AM8:00起床。部屋の玄関足元に手紙が差し込まれていた。・・・そう、明日はリゾートを離れる日。明日のチェックアウト時間や荷物ピックアップの時間等が記載されていた。長いようで短かったリゾート生活ももう終了。1日フルに使えるのは今日で最後。。。
AM8:30。朝食へ向かう。
昨日丸1日部屋から出られなかったshinjiも、なんとかレストランまで行く気になったらしい。でも、まだ本調子では無いし、丸1日絶食していた訳なので・・・かわいそうだとは思うけど、「いきなり固形物は食べないこと!今回の食事は液体のみで!!」と厳しい私の言葉(^_^;) だって、ここであせって固形物を食べたら絶対にダメ!! そういう私はそろそろメニューに飽きてきたので(^_^;)、普段の生活なら絶対に食べないシリアルを食べてみた。・・・あまり美味しくないけど。
食後、リゾート内のお土産屋さんに寄ってみる。そろそろ帰国の事も考えなくてはならない・・・(T_T)。
店員さんは英語がメインだけども、「箸」とか「絵はがき」とか品物を説明する為の日本語単語は少し知っていた。店員さんは「マーレで買うよりも安いよ。Tシャツも洗濯してすぐ駄目にならないよ。」と言っていたけど、実際にこのリゾートで買い物した人の旅行記によると、ホントにここで買ったほうが安いらしい。実際に買うのは明日の予定だが、お土産候補をいくつか物色して、「また、明日来るネ♪」と言い残しお店を出た。
AM9:30、部屋に到着。
体調が多少回復してきたshinjiは、水中デジカメ片手にシュノーケルに出発した。・・・そんな姿を見送りながら、「波酔いして、また吐き気悪化しないといいけどね・・・」と密かに思う私(-_-;) 波が高い日は、夢中でシュノーケルしていて、ふと気が付くと気分悪くなっていることが多いので。。。
幸いなことに、前日に比べて穏やかな天気で風も波もほとんど無く、私もリーフエッジまで簡単に往復出来るくらいだった。50cm以上の大きな青魚の群れにも遭遇した。
ウニを狙う熱帯魚 →
この日は「シュノーケル組」が少なくて、我が家と隣りのコテージ滞在中の日本人夫婦の奥さんくらいしか海で泳いでいなかった。・・・ほぼ貸切☆
PM12:50。ランチへ向かう。
レストラン入口で担当ウェイターさんを見付けたので、ドリンクを注文するついでに昨夜ディナー時に飲んだ私のワインのサインのコトを聞いてみた。私:「昨夜のワイン、サインしてないけど?」 ウェイター:「サインしてないレシートは、ココ(バーのカウンター)に残っているはず。何も残ってないから、彼女がサインしたことを忘れたんじゃないの〜?」とダンナに向かって笑って言った。 私:「・・・(-_-;) 私はあなたが忘れてるんだと思うけど!」と言ってみたが、どうしても私がド忘れしているだけと思っている様子。 まぁ〜、どうせチェックアウトの時に全てのレシートのサインを確認する訳だし、いずれ分かるでしょ・・・と、諦めることにした。
ランチも、shinjiはまだまだ食事制限中・・・。柔らかめの食品を少量で。 食後、レストランを出ようとした所でウェイターさんに呼び止められ、「今夜はラストナイトだから、ディナーはビーチサイドのテーブルだよ♪」と言われた。 お!?また外かい?ウレシイけど・・・ レストランの外の席だと、実は食事が良く見えないんだよね(笑)。
午後も、のんびりと昼寝したりシュノーケルしたりしながら過ごす。
水平線まで何も遮る物が無い・・・ | バナナボートも楽しめる♪ |
前日、私がひとりでシュノーケルしている最中に「カクレクマノミ」を見かけたことを話したら、「何処に居たの?写真撮ってくるから!」とshinjiにしつこく聞かれたのだが・・・ そんなの泳ぐだけで精一杯の私が確認しているはずがない(笑)。 「この窓から見える範囲内・・・かな?」などと、かなりアバウトな位置しか言えなかったのだけど(^_^;) shinjiは執念でその周辺をくまなく左右に泳ぎまくり、なんと、無事にイソギンチャクと戯れるクマノミを発見したらしい!
PM6:00、サンセットを見に行く途中、レストラン裏の空き地で薄暗い中、サッカーをする人達・・・。
どうやらリゾートのスタッフ達がディナータイムまでの休憩時間を使って遊んでいるらしい。よく見ると、「あ、うちのウェイターさんだ!」 我が家のテーブル担当のウェイターさんが、スペインリーグ・レアルマドリードの「RAUL」のユニフォームを着て走り回っていた。思わず「Fight!RAUL!!」と声を掛けたら、私達のコトに気付いて「Yeah!」と手を振り返事をしてくれた。それにつられて他のメンバーも一瞬大盛り上がりしていた♪ 肝心のサンセットはあいかわらずの曇り空・・・。でも、こんなシルエットの風景も絵になる♪
我が家の定番土産「リゾートの砂採取」をしてからレセプションに向かった。
明日がチェックアウト日。今朝、届いた手紙によると、リゾート出発は夜なのに、昼には部屋を空けなくてはならない。事前調査によると、帰国日のリゾートでの過ごし方は3パターンに分かれるらしい。
@予定通りの時間に部屋を出てチェックアウトして、そのまま夜までラウンジ等で時間を潰す。(もし海に入るなら、上がったあとにシャワーだけは貸してもらえるらしい) A一旦、予定通りの時間に部屋を空けたあと、夜まで水上コテージではなく空いている「陸上の部屋」を利用させてもらう(追加料金 US$50程度)。 Bレイトチェックアウトを依頼して、夜まで水上コテージで過ごす(追加代金 US$200程度)。ただし、次のゲストの予約が入ってない場合に限る。
・・・金額と時間を天秤にかける感じ。
もし@を選択すると、明日は朝からまず荷造りをしなくてはならない。その後、海に入ってシャワーだけ借りるにしても、ラウンジで再度「荷解き&荷造り」をしなくてはならない。シュノーケルグッズ等があるのでこれはかなりめんどくさい(-_-;)。だからといって海に入らないと、な〜んにも無いリゾート島で半日くらいボーっと過ごさなくてはならない。コレってすごく勿体無い。
水上コテージで「海から上がってまっすぐシャワー」生活に慣れてしまった我が家(^_^;)の選択肢としては、AorBに絞られる。ただ、Aを選択したとしても、一旦、朝、荷物をまとめて部屋を移動しなくてはならない。昼間過ごすだけの為にBの「US$200」は決して安い金額とは思わないので、もしも、shinjiが万全の体調だったのならA「US$50」を選択していたかもしれない。 ・・・が、現状、まだ本調子ではない人間にとって部屋移動は体力的に問題がある。それに、どうせ年に1〜2回しか行かない海外旅行だし、・・・なんといっても、明日は私の誕生日だし(笑)、この際リッチにレイトチェックアウト☆をお願いしてみることにした。・・・まぁ、明日午後に次のゲストの予約が入っていたら無理なんだけど。。。
レセプションに寄って、「明日の出発時間まで、滞在を延長したいのだけど・・・」と言うと、あっさり「ディナーのあとに来て下さい。」と言われた。「何?即答出来ない訳?(-_-;)」と、ムッとした私だったが、あとから気付いた事だけど、今朝のあの手紙に「レイトチェックアウトに関してのご相談はディナー後に」と書いてあった・・・(^_^;) 仕方なく、一旦、部屋に戻りディナータイムまで過ごす。
PM7:40。リゾート最後のディナー。shinjiはまだまともなメニューは食べられないけど(^_^;)、そこは「ビュッフェなのでなんとかなるだろう。」とレストラン・・・の外に「ビーチサイドディナー」としてセッティングされたテーブルへ。
今回は本当に「ビーチサイド」! 3日目のディナーの際はレストランの外ではあったものの「プールサイド」だったけど、今夜は波打ち際。地面は砂浜。照明はランプ1個のみ。・・・案の定、手元が見えない(笑)。
ウェイターさんにドリンクを注文しようとしたら、「今夜はラストナイトなので、サービスでデキャンタワインが含まれてるよ♪白にする?それとも赤にする?」だって(*^_^*)v
ビーチサイドにはカップル以外のテーブルもいくつかあったので、「ビーチサイドディナー」は最終日夜の人全員へのサービスだとしても、さすがにこのワインサービスは違うだろう・・・。例の「なんちゃってハネムーンサービス」のひとつなのかな?(笑) ま、どちらにせよ、ラッキー♪
ビュッフェコーナーで料理を取ってきて、ワイングラスを傾けて「乾杯〜♪」(shinjiはアルコール飲めないので私だけ・笑)
・・・と、その瞬間。
雨期なのに、ここまでずっとスコールさえも降ってなかったくせに、突然、空から大粒の雨が!しかも、このまま食事を続けられるようなレベルの降りではない!! 「何故、“今”なの〜〜〜!!」と怒りながら、ウェイターさんと3人でテーブルの料理やワインをレストラン内のいつもの席まで各々2往復もして運んだ(^_^;)。周囲のお客さんもウェイターさんも、ただただ、もう笑うしかないくらいの騒ぎだった(笑)。
ホッと一息ついたのも束の間、今の猛ダッシュのおかげで一気に体調が悪くなったshinji・・・。食事を続けられる余裕はないらしく、先に部屋に戻ることに・・・(-_-;) 残った私は?・・・無料のワインが勿体ないので、そのままひとりでディナーを続けた(笑)。さすがにひとりでデキャンタを飲み干すことは出来なかったけど(爆)。
この日の夜のイベントは「Marine Sports Movie」。・・・興味あるけど、部屋に病人居るし、やることもあるしね。
食後、予告通りにレセプションでレイトチェックアウトの手続きをする。 本当は、大金が関係するのでひとりで対応するのは不安だからshinjiにもその場に居て欲しかったのだけど・・・、まぁ、結局、喋るのは私の担当だからいいか(笑)。
先ほどと同じように延長したい旨を伝えると、「部屋番号は?」と聞かれ、係のお兄さんはパソコンをパチパチ・・・待つこと数秒。 係:「大丈夫です。US$204になりますけど?」 私:「(うわっ!やっぱり噂通りの金額だ。高いっ!!・・・でも) ・・・お願いします。」 係:「その手紙を貸して下さい。」と私が持っていた今朝届いた手紙を指さした。私が差し出すと、紙に書かれていた部屋の退出時間「12:00」を「19:15」に訂正してくれた。 ・・・これで無事、明日1日も水上コテージで過ごせることになった♪
無事に明日の滞在先が決まったのでルンルン気分で部屋に戻ったのだけど、ベッドで寝ていたshinjiに報告したら、「朝食は既に込みなんだろうけど、・・・昼は付くの?US$204も取っておいて、付かないって事はないよね?」と聞かれた。・・・そんなこと、あの場で考えないよ(-_-;)。レイトチェックアウトの手続きが無事出来ただけでも誉めて欲しいものだわ。どうせ、自分はまだまともに食事出来ない状態なのに!!と、思いつつ・・・ 「・・・分かった。明日、朝、確認するよ。」
ランチ料金がレイトチェックアウト代金に含まれているかどうか? ・・・非常食のカップラーメンも結局まだ食べてない訳だし、私にとっては別にどうでも良いことだけど、実はshinjiにとっては何か理由があったらしい・・・。