2度目のモルディブ ☆トラギリアイランド☆ (2007.7.7〜14)

  7日目(7月13日) 〜その1〜 強風スコール のち くもり 

最終日になり、やっと雨期らしい天気になった(-_-;)。夜中から明け方にかけてものすごい強風を伴ったスコールになり、海上に建つ簡単な造りのこの水上コテージは 丸ごと飛ばされる or 屋根が飛ぶ or 崩壊 ・・・のどれかになるのでは?と思う程の天候だった。

AM8:00、起床。

バルコニーに出てみたら・・・、昨日まで見ていた海とは全く別の海の色と空の色。・・・ここまで全く天気が崩れなかったほうがラッキーだったのかもしれない。 しかも!!夜中に玄関扉の下部の隙間から雨が吹き込んでいたらしく、玄関フロアがビチョビチョ・・・(>_<) 慌ててその隙間にタオルを詰め込んだ(笑)。

AM8:30。朝食へ向かう前に、前日からのshinjiの疑問・・・「レイトチェックアウト代金にランチは含まれるのか?」を解決するためにレセプションに立ち寄った。

するとあっさり「ランチ代も込みですよ。」との返事。・・・そうよね。だって、US$204もの高額を支払うんだからそれくらい当然よね。 レセプションに寄ったついでにセーフティBOX内の貴重品を回収しレストランへ。ここで食べる食事も残すはランチの1回だけ。。。でも、shinjiはまだ本調子ではないのでドリンクのみ(^_^;)。

さて。 もし、我が家がレイトチェックアウトを依頼していなければこの朝食が最後になるので、モルディブでの習慣として、滞在中お世話になった担当ウェイターさんに滞在日数分のチップを渡さなければならない。でも、ランチもお世話になることになったので、このまま何も渡さずにテーブルを去ることになる。 ・・・ここで私の疑問。「ウェイターさんは、我が家がランチにも来る事を知っているのだろうか? もし、知らないとしたら、“最後の食事でチップを渡されなかった!” と怒ったりしないのだろうか?」 ・・・コレって私の考え過ぎ?(?_?)

shinjiは、「トイレに寄った後にお土産屋さんの前で待ってる。」と言って先にレストランを去ってしまった。 残った私は上記の疑問を考えながらしばらく食事を続けていたが、結局、席を立つことに。 とりあえず意志表示の為にウェイターさんを捕まえて「また来るよ〜(^_^)/~」と言い残してからレストランをあとにした。

お土産屋さんでshinjiと合流し、実家や職場へのお土産をまとめ買い。クチコミに寄ると、リゾート内のお店のほうが空港内の土産物屋よりも安いらしい。 英語&カタコトの日本語の話せる店員さんの案内で紅茶やTシャツ等をいろいろ購入。結構な金額をまとめ買いしたので、US$10くらいディスカウントしてくれた♪

 

PM10:00。部屋に到着。雨は止んだが、満潮に近づき風があるために波は高め。

でも、荷物が嵩張る私は午後にはシュノーケルする時間は無いと思われるので、・・・頑張って出発してみる(^_^)b。 4日目に見かけたクマノミをもう一度探したくて。。。でも、広大な海の中のほんの1ヶ所を探し当てるのはかなりの至難の業で、結局見つからなかった・・・(T_T) その代わりに海底をふわ〜っと泳ぐウミヘビを発見!! その後、リーフエッジ沿いにしばらく泳いでみたが、特に珍しい新しい魚も見つからずに疲れる前にコテージに戻ることにした。

・・・が、ここで予想外の展開が!(@_@)。 強風&高い波。それが、コテージに向かって泳ぐ私に向かってくるのだ!!「向かい風」&「向かい波(?)」状態。 ただでさえ私はそんなに泳ぎが上手い訳ではないし、ライフジャケットを着ているもんだから風を受ける面積が大きい(・・・でも、ライフジャケットが無かったらきっと途中で溺れていた・笑)。 おかげで、一生懸命泳いでもなかなか前には進まず「1歩進んで2歩下がる」。・・・ひたすら疲れるばかり。まさに「行きはヨイヨイ、帰りはコワイ」って感じで、泣きそうになりながら行きの倍以上の時間をかけて無事にコテージの階段に到着。その途端にスコールがやってきた!! 危機一髪。あんな状態でスコールなんかに降られたら、まともな精神状態ではいられなかったと思う(-_-;)

その後、スコールの中、shinjiもシュノーケルに出掛けたが、視界も悪くて早々に退散。そんな状態なのに、頑張って泳いでいる外人カップルが居た。。。

 

今日は金曜日。モルディブはイスラム圏なので、金曜日の昼はお祈りの時間。そのため、ランチタイムもやや遅めのPM13:15スタート。コテージでゴロゴロしながら時間を潰し、13:50頃にレストランへ向かった。

今朝と同じテーブルへ向かう私の視界に飛び込んで来たのは、なんと!たくさんの花で飾られたテーブルだった。 

「え!? ココって我が家のテーブルでいいんだよね?(?_?)」

不思議顔の私の元へウェイターさんがやってきた。「今日はあなたのBirthdayだって、彼(←shinjiの事)から聞いたんだよ。 Small Cakeも用意してあるよ。もちろんNo chargeでOKだよ♪ (^_^)b」

どうやらshinjiが朝食の時に先に席を立ったのは、この為だったらしい(*^_^*)。

でも、「“有料でもいいから”とケーキは頼んだけど、“テーブルを飾り付けて!”とは頼んでないよ。」との事。このテーブルの飾り付けはウェイターさんが好意でやってくれたらしいのだ♪

レストラン内に他にこんな派手なテーブルはもちろん無いので(笑)、我が家のテーブルは、私が来る前からかなりの注目を浴びていたと思われる(^_^;)。

さて。周囲の注目を浴びながら食事を終えたものの、Small Cakeはどうなった??? きっと、小箱か何かに入れて準備してくれているんだろう〜と思いつつ、テーブルを離れウェイターさんを探した。するとウェイターさんは、「席に戻れっ!」という動作。 なに〜!?既にランチは食べ終わってるんですけどぉ〜。。。(^_^;)

・・・とりあえず、テーブルに戻る。

すると、大きなチョコレートケーキが登場!ちゃんとデコレーションもしてあるし、ロ-ソクも立っているではないか! ・・・しかも、全然“Small”じゃないしっ!!

ウェイターさんはロ-ソクに火を点けてくれ、「♪ Happy Birthday to You!〜 ♪」と唄い出した。 ・・・更なる注目を浴びる我が家のテーブル(笑)。

 

← スイマセン(^_^;) 写真を撮る前に自分の分を取り分けてしまいました(笑)。

ところで、このケーキ。とにかく大きいし、そして外国のケーキらしく(笑)めちゃくちゃ甘いっ! shinjiが本調子でないので食べるのはこの私しかいない。・・・つまり、到底、我が家が食べきれる量ではない。 でも、ふと周りを見れば注目している人々が多数居るではないか! 少しずつ切り分けて、「大き過ぎて一人では食べきれないので、どうぞ〜♪」と、まずは近くに居た日本人夫婦にお裾分け。その後、隣りのドイツ人夫婦にも。 その時その場に居合わせた見知らぬ外国人多数から祝福の言葉を頂いて、未だかつて経験したことのない貴重な誕生日になった(*^_^*)

私に内緒で準備してくれたshinjiはもちろん、我が家のワガママに付き合ってくれたウェイターさんにも感謝感激♪ m(_ _)m

バースデイケーキは配り歩いてなんとか半分以下まで減ったものの、こんな大きいケーキが来るとは思わずに普通にビュッフェのランチを食べたあとだもの(笑)、食べきれる訳がない! ・・・よって、本日のおやつにすることにした(^_^)v。

ウェイターさんに部屋に持ち帰ることを報告し、最後の食事なので一緒に写真に写ってもらい、そして最後の最後でサプライズに協力して頂いたので少し多めのチップを渡し(笑)、滞在中のお礼を言ってレストランをあとにした。