弱。バスの中ではカッコイイお兄ちゃんから今日1日の予定の説明があった。・・・が、これが非常に聞き取りにくい英語(>_<)!!!ある程度の要点だけは聞き取れたけど、「私、こんなにヒアリング出来なかったっけ?」と悲しくなるくらい・・・。でも、日頃から日本人の参加者も多いらしく、英語での説明の後に続けて日本語でも説明してくれた。かなり省略されていたけど・・・(^_^;)

AM8:30。マルグレーブ川の船着き場に到着。そのまますぐに、2階建て中型のカタマランヨットに乗船、そして出航!

 船内は予想より広く、座席もなかなか座り心地のよいシート♪

出航から30分くらいはマングローブ林の中を下るので揺れもなくとても静か。この30分の間に安全に関する説明やシュノーケル道具、ウェットスーツ等の貸し出しが行われる。船内スタッフの中には「ノゾムさん」「チホさん」という2名の日本人が居るので、日本語説明もあり。説明のあとに、モーニングコーヒーorティーとビスケットのサービス♪

コーヒーを飲みながらのんびりしていたら、ノゾムさんがやってきて「ウェットスーツはお持ちですか?」と聞いてきた。シュノーケル道具は持参しているけど、そこまでは用意していないよ〜。「必要なんですか?」と聞くと、「冬のこの時期の水温は25℃くらいなので、太めの外人ならともかく、細身の日本人はかなり寒いはず。ウェットスーツを着ることを薦めます。」と断言。たったA$10なので、とりあえず借りておくことにした。<海女さん>みたくなるからあんまり好きじゃないんだけどねぇ〜(^_^;)。

風景が川から海に変わってから更に30分ほど。天気も良く風もあまり無かったので、揺れはほどんどなく、あっという間に島が見えてきた!

アウターリーフではないが本土から近く、それでいて珊瑚も綺麗だと評判なのが4つの島からなる「Frankland Islands(フランクランド諸島)」。クルーズで訪れるのは北から2番目に位置する「Normanby Is.(ノーマンビー島)」。島の周囲は珊瑚礁で囲まれ、1周歩いて30分ほどの無人島。島での過ごし方は基本的には自由だが、無料でガイド付きの「シュノーケリングツアー」と島内を散策する「アイランドウォーク」が行われる。また希望者は半潜水艦も無料で体験出来る。

船は沖合に停泊し、ディンギー(小舟)で島に上陸する。

 島での様子は↑上の写真をclick!

PM2:00。通常はPM2:30出航らしいが、この日は途中で寄る島があるため少し早めの出航。

フランクランド諸島の4つの島のうち、「ラッセルアイランド」はキャンプ宿泊が可能らしく、今夜その島に泊まる3名を降ろすためにちょっと停泊。当然無人島なので、水と食料を含めた山ほどの荷物を持って上陸するのを見届けてから出発。

PM2:30。ラッセルアイランドを出発。

帰りもアフタヌーンコーヒーorティーとフルーツケーキのサービス♪

船の揺れはほとんどなく、船酔いしやすい私も1日酔うことなく快適に過ごせた(*^_^*)

PM4:00に朝出発した船着き場に到着し、その後バスでホテルまで送ってもらってクルーズは終了。

贅沢な言い分だとは思うが、海を楽しむ時間より乗り物に乗って移動する時間の方が多いのが残念な気がした・・・(^_^;)。宿泊施設があればもっと楽しめるんだろうけど、あの無人島に人工物が建てられた瞬間から、世界遺産グレートバリアリーフの綺麗な珊瑚礁はきっと死んでいってしまう・・・仕方ない、我慢我慢(>_<)

PM7:00。ホテルで1時間ほど休んでから夕食&散策に出発。出発前にレストランの下調べはをあまりしていなかったので、ガイドブックで探したレストランに行ってみることにした。

Dundee's

入り口ではクロコダイルの剥製がお出迎え。オーストラリアならではの変わったお肉(カンガルー、クロコダイル、エミュー)などが食べられるレストラン。

お肉以外にもロブスターやマッドクラブ等がこれでもかといわんばかりにてんこ盛りのシーフードプラッターも有名。

店内の様子 →

オーストラリアでメジャーなBeer「XXXX (4th X)」Light A$2.6

巨大なパン

OZ Connection (small size) A$14

左からクロコダイル、チキン、カンガルー

MIX Grill A$22

オージービーフのステーキ、ラムのカツレツ、ソーセージなど。

日本人の店員さんも居るし日本語メニューもあるので、当然のように日本語メニューも渡された。日本語メニューにはアラカルトメニューは載っていなくて、コースメニューだけが数種類載っていたが、値段を見てビックリの高額だった(@_@)我が家は英語メニューから選んだのだが、後から来た日本人グループが頼んだ日本人用コース料理はどうみても日本人には量が多過ぎるようでたくさん残していた。食べられる分だけ注文すればいいのに、料理もお金ももったいないよ〜! でも店側にしてみれば、「旅先になると財布の紐が緩む日本人」はきっと良いターゲットなのよね。。。

ちなみにこのレストラン。高級風レストランなのに「会計」はテーブルではなく、日本のようにレジで行われる。

食後、Spence St.を海に向かって歩き「The Pier Marketplace(ピア・マーケットプレイス)」に行ってみたが、ほとんどの店舗は既に終了(^_^;)。

そのままエスプラネード沿いをてくてくと散歩。昼間はたくさんの人で賑わうEsplanada Lagoonはひっそりとしていた。(→右の写真)

途中の人工ビーチでは本物の炎を使用したファイアーショーも催されていた。ストリートパフォーマーかな?

PM9:30過ぎにホテル到着。明日の準備をしシャワーを浴びて、早めに就寝・・・zzz