2日目(8月8日)〜前編〜
ニューカレドニアは、赤道を越えて日本の南南東約7000km。オーストラリア・シドニーの北東約1970kmの位置にあるフランス領の島。成田空港からはエールフランスの直行便で約8時間のフライト。(大阪・関空からはエア・カランが就航している)
AM7:45 予定より35分遅れでニューカレドニア「トン・トゥータ国際空港」に到着。
入国手続きも簡単。荷物チェックも特にナシ。そのまま呆気なく空港の外に出てしまった。ニューカレドニア滞在中お世話になる「South pacific Tours」の係員が日本人観光客をまとめて案内してくれる。日本国内のたくさんの旅行会社をまとめて一手に引き受けているらしく、他の旅行会社のツアーの人達20人ほどと一緒に5つ星ホテル「ル・メリディアン・ヌメア」へ向かう。ニューカレドニア唯一の有料道路を走ること1時間弱。ヌーメア市内を通り過ぎホテルに到着。滞在中の細かい説明を各ツアー別に受けて解散。
AM10:15 私達は他の1組と一緒に、ツアーに組み込まれている簡単な市内観光に出発。
ヌメア市の南端、ル・メリディアン・ヌメアの裏手の小高い丘。天気の良い日には左前方にアメデ灯台、右前方にエスカパード島まで眺められる絶好のビューポイント!特に、夕方、海を赤く染める夕陽の美しさは素晴らしい。
頂上には大きな大砲が2機置かれている。これは第2次世界大戦で使用されるはずだったが、フランスがオーストラリアに大砲を注文したときに「マイル」と「キロメートル」の単位を間違え、12マイル(約19km)飛ぶ大砲のはずが12kmしか飛ばず役に立たなかったというエピソードがあるらしい。(笑)
ノボテル・サーフ・ヌメア・ホテルの裏の道沿い、シトロン湾からアンスバタへ向かう右手にある、生きた化石「ノーチラスNautilus」の飼育で世界的に有名な水族館。他にも光る珊瑚のコレクションもある。
じっくり時間をかけて見学したかったのだが、なんといっても自由の利かないツアー観光・・・(泣)。この旅の後半、ヌメアに戻って来たら「絶対にもう一度来よう!」と決心してそそくさと見学。
メラネシア人の伝統文化や芸術に触れられる博物館。メラネシア人の酋長の家の屋根や入口を飾っていた木彫り、ロマンのいっぱい詰まった古いピローグ(帆かけ船)、土器・石器、武器等が展示されている。写真撮影は禁止。
ここでも案の定、ものすご〜く急ぎ足での見学だったので、ジックリと説明を読んでいる時間もなかった(;_;)
セント・ジョセフ大聖堂のちょうど裏側にあたる小高い丘。市内観光には必ずこの丘が含まれる。というのも、ここからはヌメアの街が一望出来るから。良くパンフレットで見る「ニューカレドニアの風景」に出会える場所。「F.O.L」とは、実は丘の上にある文化会館の名称。
大聖堂の2本の尖塔の向こうにモーゼル湾のヨットハーバー。その向こうには蒼い海と青い空!
PM12:00 市内観光はこれで終わり。約1時間半のかなりの急ぎ足観光だった。ちょっと消化不良気味。。。(-_-;)
これからイル・デ・パン島に出発するまで約3時間。ここからはやっとフリータイム♪お腹も空いてきた。・・・がしかし、いまだ両替をしていないことに気付く・・・(汗)。普通のツアーでは空港からの送迎の際にバスの中で両替してくれることが多いのでそれを期待していたのだが、今回はそれがなかったのだ・・・。
●ニューカレドニアミニ情報(両替について) |
通過単位はフレンチ・パシフィックフラン(CFPあるいはXFPと表記する)。紙幣はタヒチと共通。(フランス領なのに、「ユーロ」ではない・・・) 銀行・・・金額に関係なく両替1回につき500〜1200CFPの手数料を取られる。 ホテルフロント・・・手数料ナシで両替出来るが、交換レートはあまり良くない。ただし、1万円程度の少額なら手数料を取る銀行よりもお得! 他に、旅行代理店の「アルファインターナショナル」や、今回お世話になっている「サウス・パシフィック・ツアーズ」は両替のライセンスを持っているので、銀行とほぼ同じレートで両替出来、手数料無料! ちなみに・・・両替したCFPは日本では再両替出来る銀行が非常に少ないので、帰国までにきれいさっぱり使い切るのがベスト!でも、どうしても余った時はトントゥータ国際空港内で、出国手続き後の待合室にある銀行で再両替する。しかし、日本へのフライトの出発前には日本人が殺到し「円」が不足することもあるらしい・・・。 |
上記の情報から、「旅行代理店」が一番お得な両替が出来ることは分かっているのだけど、旅行代理店は店舗数が少ない。たまたま集合場所であるル・メリディアン・ヌメア・ホテル内にあったのだが、実はいつでも両替出来るわけではなく「12:00〜15:00は昼休み」。。。ガイドブックには「昼休みがある」とは書いてなかったのにぃ!!!結局、ホテルのフロントで両替することになったのだった。