メキシコ ('15.9.5〜9.12)

1日目(9月5日) 〜その1〜

AM5:40起床。海外へ旅立つ日の朝にこんなに早く起きるのは久しぶり!ここ数年は当日朝にゴソゴソと荷造りしてたんだけど(笑)、今回は珍しく前日に準備した。

過去に山手線が遅延して焦ったこともあったのでちょっと早めに出発したけど、順調に日暮里駅まで到着。ここまで来ればほぼ成田空港(笑)。駅構内で朝食を買って、予約しておいたAM7:41発の京成スカイライナー9号に乗車。こんなに早い時間帯なのにほぼ満席だった。

AM8:17、成田空港2タミに到着。

アメリカン航空(AA)のチェックインは自動チェックイン機のはずだけど機械が動いてなくて、通常どおりカウンターに並んでチェックイン。30分以上待ってAM8:55にチェックイン。

アメリカは乗り継ぎだけの場合でも一旦入国しなくてはならず、さらに、入国後に預け荷物を一旦ピックアップして、再び乗り継ぎ便のカウンターで預け直すという作業が必要 なのだけど、今回我が家は「AA→AA」への乗り継ぎのため「ITI(インターナショナル・トゥ・インターナショナル)」というサービスが適用される。そのため「ダラス行き」&「メキシコシティ行き」の航空券2枚を受け取り、スーツケースに「ITI」というタグがちゃんと付けられたのを確認してチェックイン完了。それでも、クチコミによるとAAはロストバゲージになる事も多いらしいので(^_^;)、無事にメキシコシティで再会出来ると良いのだけど・・・。

今回の成田発の便は「AA」と「日本航空(JL)」と「USエアウェイズ(US)」と「マレーシア航空(MH)」の計4社のコードシェア便。AAのカウンターではJLで予約した人はチェックイン出来ない事を知らない人が結構いて、さんざん列に並んだ挙げ句にJLのカウンターを案内されて移動している人をたくさん見かけた(^_^;)。「コードシェア便」って、なかなか厄介だよね〜・・・

さて。メキシコの通貨は「メキシコペソ」。メキシコ国内では「円→ペソ」への両替は困難らしいので、現金として必要になりそうな金額だけ両替。「メキシコペソ」は全ての銀行では扱っていなかったので数軒をハシゴ。今回は「千葉銀行」のレートが一番良かった(1ペソ=8.75円)。その他、メキシコで「円」よりも通用する「US$」の自宅在庫を持参し たので、結局お財布が3つ!現地で混乱しそうだわ(笑)

出国前にラウンジで小休憩♪ 毎回「旅立ち前に空港ラウンジでもうちょっとゆっくりしたい〜」と思うのに、結局いつもあまり余裕がない。今回もたった15分だけという短時間になってしまった(^_^;)

AM9:45、出国審査へ。

「自動化ゲート」の登録をしてあるので係官のいる窓口には並ばずに一番奥にあるゲートへ直行。久しぶりだったのでスッカリ手順を忘れていたし、うまく指紋照合も出来ずにちょっとモタついたけど(笑)、それでも明らかに列に並ぶよりは早かった♪

AM9:55から搭乗開始。

機体:B777−200。座席:2−5−2配列の右側列2席。

イマドキ「中央が5席並び」なんてどうかと思うわぁ・・・。12時間 以上の機内生活で一度もトイレに行かないなんてあり得ないので、万が一、5席のド真ん中の席だったりしたら最悪・・・(-_-;)

私は事前にこの情報を知ったので、1ヶ月前くらいに「絶対に中央席はイヤだ〜〜っ!」と、座席指定をしよう思ってAAのサイトにアクセスしてみたら座席指定は有料らしく、一番安くても「US$70〜」 。う〜ん、、、微妙な金額だけど二人分は痛いナ・・・。いいわ!もしド真ん中でも図々しく隣の席の人を起こしちゃおう〜と諦めた(笑)。

・・・で、出発10日くらい前。手配会社から届いた「E-Ticket」に記載されていた予約番号で再度サイトにアクセスしてみたら、既に今回利用する全ての便の座席指定がされていた!手配会社が予約時に指定してくれていたのかな?成田とダラスの往復便はド真ん中の席ではない事が確認できて安心したのでした(^_^;)

機内は満席。一人旅でド真ん中席の人も結構見かけたので、きっとトイレに行くのに気を遣って大変だっただろうなぁ〜・・・と思う。

離陸前の作業中のCAさん達はさすがアメリカ〜ン!!かな〜り大柄な方が多くて、私語も多くかなり賑やか(^_^;)。そして人使いがかなり荒くて(笑)、中央列の頭上の荷物入れをチェックする 際に、通路からはやや遠くて届かないため、あるCAさんは真下の座席の人に「ちょっとアナタ、立ち上がって閉めてよ♪」みたいな声を掛けて、その閉め方が甘いと「No!もう一度ちゃんと押して!」とダメ出しをしたりして周囲の笑いを誘っていた(笑)。 ああいう雰囲気、私は嫌いではない けどね♪(^_-) 

AM10:50、成田空港発 AA176便は10分ほど遅れて離陸。

AAの長距離路線は嬉しいことにアルコール無料♪なので、白ワインをチョイス(^_^)v

1食目のメインは「ポーク」or「チキン」。具材は違ったけどどちらもカレー味(笑)

AAの機内食。クチコミでは酷評がかなり多かったのだけど(^_^;)、私は普通の機内食レベルだと感じた。確かに「メチャクチャ美味しい♪」って事はないけれど、そもそも日系以外の航空会社の機内食にそんなに期待してはいけません!(笑) 私的には、機内後方にギャレーがあって、ポテチやクッキー などの小袋お菓子とドリンク(←ワインも置いてあった・笑)が常時置いてあって好きなだけ補給出来るのが嬉しかった♪(^_-)b 5時間おきに定期的に空腹が訪れる私にとっては、機内のギャレーはもはや必須の機内スペースかも(笑)。

壊れている事も多い個人モニター。我が家の2席は問題なく稼働してたので、映画「脳内ポイズンベリー」と「インサイドヘッド」を寝たり起きたりしながら鑑賞。オンデマンド放送ではな いのでなかなかタイミング良い時間に起きていられなくて(^_^;)、2作品を最初から最後まできちんと見るのに7〜8時間くらいかかったかも(笑)。

着陸5時間前

夜食は「サンドイッチ」or「うどん」。サンドイッチの中味はハム&チーズ。

着陸1時間前

朝食は「鮭」or「スクランブルエッグ」。でも、私の座席の直前で「鮭」は終了しちゃった・・・(-_-;) しかもパンが付いてなくてちょっと不満足。

私はあまり気にならなかったけど(笑)、離陸後ずっと機体の揺れがありシートベルトサインはほとんど点灯しっぱなしだった。やっと機体が安定してシートベルトサインが完全に消え ていたのは着陸前の4時間だけ・・・(-_-;) ただでさえ約12時間という長時間のフライト、飛行機が苦手な人はきっとつらい時間だった事でしょうねぇ〜。

AM8:20、定刻より30分ほど早くアメリカ:ダラス フォートワース空港に到着。

前回アメリカに入国したのは3年前。ペルーへの乗り継ぎだけなのに、入国→出国→手荷物検査と結局1時間以上掛かった記憶がある。。。(-_-;)

ところが♪ どうやらちょっと前からアメリカの主要な空港では入国審査を機械化した「自動入国システム」が導入され、入国・乗り継ぎがスムーズに出来るようになったらしい!!

正式名称:APC=Automated Passport Control(自動パスポートコントロール)

「キオスク(kiosk)」と呼ばれる銀行ATMのような機械の前で、画面の指示に従ってパスポートのスキャンや顔写真撮影、指紋採取などを自分でやるシステム。最初の画面で「日本語」の選択が出来るので英語がま〜ったくダメな人でも安心です♪ でも、この機械を使って入国手続きが出来るのは以下の条件を満たす人に限られます。

・ビザ免除対象国(日本は対象になっている)のパスポート所持
・90日以内の滞在
・ESTA申請済み
・2008年以降に米国入国経験のある人

上記4点を満たす人は機内で配られる「税関申告書」の記入の必要もありません。私は完璧にこの条件を満たすので(^_^)v、迷わず機械の列のほうへ。機械は数十台以上並んでいたのであっという間に順番が来て、画面の案内に沿ってスムーズに手続き完了。最後に出てきたレシートのような紙を持って入国審査場の出口へ。

出口には係官のオジサンが一人待機。このオジサンが例のレシートを見て、そのまま税関へ行って良い人と、有人の入国審査の列に並び直すべき人とに振り分けをしていた。もし、上記の4条件を知らずに機械で手続きしちゃっても、当てはまらない人はちゃんとバレるような紙になってるらしい(笑)。 さすがにあの場であのレシートの写真を撮ることが出来なかったのが残念(^_^;)。

税関審査場でレシートを渡すと案の定の質問タイム(^_^;)。アメリカの入出国では今までほぼ毎回質問されてるので(←くだらない話題が多いけど・笑)、今さら全く動揺もしない(笑)。

今回は・・・ 「何処に行くの〜?」という普通の質問から始まり、「メキシコ?じゃ、カンクンかな?」「ハネムーンなの?」(←いくらなんでもそんな年齢には見えない だろう・・・(-_-;))、「何か食べ物持ってる?」(←持っていたけどめんどくさいのでNoと返事・笑)、「スシとか持ってる〜?(笑)」などなど・・・。こういう質問なら楽しいからいくらでも相手してあげる♪(笑)

そんな感じで税関はすんなり通過し、スーツケースは受け取る必要はないのでバゲージクレームはそのまま通過し、その先で今度はアメリカ出国審査。

3年前は一般客に混ざって出国審査と手荷物検査を受けたので大混雑で非常に時間が掛かった記憶があるのだけど、空港が違うせいかな?たぶん乗り継ぎ客専用の出国審査&手荷物検査場だった んだと思う。ガラガラだったのでスイスイ通過して、AM9:00には搭乗口に到着した。

← 出発便のゲート案内板。

日本の空港は<出発時間順>に記載されているけど、海外は<行き先地名のアルファベット順>になっている事が多い。

小さい空港ならたいした事はないんだろうけど、ここはハブ空港のダラス!こんなボードがズラ〜っと横に10枚近く並んでいるので、自分の行き先の便を探すのも一苦労・・・(^_^;) でも、聞いたこともないような小さな空港名も載っていたりするので見ていて楽しい♪

AM10:10、搭乗開始。

メキシコ行きの便は遅延することが多いと聞いていたが、どうやらちゃんと定刻で飛びそう。メキシコシティ行きの便の搭乗口まで来るとさすがに日本人率は低下して、ほんの数組しか見かけなかった。

機体:B737。座席:3−3の左列窓際。機内は満席。

AM10:50、ダラス発 AA393便 は定刻で離陸。 ・・・というか、席に座った途端に私は寝てしまい、気がついたらドリンクサービスの時間だった(笑)。

← アルコールが無かったので(笑)「Sprite please.」と言ったら、「う〜ん・・・」と悩んでコレを渡された。普通のサイダーだった(^_-)

座席に個人モニターは無し。頭上の共有モニターに何やら映像は流れていたが、イヤホンが配布されなかったので一体何が流れているのか不明・・・。私は寝るだけなのでかまわないけど(笑)、「イヤホンが欲しい!」って言えば貰えたのかな?

ドリンクサービス後にメキシコの入国カードと税関申告書が配られた。いよいよメキシコ入りだ〜〜〜♪

← たぶんメキシコ湾沿いの「Madre」という干潟の辺り

フライト時間は2時間半。ダラスからはほぼ真っ直ぐに南下するだけなので時差は無し。快適なフライトだった♪

PM13:19 定刻よりやや早くメキシコシティ 国際空港(ベニーニ・フアレス国際空港とも呼ばれる)に到着。

入国審査も税関申告も特に問題なく 、預けたスーツケースとも無事再会(笑)。PM14:00前には外へ。

空港→ホテルまでは送迎付きなので、現地旅行会社「みかどトラベル」の日本人ガイドさんと合流。

すぐに他のメンバーも集まったがみんな「メキシコペソ」へ両替して来なかったらしく(-_-;)、ガイドさんの案内で両替所へ。メキシコ国内では「円→ペソ」の両替は困難とガイドブックにも書かれていたけど、実際にはこの空港は可能だった。

みんなの両替を待ってる間にレートを覗き見したら「1ペソ=9円」。成田のほうがちょっとだけお得だった♪

両替所の隣には見慣れた看板が(笑)。日本のコンビニと同じようなセルフサービスのコーヒーマシンがあるのにはビックリ!(@_@) ・・・購入の手順は分からないけれど(笑)。

両替が済んだら各ホテルへ移動開始。(^-^)ノ