イタリア(ミラノ&ローマ) '14.11.1〜9

日目(11月 3日) 〜その2〜

PM12:00。Duomo前の停留所からトラム16番に乗り、目当ての「サン マウリッツィオ教会」前の停留所で下車。

無事に教会には辿り着いたのだけど・・・ 残念ながら休館日なのかな?入り口は開いてなかった。

じゃ〜、近くにあるサンタンブロージョ教会」に行ってみよう〜♪と歩き出したが、隣接している「カトリック大学」とやらは見付かったのに、肝心な教会の入り口が見付からなくてしばしウロウロ。。。

やっと見つけた〜!(^-^)ノと思ったら、入り口には「7:30〜12:30/14:30〜19:00」との記載が・・・(-_-;) ただ今の時刻:pm12:45。 またもや昼休み中です(笑)

ちゃんとガイドブックを見れば(書かれている時間は違ってたけど・笑)昼休みがある事くらいは分かったハズなんだけど・・・、予定をきちんと立てず行き当たりばったりで行動してるから、どうも今日は無駄な行動が多い(^_^;)

午後の開館時間まで他の観光スポットを見学して来ましょ〜。50番バスに乗りメトロの「Cairoli」駅前で降りて、徒歩で「スフォルツェスコ城」へ。

PM13:10、スフォルツェスコ城」着。お腹が空いてきたので敷地内にあるベンチでランチを済ます。

 

Castello Sforzesco(スフォルツェスコ城)

ミラノ公国の要塞・スフォルツェスコ城。入り口の正面は109メートルという高い塔になっていて、そこからレンガ積みの城壁がぐるりと取り囲んでいる。また入り口の塔の前には円形の噴水と馬に乗ったスフォルツァ公爵の彫刻が置かれ、その非日常的な光景を遠くから眺めているとまるで映画の中に迷い込んでしまったかのような錯覚に陥る。15世紀にスフォルツァ家がかつてのヴィスコンティ家の城跡を改装し居城とした。あのレオナルド・ダ・ビィンチも建設に加わったといわれる古城の美しさはぜひ一度訪れたいスポットのひとつ。
 

お城自体は入場無料。入口の塔を抜けるとそこにはかつての息吹が感じられる大きな広場になっている。ミケランジェロが死の間際まで作っていたといわれる「ロンダニーニのピエタ」が展示されている「スフォルツェスコ城博物館」は有料(←入ってません・(^_^;))。

ここでもミラノ名物の「ミサンガ売り」が数人ウロウロしていて、「No.」と言い続けるのもめんどくさくかった・・・(-_-;)

10分ほど城内の広場から写真を撮ったりして、メトロ「Cairoli」駅からLine1に乗り「Duomo」駅で下車。Duomo前の広場に面したデパート「リナシャンテ」でトイレを借りてから(笑)、高級店が並ぶアーケードとして有名な「ガレリア」へ。

 

Galleria Vittorio Emanuele II(ヴィットリオ エマヌエーレ2世のガレリア)

ドゥオーモと同じようにミラノのシンボルとなっているのがこのガレリア。イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にちなんで名づけられたこの場所は、最初に1861年にデザインされ、イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって1865年から1877年の間に建設された。石造りの伝統工法を基盤にガラス、鉄、石、そして近代の鉄骨が組み合わさった融合美はまさにミラノの建築技術の終結と呼べる傑作。

ショッピングモールの先駆けとしてよく知られているこのアーケードには「プラダ」の本店を始めとした高級ブランド店、歴史ある本屋、鞄屋、宝石店などが並び、お買い物好きの人なら1日過ごせるかも。ブランド物のショピングには全く興味のない私にとっては、ここは芸術作品の宝庫のよう !天井から壁から床まで全てが貴重な芸術作品♪

天井付近のフレスコ画はそれぞれヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカを表し、床に描かれたフレスコ画のなかに牛のデザインの物(右下の写真)があり、ここのくぼみに踵をのせて回転すると幸せになれると言われていて多くの観光客がここで写真を撮っていた。人だかりが無ければ気づかなかったかも(^_^;)。

PM14:30。ガレリアを抜けて、路地裏の道を歩き向かったのはACミランのショップ。・・・が、あるはずの場所に見付からなかったので行き先変更。インテルのショップ「SOLO INTER」

ショップは一階と地下に分かれていて、歴代選手たちのサイン入りグッズなども展示されていてミニミュージアムのようになっていた。公式インテルグッズの販売をしていて、ユニフォームはもちろん色々な小物などもあった。もちろん、日本代表の長友選手のユニフォームやサインもあった♪

ガレリアにあった有名ブランドのお店には一切足を踏み入れてないのに(^_^;)、まだまだ私のショップ巡りは続きます(笑)。次は、F1で有名なフェラーリのショップ「Ferrari Store」

世界のスーパーカーとして知られ今やイタリアのシンボルにもなっている有名なフェラーリ。F1ファンにとっては憧れのスポーツカーで、ミラノの南東に位置する「モデナ」という街の近くにフェラーリ工場や博物館があることで知られているが、そちらに行くのは日程的に無理なのでミラノ市内のこの直営グッズ販売店に来たかった♪

3階建ての大きな建物でカジュアルウェアーから靴、キーホルダーなどさまざまなフェラーリグッズが販売されていてセール品もあった。入口近くにはF1マシン (たぶんレプリカ?)が展示されていて写真撮影OK♪(*^_^*) セール品も多少置いてありました。

 

PM15:20、「Ferrari Store」から徒歩でDuomoに戻りトラム27番に乗車。15分ほど乗車した所で降りてサンタンブロージョ教会」に向かう。入り口は閉まっていたけど押したら開いたので入ってみる。

Basillca di Sant'Ambrogio(サンタンブロージョ聖堂)

ミラノの守護聖人を祀るミラノ最古の教会。4世紀末に着手されたロンバルディア・ロマネスク様式の傑作。中世のロマネスク建築らしくおごそかで美しい教会。現在に至るまでに何度も改装を重ねており、9世紀に作られた美しい漆喰の天井や壁などは当時の有名な建築家によるもの。特に入口の回廊には訪れる人を静かに受け入れるような厳粛な雰囲気が漂っている。

団体のツアー客が来る事がまず無い教会なのでとにかく静か。教会内部は白い壁と赤いレンガが美しく、金細工が施された祭壇やキリストと聖アンブロシウスを描いたレリーフもあり、また祭壇の裏側には大司教のミイラがガラス越しに見えるようになっている(←さすがにミイラの写真は撮ってません・汗)。

特に、モザイクで描かれた後陣の天井画「全能の神キリスト」(写真下段・左)と、金色の漆喰で描いた「祭壇天蓋」(写真下段・中央と右)が素晴らしかった!! 今回の旅行ではサッカー観戦があった事もありオペラグラスを持参していたので、肉眼よりもモザイクの細部に近寄ってじっくり見る事が出来た。今まで「フレスコ画」の教会を見る事が多かったのだけど、「モザイク画」はまた違った印象で感動した。

PM16:00、小雨も降ってきたし、本日の観光はとりあえずこれくらいで終了。

トラム27番→1番と乗り継いでPM16:45にホテルに帰着。その後、夕食の時間までお昼寝Time♪zzz(=_=)zzz

 

PM18:30、起床。今夜はミラノでの最後の晩餐なのでレストランへ♪

ネットの口コミで評判の高かったRistorante Pizzeria Sabatini」値段もそれほど高くなく味もしっかりとしているので、地元でも知られた有名店。ホテルから徒歩で行ける場所にあったので行ってみた。

Birra pico(ビール小∈3)
Sprite(スプライト∈3)

Grissini(グリッシーニ スティック状のパン∈2.5)

Risotto con zafferano alla milanese(リゾット・ラ・ミラネーゼ∈8)
Gnocchi fatti in casa al gorgonzola(ニョッキ・ゴルゴンゾーラ∈9)
Tiramisu' coppolatissimo alla Gigi(ティラミス∈5)
Caffè(コーヒー∈2)

ミラノの有名料理:「リゾット・ラ・ミラネーゼ」。この料理はある結婚式においてその結婚を望まないガラス職人がイジワルをしようとリゾットにサフランを入れたのが始まりと言われています。結婚式に参列した人々は黄色くなったリゾットを恐る恐る食べてみるとこれが意外においしい!と、今ではお祝いの意味も含めたミラノの有名料理になったそうです。

・・・何の飾り気もないリゾットとニョッキ(^_^;)。小食な我が家にとっては量的にはちょうど良かったけど、こうやって写真を並べてみるとかなり栄養が偏っている(笑)。本場イタリアのティラミスはもちろん美味しかった〜♪ 予約無しでも快く受け入れてくれたし、ウェイターさんの対応やサービスもとても気持ちよく、良いレストランでした(*^_^*)。

PM20:30、徒歩でホテルに帰着。

明日はミラノ最終日。そして、苦労してチケットを取った天才レオナルド・ダ・ヴィンチの大傑作「最後の晩餐」を観に行きま〜す!