南ドイツでスポーツ!&オーストリア日帰り&オランダへ再挑戦! (2003.2.21〜3.2)

6日目(2月26日) 〜後編〜

「Are you NIPPON-JIN?」 Dom Platsにあるお土産屋さんに入った時、店長らしきおじいさんが話しかけてきた。「Yes!」と答えると、とてもうれしそうに表紙に「Japanese-Romanized」と書かれた辞書を見せてくれた。「日本人は結構来るの?」と英語で聞いてみたら「そうでもないよ。」と言っていた。・・・が、その辞書はかなり使い込んである様子だった(^_^;)。

おじいさんは、店内を歩き回る私達の後ろからその辞書を片手にドンドン話しかけてくる。shinjiを指さし「Oto」・・・「?男のことかしら?」と首をひねると「Danna」「あ〜!“旦那”のことね!じゃ、さっきのは“夫”のことね!」「Ga-den insui」「ガーデン?庭?違うな。もしかして“我田引水”か!?」などと、カタコトの日本語と英語でしばし歓談。その後、おじいさんの罠にすっかりはまり、ねじ巻き式の鳩時計を購入してしまったのだった(笑)。上の写真がそのお土産屋さんの外観。

散策の途中で、「寿司バー」を発見!店外の看板の値段を見ても「外国の和食屋さん」ほどは高くない(笑)!そろそろ醤油とみそ汁が恋しくなって来ていたfu-koの要望で入ってみることにした。

FLYING FOOD COMPANY

店員さんは若い女の子。当然、会話はお互いカタコト英語。寿司ネタの札は読めないので見た目でいくつかを購入。お値段は寿司1個が1ユーロ前後。日本の回転寿司は大体2個¥100〜だから、少し高いカナ?でも、寿司もみそ汁もベジタブルスープも、ファーストフード店にしてはなかなかおいしかった。

Innsbruckの街の散策を満喫した後、帰りの列車はInnsbruck Westbahnhofから乗ることにした。

市街地からは離れているため、とてもひっそりとした駅

PM15:35に中央駅を出発してこの西駅にPM15:39に到着予定のR5454に乗り、「Mittenwald」で途中下車し1時間ほど散策するつもりだった。

「Mittenwald」は小さな街だが、家々の壁に描かれた見事なフレスコ画と、ヴァイオリン作りで世界的に有名なリゾート地。どんな街なのか楽しみに列車を待っていた。すると、列車到着予定時間2分前に構内アナウンスが流れた。「列車が来ます」というアナウンスにしては非常に長い。でも、ドイツ語なので全く分からない。。。「?何だろう?」と思いつつも、ホームで待っていると一人のおじさんが近寄って話しかけてきた。が、当然ドイツ語。「分からないよ〜!」と英語で答えると、おじさんも悩みながらドイツ語+ちょっとの英語で説明してくれた。

「列車は来ないから、Mittenwaldまではバスで行け」と通りの向こう側を指さした。「え〜〜〜!2分前に運行中止なの〜!?」・・・さすがDB(ドイツ鉄道)。急に運行しなくなるという話はよだから聞いていたものの、ホントに遭遇するとは・・・(苦笑)。でも、親切に声を掛けて教えてくれたおじさんに感謝。

しかし、バスは見あたらないし、いつ発車なのかも分からない。。。とんでもない所へ連れて行かれても困るので、中央駅に戻ることにした。

PM16:35発 R5424に無事に乗り込む。でも、時間的に「Mittenwald」の散策は諦めることになった・・・。

列車の中には、1人旅風の日本人らしき男の子とアメリカ人の団体様。こんな田舎町で日本人に会うのは珍しいから声を掛けようかとも思ったが、歩き疲れたため爆睡。。。

これが行き損ねたMittenwaldの駅。

う〜ん残念!(>_<)

PM18:01。無事にGarmisch-Partenkirchenに到着。

Mittenwaldに寄らずに急いで帰ってきたのには実は重要な理由があった。それは、この日が最終宿泊日なので、朝見つけたホテル内のプール&ジャグジーに入りたかったのだ!事前調査でPartenkirchenの街には「クアハウス」があるらしいことを知り、スキーに行くのに水着も持参していた私達(^_^;)。でも、結局クアハウスは見つからなかったので、せっかく持参した水着は眠っていたのだ。この日の朝までホテル内のプールの場所も分からずに諦めていたのだが、場所を知ってしまった以上入らないわけにはいかない!!!このプールの使用時間が19:30までだったので、どうしてもこの時間までに慌てて帰って来たのだった(笑)。

部屋に到着後すぐに水着に着替え、誰も居ないプール&ジャグジーを時間まで貸し切り状態で満喫♪持参した水着もそのまま帰らずに済んだ(笑)。

・・・詳細は「HOTEL」のページに掲載・・・

 

Garmisch-Partenkirchenでの最後の夕食は、この街に到着した時に駅前で見かけてからfu-koがず〜〜〜っと気になっていたアジア料理のお店に行ってみることにした。店の外に英語のメニュー表もあったので、きっと注文は出来るはず!

ASIA CITY Restaurant

お店の外観(左)と内部の様子(右)。

中華料理屋かと思っていたが、アジア料理全般。

Wantan Suppe(ワンタンスープ)2.60ユーロ

一度揚げたワンタンが入っているのでちょっと・・・いや、かなり油っぽい。

Mi Heo(豚肉入り焼きそば)7.80ユーロ

こちらもちょっと油っぽい。しかも量は多過ぎ!

Huhnerfleisch rot Curry(アジア野菜入りチキンレッドカレー)8.90ユーロ

これはなかなかイケるタイ風カレー♪

カレーと言えば、日本人の私のイメージは「カレーライス」。でも、いくら待っても「ライス」どころか「ナン」も出てこない。でも、同じ様なメニューを頼んでいる人のテーブルでは「丼に入ったご飯」を食べている人が結構いるではないか!

そこで、強引にも「このカレーはカレーだけで、カレー用にライスは付かないの?」と英語で聞いてみた。ウェイターさんは中国人風。でも、メニューには英語が併記されているし、英語は通じるはず・・・なのに、即答はなく首をひねっている。。。私の「ライス」の発音が悪いのかと思い、何度か「ライス」を連発(笑)。すると、ウェイターさんは「ちょっと待って。」と言って去っていった・・・。数分後、他のテーブルと同じく丼に入ったライスが登場!な〜んだ、あるなら最初から持ってきてよ〜(=_=)

支払いの伝票には「ライス」の追加注文は書かれていなかったので、店側がただ忘れていただけなのか、それともサービスだったのか、はたまた「カレー用のライス」と言われたので一瞬迷ったのかは定かではない・・・(笑)。

 

この日は1日いろんな人達と接することが出来たので、ちょっと変わったおもしろい経験をたくさんすることが出来た。「これこそ、旅の醍醐味!」と満足しながら就寝・・・。翌日はドイツを去りオランダへ移動だ〜(^O^)