ケニア ('17.9.23〜30)

日目(9月25日) 〜その3〜

PM15:00〜PM18:30 ゲームサファリ

国立公園内のドライブは、ガイドさん同士が無線や携帯電話で連絡を取って次から次へと動物たちの居る場所へと車を走らせてくれる。このたった数時間だけでどのくらいの種類の動物達を見たか分からない!!

← Grant's Zebra(シマウマ)

ゼブラ柄がとっても芸術的♪

最初はこんな風にシマウマくらいでも、私は真剣に何枚も写真を撮っていたんだけどねぇ・・・(^_^;)

↑African Elephant(アフリカゾウ)

群れを作っているゾウは全てメス(子供のオスはいるけど)。群れは血縁関係のメスと子供達だけで形成されていて、長老がリーダーになる。男の子は成長すると群れを離れて単独で生きて行く。

← Masai Giraffe(マサイキリン)

この3頭は首をぶつけ合う「ネッキング」をしていた。メスを掛けてのオス同士の闘いは、ゆっくりながらも「ド−ン、ドン!」というようなもの凄い音がしていた。骨折しないのか心配(^_^;)。

この時はまだ初回のドライブなので、シマウマやキリン、ゾウでもガイドさんは車を停めてくれたけど、時間が経つにつれて スルーしてしまうようになる。だって、普通にあちこちたくさんいるんだもん(笑)。私自身も上記3種類については初日しか写真を撮っていない(^_^;)。

Impala(インパラ)

優雅な曲線を描いたツノが特徴的。オスだけがツノを持っているため、ハーレムを作っていると「メスを独り占め〜」というのが一目瞭然!・・・そして、残ったオスはオス達だけで淋しくまとまっているらしい(^_^;)

Topi(トピ)

赤毛の体色がちょっと異彩。一見地味だけど、マサイマラ〜セレンゲティに広がる大草原にしか生息しない動物なので実は貴重な動物。ちょっと小高い場所に1頭ずつちょこんと立って見張りをしている姿がなんだかカワイイ。

Warthog(イボイノシシ)

「ライオンキング」に出てくる「プンバ」のモデル。目の下と牙の上におおきなイボがあるイノシシ。かなりの臆病者で、ビビるとタタタターーっと逃げて、ある程度の距離 をとると急に「くるっ!」と振り返ってジーーっとこっちを見つめるこの様子。かわいくて笑える〜♪

Eland(エランド)

レイヨウ類の中では最大。ドリルのようなねじれたツノが特徴。大きな体をしているのに臆病者なので、車が近づくとすぐに逃げてしまう。

←写真はオス。艶のあるベージュ色をしていて美しかった♪

Black Rhainoceros(クロサイ)

恐竜みたいな姿をした絶滅危惧種。ゾウに次ぐ巨体の持ち主で体重は1t超え!

ちなみに、サイのツノは「ケラチン」というタンパク質から出来ているので、人間でいうと爪や髪の毛に近いんだって。

大きな動物に気を取られがちだけど、実は珍しい鳥類もたくさん♪

Lilac-breasted Roller(ライラックニシブッポウソウ)

全身淡いパステルカラーだけど、羽を広げると深い青色をしている。草原で真っ青な鳥が飛んでいれば、この子の可能性が高い。

Secretary Bird(ヘビクイワシ)

翼長2mもある大きな鳥。足でヘビを狩り、地面に叩きつけてやっつけることからこの名前が付いた。英名の由来は「耳に羽ペンをさした書記官」のように見えることから。

飛んでいるより地上で獲物を探している事が多く、毎日約30kmも歩き回っているらしい!

さて。サバンナの絶対王者「Lion(ライオン)」には、この日は最初と中頃と終わりかけの3回も遭遇!こんなにあっさりと初日に遭えるとは思ってなかったのでビ〜ックリ!!(@_@) でも、お腹いっぱい午後のお昼寝タイムでダラダラしている姿しか見られなかった(^_^;)

←突然スコールがやってきた際には、おもむろに立ち上がって森のほうへと去っていった。

仰向けになりお腹をさらけ出して寝ているこの姿・・・(^_^;)。「このサバンナに敵は無し!」といった様子。ライオンは単独行動が好きなネコ科の中では珍しく集団で生活している。群れは1頭または数頭のオス、複数のメスと子供達という構成。

この日のドライブの前半では、まさに「野生の王国」そのもの!というような光景も見ることが出来た。

崖の左上にはオスのゾウ、崖の下(右下)のほうには小さなライオンの子供達。親ライオンは出掛けている時間だったらしく、3匹の子供達が身を寄せ合ってゾウのほうを向いてじーっと警戒して 動かず、、、かなりの緊張感!サバンナの王ライオンでも、子ライオンにとって、ゾウのオスは驚異でしかない。。。

← たま〜にすれ違う車のドライバーさんと情報交換中のMOMANYIさん

ちょこちょこと長話の事もあり・・・(笑)。

出発前は、悪路の長時間ドライブでの車酔いの心配をしていたけれど・・・。

メイン道路
道路の先にはゾウの大群がっ!

ちょっと脇道へ・・・

さすがにコンクリート舗装はされてないけど、一応「メイン道路」らしきルートを走ってくれるし、たまにその道路から外れてもちょこちょこと写真撮影のために停車するので、想像していたほどつらいドライブでは無かった。むしろ、次から次へと動物が出てくるので 、酔っている暇なんか無い(笑)。

本日のゲームサファリ終了。たった数時間でこれだけの動物達に出逢うなんて予想を大幅に上回っている。それに、まさか「BIG5」と言われる動物のうちヒョウ以外4種類をあっさりクリアしてしまうとは考えてもいなかった!! もう、初日から大満足〜♪(*^_^*)

※「BIG5」とはサファリ中に遭遇できたら本当にラッキー♪と考えられている5大動物のこと。 ライオン、サイ、ヒョウ、バッファロー、ゾウの5種類※

ホテルへの帰路、MOMANYIさんから「明日はロングドライブにする?」と聞かれた。

ムパタ・サファリ・クラブのゲーム・ドライブは、通常は朝食前の2時間30分(6時00分〜8時30分)と午後の3時間30分(15時00分〜18時30分)の計6時間。当日の配車状況に寄っては、追加代金無しでこの2回分を合わせた6:00〜12:00の6時間の連続ドライブに変更する事が出来るという のは事前のリサーチで知っていた。

今日明日はホテル自体が貸し切り状態なので、当然明日の車も貸し切り(^_^)v。体調も体力的にも現時点では特に二人とも問題ないし、長時間ドライブのほうが遠くまで動物を探しに行けるのでレアな動物に遭遇できるチャンスが増える! もちろん、お願いしま〜す!(^-^)v

PM19:00、ホテルに帰着。一旦部屋に戻ってちょっと休憩。

PM19:30、夕食へ。

本日貸し切りのレストラン♪

夜間は冷えるので
テーブル脇に小型薪ストーブ

← ケニアのビール「TUSKER(タスカー)」

ランチはなんとか食べ切れる量だったけど、あの量でディナーも食べるとたぶんカロリーオーバーなので(^_^;)、私の分のメイン料理は“Half portion, please.”とリクエスト。

「でも、デザートはフルサイズでお願いします♪」と言ったら笑われた(笑)。

・アボカドのサラダ
・フレンチオニオンスープwithチーズクルトン
・ビーフフィレステーキ
・パッションフルーツムース

← ノーマルサイズ

ハーフサイズ →

レストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」のシェフとして有名な三國清三氏が監修するレストランなので、どれもこれもとにかく素晴らしく美味しい〜♪私が今までの海外旅行先で訪れたレストランの中でも1〜2位を争うレベルだと思う(*^_^*)

さて、ゆっくりと食事を楽しんでいたいところなのだが〜、、、このホテル、夜間に関してちょっとした問題があるのであまりダラダラとしてはいられないのだ(^_^;)。

PM21:00、部屋に戻る。

夜間は結構冷えるので、布団の中には“湯たんぽ”が忍ばせてありました♪

朝までず〜っと温かくて嬉しい☆

夜間のちょっとした問題点とは・・・? このホテルはディーゼル発電機による自家発電を行っており、環境に配慮し排気ガスを最小限にとどめる目的で運転時間に制限を設けている。日中の明るい時間帯だけでなくて夜間も停電することが決まっていて、通常、5:00〜10:00、18:00〜22:30のみ電気を利用できる。もしも停電時間帯にどうしてもカメラやビデオのバッテリー充電が必要な場合は、フロン ト・デスクの非常用電源を利用させてもらえる。

とにかく、夕食後は時間との勝負!!停電する前にシャワーを浴びたり、ドライヤーで髪を乾かしたり、荷物や旅メモの整理もしなくてはならないので大忙し! 部屋にテレビが無いのが淋しいな〜と思っていたけど、結局、部屋に居る時間=停電時間だから見ることができないのよね(汗)。

この日はシャワーのついでに軽く洗濯もしたかったので、ホントにバタバタと慌ただしかった(^_^;)。無事に22:00過ぎには電源を必要とする作業を終えることが出来た。私はサッサと寝てしまったので知らないけれど、shinjiによるとこの日はPM23:00過ぎまで電気は使えたらしい。

停電中の頼みの綱はベッドサイドに置かれている懐中電灯。夜中にトイレに行く際には懐中電灯持参で行くという・・・(^_^;)。 今までそんな経験無いので、やっぱりちょっとだけ不便な感じ。。。 普段日本でなにげなく使ってる「電気」だけど、ホントに便利で大切な物なんだなぁ〜と実感。