ペルー旅行記 ('12.9.22〜9.30)

日目(9月29日)&9日目(9月30日)

ペルー・リマ から アメリカ・ヒューストン までは6時間20分のフライト。

★1食目★ メインはチキンorビーフからチョイス。ビーフはペルー料理の「ロモ・サルタード」

到着1時間前に軽食が配られた。

チョコレートマフィン ・・・甘かった〜!→ 

 

不思議な事に、心配してた腹痛も吐き気も全く出ずに、機内では通常どおりの生活を送れた。あんなにつらかったのに〜〜〜っ!!(-_-;)

・・・私ってホントに飛行機向きの体質なのかも?(笑)

AM6:20、定刻よりちょっと早めにヒューストン空港到着。

入国審査場は早朝のためそんなに混雑してる訳でもなく、トランジット時間長めの我が家はそんなに焦らずに適当な列に並び順番待ちをしていた。すると、あとから来る入国者が居なくなったので、その列は我が家が最後となった。

通常どおり両手の指紋と顔写真を撮って、パスポートをチェックしながら・・・

審査官 : 「Machu Picchu?」 私 : 「Yes.」 ペルーのスタンプが押されているからね〜(^_-)

審査官 : 「Can you speak English?」 私 : 「Yes, a little.」 普通に“話せる”とだけ答えてしまうと何故か質問攻めに遭う事が多いので(^_^;)、いつも “a little” は付けるようにしている(笑)。

ココまではいつものパターンなので問題なし。・・・が、追加の質問あり。

審査官 : 「Do you know Shiba-inu?

私 : 「・・・?(?_?)」 あのぉ〜、今、『シバイヌ』と聞こえた気がするんですけど、聞き違い?? 更に審査官 : 「I like Japanese Shiba-inu!」

やっぱり私の聞き違いではなく「柴犬」の話らしい!(^_^;) 入国審査でまさかの『柴犬』!!(笑)

私が「もちろん知ってます!私も柴犬は好きですよ〜♪」と答えたら、審査官はうれしそうな表情になり、「自分は柴犬を飼っているんだよ。柴犬はすばしこくてキュートだよね。疲れて家に帰ると、彼女が窓からこっちを見て待っていてくれるんだ〜♪今日はこれで仕事終了だから彼女に会えるよ!」 とか 「映画の【HACHI】は観た?いい映画だったね〜!」 とか、ま〜ったく入国審査とは関係ない話題で一人で大盛り上がり!! たまたま日本人の我が家が今日の“最後の仕事”だったから、きっとテンション上がっていたのかもね〜(笑)

珍しい入国審査(^_^;)のあとは、税関も問題なくスルー。その後は、往路と同じく案内板に従って移動して長蛇の列の手荷物検査と出国審査を受ける。

さすがアメリカの空港!南米とは違うね〜

フライト案内の電光掲示板

さすが巨大ハブ空港!あまりにも多すぎて自分の便を探すのも一苦労(汗)

AM7:40、搭乗口に到着。出発まで2時間ちょっとある。

・・・確か、シドニーでの5時間のトランジットでも、アムステルダムでの3時間のトランジットでも街の散策した事がある。当然、今回は“4時間も”(笑)あるので「ヒューストンの街に出てみようか〜?(*^_^*)」と一応リサーチはしてみたんだけど・・・、ヒューストンは空港から市内までが結構遠くて、しかも市内だけではそれほど見所はない模様(^_^;)。

じゃ〜、空港施設内で休憩するスペースはあるかな?長時間移動だからシャワーくらい浴びれるといいよね?と、shinjiが調べてくれたんだけど・・・ 空港ラウンジにシャワールームはあるらしいが、コンチネンタル航空のプライオリティ会員でないと無料で利用は出来ない。近隣ホテルのDay-useも考えてみたけど、たった数時間のためだと思うとねぇ〜・・・。

事前に、トランジットだけでもアメリカは入国審査を受けなくちゃならなくて時間が掛かるとは知っていたので、成田便へ乗り遅れると面倒だし、外出は諦めておとなしく空港内で過ごす事に決めていた。結局はこの時点で体力的に「街へ繰りだそう〜!(^-^)ノ」な〜んて元気は全く無かったのだけど・・・(^_^;)

搭乗口前にはベンチをくっつけて寝ている人が多数いたので、周囲が混んで来るまでは我が家もベンチをいくつか占領してダラダラと過ごしていた。

AM9:40、搭乗開始前に先にパスポートチェックをするらしく一旦列が出来て全員チェック。その後、AM10:00から本格的に搭乗が開始された。

機体:B777-200 座席:「3−3−3」の右側列の通路側 個人モニター:あり

一番窓際の席には誰も来なかったので、2人で3席を利用。ちょっと楽チンに過ごせた♪周囲も所々に空席があった。

・・・ただ、腹痛と吐き気は落ち着いたものの、マチュピチュからの咳は更に悪化してるし、ナスカから軽い全身関節痛もあったし(←たぶん微熱があったんだと思う)、通常なら私にとってはちょうど良い約14時間のフライトだけど、今回はあまり眠れなかった。。。その代わり、shinjiはほとんどの時間爆睡していて1食目は食べていない(笑)

★1食目★ メインはチキンorビーフ。チキンをチョイス(^-^)b ★軽食★ チキンのラップサンドとハーゲンダッツ♪

成田到着1時間半前に2食目(卵料理orヌードル)が配られたはずなんだけど ・・・メモには書かれているけど写真が見当たらない(^_^;) 私が機内食写真を撮り忘れるなんて〜! やはり疲労困憊だったのかな・・・(-_-;)

PM15:10。(日付変更線を超えているので翌日)予定時刻より40分遅れで無事に成田空港到着(^-^)ノ PM16:39発の京成スカイライナー32号で埼玉への帰路に着いた。

 

< END >


ず〜〜〜っと憧れ続け、でも、きっと一生のうちに行く事はないだろうと思っていた、南米ペルーの世界遺産:マチュピチュ遺跡とナスカの地上絵

クスコの『カミソリの刃1枚すら通さない』と言われるインカ時代の石組み、生まれて始めて経験した「標高3765m」の世界、圧倒的な迫力のマチュピチュ、インカ道を歩いてマチュピチュの入り口の門までハイキング、上空から地上から見た溝で出来ている巨大なナスカの地上絵。全てが印象に残る旅だった。 実際にそれを目の前にした時、もちろん感動はしたんだけど、それを超越した感情なのか「あ〜ぁ、とうとう来たのねぇ〜」といった感じだった。きっと、そこまでの道のりが想像を超える大変さだったからだと思う。

やはり地球の裏側の南米は遠〜〜〜いっ!しかも、ペルーの首都・リマに着いてから先、他の土地への移動も遠ぉ〜〜い!遠すぎるっ! 首都リマには電車は無くて車orバスの社会。クスコからマチュピチュ村までは列車があるものの、新幹線なら1時間も掛からないであろう距離なのに3時間以上掛かる。リマからナスカまでは列車がないので車で7時間。

TVや雑誌で見てもっと簡単に到着出来るイメージだったけど、実際に行ってみて、このタイミングで行って良かった!と思った。少なくとも10年後だったら絶対に体力的に無理(^_^;)。数年後でさえも自分の体力の保証がない年齢だし、世界にはまだまだ足腰が丈夫じゃないと到達出来ない場所はたくさんあると感じたので、今後も 『行きたい場所は、行ける時が行くべき時!』 の精神で旅したい♪(笑)

今回、旅行記を書くにあたり色々と勉強したので、改めて行ってみたい!とも思うけど・・・ もうちょっとペルー国内の交通網が発達しないとちょっとキツイかなぁ〜(^_^;) まだ以前行ったイースター島のほうが行きやすいかも(笑)