ペルー旅行記 ('12.9.22〜9.30)

日目(9月28日) 〜その2〜

PM13:15、イカの街外れのレストランに到着。往路にトイレ休憩で立ち寄った豪華ホテルのレストランではなく、カルロスさんがオーナーと親しそうに話していたので、きっとカルロスさんの馴染みのレストラン。

テーブルに案内されメニューを渡されたはいいが〜・・・ all スペイン語!(@_@) 「English menu?」と聞いてみたけど「No.」という素っ気ない返事。

オイオイ・・・(-_-;) 英語メニューでもたまに読めない単語あるのに(^_^;)、いくら出発前に数ヶ月間「NHKスペイン語講座」で勉強していたとしても、全てスペイン語のメニューというのはなかなか厳しい。 ってか、外人を連れて行くならせめて英語メニューのあるレストランにしてくれっ!(怒) それに、砂漠の中の小さな街といえど、オーナーも英語メニューくらい用意しておくべきでしょ〜!(#`Д´)ノ

不満だらけだったけど、今さら「他のレストランにして!」とも言えないので、二人でぶつぶつ言いながら注文を決め始める ・・・が、読めないから当然進まない(笑)。あまりに時間が掛かったので、途中からカルロスさんとウェイターさん(←この人も英語話せないっ!笑)がやってきて、メニューを指さしながらお互いカタコト英語でああだこうだとやっと決定。

ペルー料理「CEVICHE」 ・・・たぶん、ラザニアだったかな?

このレストランで、初日のクスコのホテルからほとんど同じ行程(たぶん同じ旅行会社利用)で行動しているハネムーンと思われる日本人カップルが先に食事をしていた。トイレに行く途中でその二人のテーブルの上がちょっと見えたのだが、ものすごい量の料理とお酒が並んでいた!(@_@) 同じ旅行会社利用だとすると、料金はとりあえずドライバーさん持ちなので、ほとんど食べ放題状態で食べている様子だった(-_-;)。・・・「日本人の恥」とも思えるが、「南米旅行の最終日でその食欲はうらやましい!」とも思った(笑)。

PM14:15、レストランを出発。

シクシクする程度の腹痛はあったが、車内で軽く昼寝しながら過ごし、PM17:00頃、カルロスさんは「Toilet.」と言って何やら頑丈な門のある建物に車を停車させた。そして「30min.」と言って去っていった。

「トイレだけで30分もいらないよ〜!」と思ったが、その建物の中に入って状況を把握した。

もちろんキレイな「トイレ」もあったけど、ココは明らかに“日本人をターゲットとした”比較的大きなお土産屋さん(^_^;)。値札や商品紹介はきちんと日本語で書かれていたし、日本語を話せる店員まで居た。

まさか“ほぼ個人旅行”なのに、こんなアジアの団体ツアーのようなお土産屋さんに連れて来られるとは想像もしていなかったが、今回の旅は早朝から移動→夜到着が多くてスーパーに行く暇も無く、この時点まで実家や友達へのお土産はもちろん、職場用お菓子ですら何一つ買ってなかったので(笑)、逆にちょうど良かったかも♪ 値段も良心的でカードも使えたのでお土産をまとめ買い。この店への立ち寄りがなかったら、お土産がな〜んにも無かったかもしれない(笑)。

PM17:30、カルロスさんは「2hr15m.Airport.」と言ってお土産屋さんを出発。

shinjiは相変わらず車内ではひたすら気持ちよさそうに爆睡していたが・・・ 私は、胃腸が本調子ではないのに「ペルー最後の食事だから〜♪」と、ランチで調子こいて生魚を使用した「CEVICHE」なんかを食べてしまったせいか(^_^;)、腹痛がぶり返し+吐き気&嘔吐も始まってしまい、車内でもうヘロヘロ〜〜(*ノД`*) 手持ちの薬を何種類飲んでも全く効かなくて、ホントに生きた心地がしなかった。私の海外旅行史上初めて「今すぐ日本に帰りたいっ!(涙)」と思った。

でも、南米は遠い・・・。埼玉の自宅まで今から24時間掛けてもきっと着かないだろう・・・。いつもは大好きな長時間の飛行機搭乗も、今回はかなりの不安が募る・・・。

車はリマ市内の手前から大渋滞に巻き込まれた。前後左右の車とほんの数cmくらいまで近づいたりして、いつか接触事故を起こしそう〜とヒヤヒヤしたが、カルロスさんを含めてリマ市内を運転する人はみんな運転が上手いのか、ぶつかる事もぶつけられる事もなく、なんとな〜くダラダラと車は進んでいった。

PM20:15、途中からカルロスさんはその渋滞の列から外れ、住宅街の中の道を駆使してズンズン進み、予告時間より30分遅れで空港に到着した。 ・・・あの大渋滞の中、このくらいの遅刻で済んだのはスゴイかも。飛行機のチェックインにも充分間に合う時間だった。

旅行会社から貰っていた「旅程表」には 《リマ到着後、現地係員のお出迎えを受け空港へご送迎》 と書かれていたから、私は一旦旅行会社の事務所かどこかに寄って、そこでカルロスさんとはお別れして、日本語の話せる係員が空港まで案内してくれのかと思っていたが、渋滞で時間が押してしまったせいなのか、結局、カルロスさんが一人で直接空港まで送ってくれたのだった。

時刻は既にチェックインが始まっている時間。カルロスさんは「自分は空港内には入れない」と言い、車を停めた場所でスーツケースを降ろしてバタバタとお別れ。この2日間、私はほんと〜に多大な迷惑を掛けたので(^_^;)、Tipを少し多めに渡してスペイン語でお礼を伝えた。 ・・・もう少しお互い英語が話せたら、もっと楽しい旅路になったかもしれないね。。。

PM20:30。チェックインカウンターへ行ったら、たまたま日本語を話せる係員だったので、乗り継ぎの事やスーツケースが成田までスルーで行く事を確認出来た。

搭乗口はまだ決定していなかったので、フードコート内の電光掲示板が見えるテーブルに場所を取り、順番に手荷物を見張りながら空港内をうろうろ。・・・予想外に空港内にお土産屋さんが少なかったので、あの日本人向けお土産屋さんで買っておいてよかった♪

PM22:00を過ぎても搭乗口No.が表示されない・・・(-_-;)

電光掲示板の画面には搭乗予定の機体がまだ到着していない事になっているが、そういうアナウンスは一切流れて来ない。 う〜ん・・・一体どうなっているんだろ?こういう時は添乗員付きツアーだと説明があって安心なんだろうな。。。

PM22:45、出発予定までちょうど1時間。

フードコートの掲示板にはまだ搭乗口が表示されていないが、さすがにそろそろ出国審査くらい受けたほうがいいだろう〜って事で出国審査場へ。

特に問題なく出国審査を終了した所で別の電光掲示板を見てびっくり!我が家が乗る便は「Gate16」と表示されているではないかっ!(@_@) どうやらフードコートにあった掲示板は壊れていた or 更新が遅れていた と思われる。・・・ホント海外の空港って、ちょっとあり得ないような事でも普通に起こる。信じられないわぁ〜(-_-;) 危うく乗り遅れる所だったよ・・・。

PM23:10、無事にGate16に到着。そして、その10分後には搭乗開始(^_^;)。搭乗時にパスポートチェックと同時に手荷物のチェックがあって、全員が荷物を開けてチェックされていた。

機体:B767-300 座席:「2−3−2」の右端 個人モニター:なし

私の座席、イヤホンの穴が壊れていて差し込めないんだけど・・・(-_-;) でも、別に6hrくらいだし、どうせ寝るし(笑)、きっと文句言っても満席だからどうにもならないだろうし、・・・ま、いいか〜。

PM23:45、UA 855便はペルーを離れ、アメリカへと飛び立った。