南ドイツでスポーツ!&オーストリア日帰り&オランダへ再挑戦! (2003.2.21〜3.2) |
Garmisch-Partenkirchenを離れると同時に、ドイツを離れる日が来た。
この日は移動日ということで何も予定を立てていなかった。ミュンヘン空港までの移動時間を計算したところ11:00頃に発てば良いらしい。ホテルのチェックアウトは12:00までOKなので、出発前にPartenkirchenの街を歩いてみることにした。
Ludwigstrasseという通りをテクテクと歩いている途中、いきなり後ろから杖をついたおじいさんに「Japaner(日本人)?」と、声を掛けられた。「Ja(はい).」と返事をしたら最後。そのままおじいさんは話し始めたのだ。しかもドイツ語!「分からないよ〜」という顔をしたのだが、おじいさんはお構いなしに話し続ける。途中いくつか聞き取れた単語から想像するに、「Partenkirchenのこの通りは、イタリアのローマからミュンヘンより先のAugsburgまで繋がっているんだよ」ということらしい。おじいさんは自分が満足するまで話し続け、最後にうれしそうに握手をして去って行った・・・。ドイツ人って親切なのか、お節介焼きなのか分からない(^_^;)。
AM10:40 ホテルをチェックアウトし、駅へ向かう。
←Garmisch-Partenkirchenの駅舎
売店でペットボトルの保証金を返してもらい、券売機でミュンヘンまでのキップを購入。日本の自動券売機だと「2人分」というボタンがあるのが普通だが、DB(ドイツ鉄道)の券売機にはそれらしきボタンが見あたらない。。。仕方なく1人分14ユーロずつ2回に分けて購入。
AM11:10発 RB21646でミュンヘンへ出発。
列車の中の様子(左)と車窓からの風景(右)
RBは日本でいうと「各駅停車」の列車。でも、座席はなかなかの乗り心地♪
PM12:47 ミュンヘンHbf到着。
ミュンヘン駅(左)とミュンヘン駅構内(右) |
日本を離れて2日目にサッカーを観た後に去って以来、5日ぶりのミュンヘン!気が付いてみれば今回の旅も既に折り返し点を過ぎている。ミュンヘン観光は済んでいるので、このまま空港へ向かうのだが、少し時間があったので、shinjiは駅構内にあるBayern MunchenのFAN Shopに最後の買い出しに出かけた。fu-koは駅のベンチで荷物番をしながらオランダのガイドブックを広げ予習。
← 駅構内をブラブラしていたshinjiが売店で購入
ピザとナンの中間のような生地で、溢れんばかりの野菜とマヨネーズ和えのシーチキンを包んだ物。サンドイッチにしては雑な作りだが(笑)、これが結構イケル!でも、量はあいかわらず多い〜!!! |
1時間ほど駅で時間を潰したあと、地下の市内列車乗り場へ向かった。
ドイツは市内列車の自動券売機もかなり複雑。。。でも、ミュンヘン到着時に空港で購入したキップと同じ「家族1日券」という物を買えばいいので、簡単簡単♪ 「Tages-Karteの、 Gesamtnetzの、Partnerって押せばいいんだよね〜♪」と、ひとつひとつ声に出して確認しながらボタンを探していたら、隣りの券売機でキップを購入していたおじさんが声を掛けてきた。いかにもドイツ人らしい見上げる程大きなおじさん。黒いロングコートを羽織ったスーツ姿。
当然最初はドイツ語で声を掛けて来たのだが、途中で「こいつら分かってないな!?」と気付いたらしく、英語を混ぜて説明をしてくれた。どうやら、このおじさんもたった今、同じキップを買ったばかりで空港へ行くところらしい。なので、5人まで使用出来るキップだから一緒にどうぞ〜というお誘いだった。一瞬、「このまま着いていって本当に大丈夫なのか?」というコトも頭の隅を横切ったのだが、断る単語が思い浮かばなかったので(笑)、そのまま着いて行くことにした。
PM2:52発 S8で空港へ向かう。
ホームで列車を待っている最中に英語で会話をしようと努力したが、おじさんもあまり英語が分かる訳ではないらしく、会話が続かない・・・(^_^;)。本当に話したがりのドイツ人は、こっちが理解していようがしていまいが勝手に話しかけてくるってことは何度も経験していたので、きっとこのおじさんは無口なタイプなのだろうと判断して、おとなしくしていることにした。40分近く列車に乗っていたため、fu-koは途中で居眠り・・・。zzz
PM3:30 途中、何ごともなく Flughafen Munchen(ミュンヘン空港)に到着。
私がお礼を言うと、おじさんは頷いて、空港入り口のエスカレーターを昇り切った所で手を振って去っていった。おじさんは大きなスーツケースを持っていたわけではないし、「空港に用がある」と言っていたので、空港の職員か、または誰かを迎えに来たのかな?ともかく、有り難い申し出だった。やっぱりドイツ人は親切だわ〜♪
おじさんが去って行ったあと、shinjiが「良くあの状況で寝られるね〜」と感心していた。。。一緒に列車に乗って近くの座席に座ってはいたものの、もし途中で検札が来て、あのおじさんが「こいつらとは関係ないよ!」と言ったなら、切符を持っていない私達は「無賃乗車」ということで高額な罰金を取られることになる。そんな状況だったので、shinjiは「今がドイツ人を信じられるか?信じられないか?の瀬戸際だ!」と思い、眠る気になどならなかったらしい・・・。そっか〜、やはりちょっと危険な行為だったかもね〜。でも、その時はその時。英語で頑張って言い張るさ!(^_^)v
KLMオランダ航空のカウンターはホールDにある。キョロキョロしながらホールDを見付けチェックイン。
特に買い物もないので、そのまま待合いホールへ。 |
PM16:25 KLM1796便。定刻通り出発。機内ではサンドイッチとドリンクのサービスがあった。
PM17:40 予定より20分も早く、オランダ・Schiphol(スキポール)空港到着。
とうとう昨年からの念願のオランダ入国だ〜♪だが、なかなか荷物が出てこない!!!もしかして私はまだ未経験だが、有名なLost Baggageか???と不安になる。。。かなりの時間くるくる回るベルトコンベアーと睨めっこをして、やっと荷物を発見。その後のオランダ入国はやはりスタンプを押されることなく通過。成田の出国スタンプ以降、ココまでまだ1つもスタンプがない・・・(^_^;)
空港の外に出ると、またもやプチトラブルが発生。空港周辺のホテルは、バスターミナルにシャトルバスが待機しているはず。でも、市内行きのバス乗り場はたくさんあるが、シャトルバスの乗り場が見つからない!荷物番をshinjiに任せて周辺をウロウロしてみたところ、空港の端の方に「○△HOTEL」と書かれたいろんな色のバスが数台停まっているのを発見。本日の宿泊先のホテルの名前の書かれたバスを探すと、あるある!良かった〜♪念のため運転手さんに確認したが問題なし。それにオランダでは普通に英語が通じるようなので、ちょっと安心。
PM6:30 ホテルのシャトルバス出発。15分程でホテルに到着。
チェックインは英語OKなので、スムーズ♪とても聞き取り易い英語だったので、ここで英検のヒアリングテストを受けたら100点を取れそうなくらい(笑)。禁煙ルームにしてもらった♪
部屋は108号室と言われ、「お土産屋さんの手前にエレベーターがありますよ」と言われたのだが、「1階だから関係ないじゃん?」と不思議に思いながらその場を離れた。で、お土産屋さんの奥の方に向かうと、レストランがある。でも部屋のある気配がない。。。「???」。そしてふと気が付いた。「1○△号室」が必ず「1階」にあるのは日本のホテル。海外のホテルでは、日本で言う「2階」が「Floor1」になることもあるのだ。。。こんな基本的なコト。我ながら恥ずかしいわ〜(^_^;)。普通に英語が通じるようになって、気が抜けてしまったようだ・・・(笑)。
Dorint Schiphol Amsterdam Hotel
空港近くなので、周辺には何もないのがちょっと寂しい・・・。
ホテルの詳細は後日「HOTEL」のページに掲載
ホテル周辺には何もないので、夕食を食べるにはホテルのレストランで済ますか、Schiphol空港に行くか、市内に出るか・・・などなど。
我が家の旅行はいつも、途中で体調を崩したり現地の料理が合わなかった時のために2〜3食分のレトルト和食を持参している。今回ももちろん持参して来ていたのだが、ここまでお世話になることがなかった。・・・ということは、その分スーツケースの中の場所を取っているということにもなる。そろそろお土産も増えて来ていたので、日本に帰るまでに持参した和食を食べ切らなくては!と、この日の夕食は持参した和食で済まし、翌日のために早めに就寝・・・。