ポルトガル('18.10.12〜20)

2日目(10月13日) 〜その2〜

PM13:30、まずはメトロ(地下鉄)に乗ります。

2012年にメトロが空港まで延長されて市内へのアクセスが楽になったらしいが、空港内の案内看板が少なくてメトロの駅がちょっと探しにくかった。

乗車にはリスボンの地下鉄が発行する「Viva Viagem」というカード式のチケットが必要。購入の際にカード代€0.5(払い戻し不可)が必要だが、このカードは繰り返し利用可能 。金額チャージの方法に寄って@乗車券として、Aプリペイドカードとして、B乗り放題券として の3種類の使い方が出来る(※いずれも残金がある状態では他の用途に使えないので注意!)

自動券売機・・・(-_-;) とにかく複雑で分かりにく〜〜いっ!!

今回は「1回券€1.45」(←どこまで乗っても均一料金)を買いたかったのだけど、ガイドブックの情報だけではかなり不充分。事前にネットで最新の機械の操作方法をリサーチしてなかったらきっと間違って買っていた可能性大。

重要なポイント → 途中で2枚同時購入が出来そうな画面が開くけど、どうやら「2日券」になっちゃったりと面倒な事になるようなので(^_^;)、2人でも地道に1枚ずつ購入したほうがBetter。

改札は日本とほぼ同じような自動改札で、カードをタッチすると扉が開くシステム。

Aeroporto

リスボンのメトロは他のヨーロッパ諸国のメトロの駅や車内と比較するとかなり綺麗だし治安も良い感じ。

海外旅行の一般的な警戒くらいはしてたけど、こうやってカメラを出して写真を撮れるくらいの雰囲気だったし、あまり危険な感じはしなかった。

駅構内の様子 メトロ車内の様子  

PM13:50、Orienteに到着。 この駅でメトロからポルトガル鉄道に乗り換えてポルトを目指します。

リスボンの街の北東にあるモダンな雰囲気の駅

市内中心部のSanta Apolonia駅に発着する列車も全てこの駅に停車する。南部へ向かう列車の発着駅でもあり近郊列車も停まるので便利。

1階→駐車場&売店、2階→チケット売り場&待合室、3階→乗り場 といった構造

今回利用したパックツアーはリスボン〜ポルト間の列車チケットはいわゆる「乗車券」しか付いてなかったので、特急列車に乗る際には追加代金を支払って「座席指定券」を購入する必要がある。 ちゃんと動いている自動券売機(笑)もあったけど、今回は座席指定券だけ欲しいので有人窓口を探します。

ところが!ブースはた〜くさんあるのに数ヶ所歩き回ってもブラインドが下がっていて「CLOSE」の表記ばかり・・・(-_-;)。一体何処で買えばいいの!?1階にも行ってみたけどチケット売り場らしい場所もなく、、、 困った時は誰かに聞くのがてっとり早い(笑)。

← この建物の中に人を発見したので入ってみた(^_^)v 内部の様子は明らかにチケット売り場では無い(爆)。

私:「(英語)列車のチケットを買いたいんだけど、売り場は何処ですか?」
オジサン:「Ticket Office?」

英語は無事通じたようで、オジサンはこの建物から出てきて扉に鍵を掛けて、わざわざフロアの一番端にあるチケットブースの近くまで案内してくれた。なんて親切〜♪ポルトガル人の第一印象はかなり好印象!

あとから気がついたけど、この建物、入口に「ハートマーク」と「AED」の機械があるのを見れば分かるけど、実は救護室でした(^_^;)。案内してくれたオジサンって、きっと医師資格のある人(^_^;)。 救護室の医師に切符売場を聞いてくる外国人なんて私くらいかも〜(笑)。

← 窓口が3つあるこんな建物が5〜6ヶ所あったけど、結局、実際に開いていたのはフロアの一番端にあったこの「No.1〜3」のブースのみ!!私、結構歩き回って探したんですけどね・・・(汗)。まさか一番端のブースしか開いてないとは。。。たった3つの窓口だけってちょっとサボり過ぎじゃないの〜っ!?

この窓口でも英語は問題なく通じました(^_^)v 本当は14:09発のAPに乗りたかったのだけど、ウロウロして無駄に時間を使ってしまったおかげで間に合わず・・・ 15:39発のICになってしまった。何も聞かれず勝手に2等席になっていて、追加料金は無しと言われた♪

※ポルトガル鉄道(Combios de Portugal 略してCP)について※
リスボンを中心に地方へと延びているいわゆる日本のJRのような鉄道会社。リスボンとポルトを結ぶ路線は特急列車なら約3時間で両都市を結んでおり本数も多い。それ以外の路線は本数もあまり多くなく、遅れることもある。

・・列車の種類・・
Alfa Pendular(AP):ポルトガル鉄道が誇る設備の良い高速列車。1等(Conforto)と2等(Turistica)があり、1等では無料のドリンクサービスや有料の食事サービスがある。全席指定席。
Intercidade(IC):主要路線を走る急行列車。全席指定席。
Regional(R):普通列車。全席自由席。
Urbanos(U):リスボン、ポルトとその周辺を結ぶ都市近郊線。全席自由席。

2階フロアには禁煙で冷暖房完備のこんな感じの待合室が数ヶ所あり、誰でも利用可能。

出発時間までここで時間潰し。

海外の列車の発着ホームって案内も無くて乗車位置が分かりにくい。事前にネットでリサーチを頑張ってみたものの結局良く分からず・・・。待合室でshinjiに荷物番をしてもらって、私はホームに行って様子を見ることに。

(左) 電光掲示板に出発時間と行き先とホーム番号、途中の停車駅名の表示が出てるので、海外にしては比較的分かりやすいほう??
(中央) でも、ホーム階に上がると・・・ 一切表示が無い!列車の停車位置や車両の位置が全く分からない。現地の人でもそれは同じようで(^_^;)
(右) ちょうど4両編成の近郊列車がやって来たのだけどホームの後方には列車が停まらず、、、その辺りで待っていた人が大勢走って大移動する姿が見られた(笑)。

我が家が乗車するICが一体何両編成で、どの辺りに2等車が停まるのか全く分からない。も〜ぅ、行き当たりばったりでホームに立って、運が悪かったらスーツケース持って走るしかないようだ・・・(-_-;)。

PM15:36、列車がやって来た。早めにホームで待っていたけど列車の到着は本当に直前。

前後どちらにも移動出来るようにホーム中央付近で待っていて、たまたま目の前に止まった車両の車内に指定された座席番号を見つけたので、そのままその車両に乗車。座席に座っていたら後からやって来た女性に「チケット見せて。ココは25号車で、24号車はあっちの車両よ」と言われた。適当に乗った車両はどうやら車両番号違い(汗)。そもそも車両の外にも内にも車両番号が大きくは書かれてないし、座席指定されたチケットもただのレシートみたいな 薄い紙で分かりにくいし。。。 その女性に謝って車両を移動。声を掛けて来たのはたぶんポルトガル人だったと思うけど、簡単な英語で教えてくれて別に嫌な感じはしなかった。

※ちなみに、降車後に車両編成を確認したところ
←ポルト方向 2等車(No.26〜No.21の6両)−(BAR+1等車)−(1等車) リスボン方向→ という計8両編成だった

APに比べるとICは乗り心地が悪いというクチコミは知っていたけど、、、 座席のリクライニング無し、シートピッチ狭い、列車の揺れ激しい ・・・確かに乗り心地悪い(爆)。それでも治安の悪さは皆無だったので、私はほとんど寝てた(笑)。

PM18:46、ポルトの街の東側に位置するCampanha駅に到着。

リスボンやコインブラから来るほとんどの列車はこの駅が終点。市街地に行くには普通列車への乗り換えが必要。この駅にも電光掲示板があるのでSao Bento駅行きの列車に乗り換えて約5分。

PM19:00、Sao Bento駅に到着。

Sao Bento(サン・ベント)駅

修道院の跡地に建てられたポルトの玄関口となる駅で、ホールの壁は全面が見事な「アズレージョ(青く美しいタイルによる装飾)」で飾られていてまるで美術館。駅とは思えないほど立派!

じっくり見学するのは明日以降にして、とりあえず徒歩でホテルへと向かいます。

・・・ガイドブックの地図、間違ってた(-_-;)。

でも、事前にGoogleMapのストリートビューでルートの確認をしておいたので、駅からホテルまで迷子にならずに移動できた。 ・・・とは言ってもかなりの上り坂でやや息切れ気味・・・(汗)。 

← ホテルの目の前に建つ「サント・イルデフォンソ教会」

この教会の壁も美しいアズレージョで覆われている。ポルトは街中、とにかくアズレージョで覆われた建物ばかり♪

PM19:10、宿泊先のホテル「クオリティ・イン・ポルト」に無事に到着。

チェックインはもちろん英語でOK。かなり分かりやすい英語だった。この時に「City TAX」という宿泊税を徴収された。この時は現金で支払ったけど、たぶんクレジットカードも可だと思う。ヨーロッパの一部の都市で徴収されるこの税金。あらかじめ宿泊代金に含めておいてくれれば楽なのに〜・・・といつも思う。ポルトガルでは2016年1月から4都市において順次導入されていて、ホテルのランクに関わらずポルトは1人1泊あたり€2

三つ星ホテルだけどポーターさんが居なかったので自力で部屋まで移動。部屋で一旦ゆっくり休んじゃうと動く気が失せちゃうので、飲み物を買いにスーパーまで行ってみる事に。ホテルから徒歩5分ほどの所にある「Pingo Doce(ピンゴドーセ)」は入口が小さくて最初通り過ぎた(笑)。外観から想像するよりも内部は広いし品揃えも豊富だった。

ミネラルウォーター(500cc) €0.14

洋梨のジュース(250cc) €0.35

PM20:20、ホテルに帰着。

ポルトの夜間の街歩き。駅から徒歩圏内ということもあるけれど、ま〜ったく問題ありません!街灯もたくさんあるし、人もたくさん歩いてた。

機内食をたらふく食べて来たので夕食はホテルで持参した和食で軽く済まし、シャワーを浴びてPM22:00過ぎに就寝 zzz(=_=)zzz