ケニア ('17.9.23〜30)

日目(9月24日)〜その1〜

AM2:45、カタールのドーハ、ハマド国際空港到着。

ターミナルビルはとっても近代的な建物で床はピッカピカ、天井はキラキラ♪まるで映画に出てくるような宇宙へと飛び立つ列車の発着駅みたいな感じ。そんな中を「Transfer」の表示に従って進んでセキュリティーチェックへ向かう。

到着したゲートが空港の端だったのでセキュリティーチェックのエリアまでは徒歩だと10分以上は掛かるという巨大空港。でも大丈夫♪空港内を走る無人モノレールで楽々移動も可能です。

フロアCの両側には搭乗ゲートがずらーっと並び、その中央をモノレールが走っている

無人モノレール車内の様子

夜中なのでセキュリティーチェックはそんなに待たなかったし、機内で貰ったお水も通過OK。チェックはだいぶゆるい感じ。そして、セキュリティーチェックの先が出国ロビー。

← ありました〜っ!!この空港のシンボル、有名な巨大な黄色いクマ。

・・・全く可愛くない・・・(-_-;)。というか、逆に不気味。。。こういうキャラクターのデザインって、やっぱり日本が一番なんだろうなぁ〜。

このクマの周囲を取り囲むフロアにしかお土産屋さんやレストランは無いらしいので、とりあえずこの辺でウロウロ。さすがお金持ち中東の国の空港♪こんな真夜中でも空港内は普通に 営業してます。高級ブランドショップがたくさん並び、中にはピッカピカの金製品のお店も。値段はUS$も併記されてるお店もあったので、現地通貨が無くても買い物は出来そう。

AM4:00、さすがに空港内散策も飽きて来た(笑)。

トランジット待ち時間はなんと6時間!!(@_@) 昼間だったら確実に入国して時間を潰すのだけど(笑)、現在、まだ明け方・・・。街に出たところでな〜んにも楽しめない。事前に「ハマド空港での乗り継ぎ時間の過ごし方」というサイトがあったので 調べてみたところ、トランジット客向けに3時間弱の「無料ドーハ市内観光ツアー」なんかもあるらしいけど、さすがにこの時間ではそれもやってませ〜ん(^_^;)。結局、何処にも行けないので空港内で時間を潰すことに。。。

ハマド空港は中東のハブ空港を目指しているので無料で利用出来る施設もなかなか充実。まず、もちろんFree Wifiは利用可能(^_^)v また、空港内には多くのPCが設置されていて誰でも利用してインターネットやゲームを楽しめるし、ユニークな形の遊具もあるので子供を遊ばせるには良さそう。 他にも、さすがに写真は撮らなかったけど、イスラム教徒のための礼拝施設「モスク」もあったりする。

なによりトランジット客が一番助かるのは「Quiet Room」と書かれた無料の仮眠スペース。足を伸ばして横になれるだけでもだいぶ楽♪見つけやすい 場所にあったのは男女別のタイプだったけど、ちょっと分かりにくい所に「Family Quiet Room」という男女混合の部屋もあった。

← こちらは「Family Quiet Room」の様子

例の黄色いクマのフロアにある「アルマーニ」の店舗の奥にあった。

ほぼ満席で日本人もちらほら。冷房がかなり効いているので長時間居ると寒いっ!!機内用の毛布を持って来てかぶっている人も何人か見かけた(^_^;)。

我が家もココで数時間仮眠。基本的にみんな静かにしていたけど、たま〜にイビキをかいている人もいたので(^_^;)あまり熟睡は出来なかった 。私的には機内のほうが良く眠れる(笑)。この部屋の内部には空港内のアナウンスは流れないので寝過ごし注意!!

AM7:00、そろそろ身支度を整えよう〜。トイレに行って、コンタクトを入れて、化粧直しをして出発ゲートの確認をしにモニターの所へ。・・・まだナイロビ行きのゲート 番号が出ていない(-_-;)

AM7:40、やっとゲート番号が出たのでゲートへと移動する。

← Dフロア

多くはないけどカフェやブランドショップもありました。

← Dフロアにも小さめの「Family Quiet Room」があった。

・・・誰も利用者がいない・・・

各フロアにも仮眠室があるとはどこにも書いてなかったので全く知らなかった。最初からこっちで休めば静かで良かったかも?(^_^;)

こちらの仮眠室は搭乗ゲートに近いこともあるのか、搭乗案内のアナウンスも流れてました。

AM8:00、搭乗開始。飛行機は沖止めだったので一旦外に出てバスに乗車。まだ朝なのに外はもわ〜っとした暑さ。。。これが中東の暑さなのねぇ〜(^_^;)

AM8:50、定刻よりやや早くQR1335便は離陸。機体:B787-8、座席:3-3-3配列の右列窓際。機内はガラガラ〜。

← アラビア半島の上空

赤茶色のだだっ広い大地。乾燥してるのがよく分かる。

メニュー表と一緒にケニアの入国カードと税関申告書が配布された。入国カード・・・事前に調べていた物とは明らかに書式が違う(-_-;)。しょっちゅう変わるという噂だったけどホントだった。記載事項は一般的な項目なので英語が読めれば大体なんとな〜く適当に(笑)記入できるけどネ(^_^)v

メニュー表を見たら、、、フライト時間約6時間程度なのになんと2食!!長距離の旅行ってこうやって1日3食以上食べるから確実に太るのよね〜。別にパスしてもいいんだけど、よっぽど不味い場合以外はなんとな〜く食べてしまう私(笑)。

★1食目★
左)African chicken curry
右)Cheddar cheese and chive scrambled egg
ヨーグルト、クロワッサン、マフィン

★2食目★
野菜orチキンのサンドイッチ

パニーニみたいな感じだけどイマイチ(^_^;) 完食はせず。

離陸1時間後に1食目、着陸1時間半前に2食目。映画1本見て、ちょっと寝ただけで終了。6時間で2食も出るとやっぱり慌ただしい!!でも、揺れもほとんどなくて快適な空の旅でした♪

← 初めて見るアフリカの大地!!

PM14:30、定刻よりやや早くケニアの首都ナイロビ、ジョモ・ケニヤッタ国際空港に到着。

ジョモ・ケニヤッタ空港は2013年に国際線ターミナルの出入国審査エリアで大規模な火災が起こり、現在別の場所に建設中。そのため、仮のプレハブが出入国審査場になっていた。空調設備も整ってないのでとにかくもわ〜っと暑かった。。。

建物内は、、、予想通り列がグチャグチャ〜(^_^;)。日本人以外の人種に“整列”という常識は無い(笑)。キョロキョロすると一番右端に入国ビザ取得用のカウンターがあり、たくさんの人たちが一生懸命記入していた。事前にビザ取得をせずにココまで来ちゃう人っているのね〜。

さて、入国審査の列がどの列なのか分からない。でも、いかにもアフリカ人っぽい人しか並んでない列はきっとケニアパスポート保持者の列なので、白人さんとかが多く並んでいる列の後ろに並んで待つ。

審査カウンターでは顔写真(網膜?)の撮影と両手の指10本全部の指紋スキャンもされたけど、このスキャンの機械の感度が悪くてすんなり行かない。こりゃ〜、時間掛かるはずだわ(^_^;)。なかなか列が進まないので、結局1時間近くかかったかも。

オンライン申請で私が入力ミスをしてちゃんと入国できるかどうか心配していた「ケニア入国ビザ」は、たぶん申請番号の照合をしたくらいであっさり返却&通過OK。そんなに重要な項目をミスした訳ではないけれど、結構適当よね〜、海外の入国審査って(笑)。

あと、この「ケニア入国」に関してはこわ〜〜〜い噂がネットで流れていた。

1、入国審査カウンター手前でウロウロしているスタッフ、時には審査官自身も、入国ビザやパスポートを見て「コレは使えないから君は入国できない。でも、もしも○△支払えば特別に通してやる」とか平気で賄賂を要求してくる。
2、税関審査で抜き打ちチェックがあり、荷物の中にビニール袋(2017年8月末から持込禁止)が見つかるとその場で罰金を取られる。

etc.・・・(@_@) なので私は、それに反論するための英単語をいくつか覚えて行ったんだけど(←こういう所A型っぽい・笑)、実際には審査カウンター手前にいたスタッフは空いている列に案内してくれたり、審査官は終始無言で質問すら無かったし、税関にはスタッフが誰も居なかったのでスルーしちゃったし(笑)、特にコワ〜イ事は何もなかった。(でも、ビニール袋に関しては、空港内だけでなく街中でも持っているのを見つかると観光客でもホントに罰金を取られるらしいので要注意です!!)

や〜っとケニアに入国(^_^)v

日本の埼玉の自宅出発から計算すると・・・ この時点でザ〜っと約28時間が経過!!やっぱりアフリカは遠いねぇ〜。機内で休めない人は絶対に来ないほうがいいと思う(^_^;)