ポルトガル('18.10.12〜20)

3日目(10月14日) 〜その1〜

AM7:30起床。

窓の外はまだ薄暗く、そして雨模様・・・。

電灯の上で休んでいるカモメと目が合った。

ここポルトの街が海に近い位置にあることが分かる。

身支度を調えてホテル内レストランへ。

(左)良く見るとエレベーターの床も美しいアズレージョ♪

(右)ヨーロッパのホテルの朝食には全く期待はしていないのだけど、このホテルの朝食はレベルが高い♪
野菜が無いのは仕方ないとしても、ホットミールがあるし、ジュースも薄くないし、無糖ヨーグルトがあるし、パンもなかなか美味しい!!

AM9:00、ホテルを出発(^-^)ノ

今日は1日かけて世界遺産にも登録されている「ポルト歴史地区」を散策。旧市街の見所は歩いて回れる範囲に集中しているので、ひたすら歩きます!

昨夜は暗闇の中ライトアップされていたホテル前に建つ「サント・イルデフォンソ教会」 駅へ向かう通り。写真ではうまく伝わらないけどかなりの急坂(^_^;)
サン・ベント駅
アズレージョが見事なポルトの玄関口。ポルトにまつわる歴史的なできごとが描かれている。

小さい駅構内の四面の壁が全てアズレージョで囲まれていて、駅というより、もはや美術館の芸術作品!!

早朝なのに日本人団体ツアーも来ていて、ガイドさんが説明してました(^_^;)

雨が強くなってきたので、教会に走り込んで少しだけ雨宿り(^_^;)。

クレリゴス教会
18世紀に建てられたバロック様式の教会。76mある鐘塔は「クレリゴスの塔」と呼ばれポルトガル一の高さ。ポルト市内各所から眺められる街のシンボル。

メイン・ファサード

主祭壇は多彩色の大理石製

雨が小降りになったタイミングで再び出発。

← ふと目に入ってくる普通の民家の壁も美しいアズレージョで覆われている!!

ポルトは街全体、至る所に普通にアズレージョが溢れている♪

有名な某ガイドブックを買って持参していたけど、街の地図が大幅に間違っている・・・(爆)

← インフォメーションで正しい地図を貰おうとカテドラル脇にある建物へ。

英語OK!ちょっと分かりにくい場所にあったけど、無料の市内MAPを貰えました(^-^)v

カテドラル
街を見下ろす丘の上に建つカテドラルは、もとは要塞として12世紀に建てられ、17〜18世紀に改修が加えられた。

内部も外観も修復中であまり近寄れなかったけど、、、
ファサードのバラ窓は12世紀の建築当初から唯一残る物。
17世紀に建てられた中央祭壇は銀細工で覆われている。

美しいアズレージョで覆われた回廊は、有料だったので外からちょこっとだけ覗き見(笑)。

一番感激したのは、高台から見下ろす赤茶色の屋根が連なる街並みとクレリゴスの塔がそびえる絶景♪(*^_^*)

高台からの街並みを堪能したあとは駅方面へ向かって坂を下ります。

雨上がり〜♪
青空に映えるクレゴリス教会

街角で見かけた大道芸人
まるで銅像!!

市庁舎

散策途中で、観光地ではないけれど(笑)「世界で最も荘厳なマクドナルド」と言われている店舗を覗いてみる。

マクドナルド・インペリアル

入口頭上にはMcDonald'sのロゴと共に大きな鷲の像(@_@)1930年に建てられた「インペリアル・カフェ」を改装した店舗で、内部は正面にステンドグラス、天井からシャンデリアがいくつもぶら下がり、まるでお城☆

入店してすぐの場所にタッチパネル式の機械がいくつか設置されていて、そこでオーダーを入力して印刷される注文票を持って行って、カウンターで商品を受け取って支払いをするというシステムのようでした。

市庁舎へ向かう途中で、同じく観光客と思われる白人男性に「写真を撮って〜」と声を掛けられた。今回の旅、こんな風に街のあちこちで「写真撮って〜」と何度も声を掛けられた(笑)。・・・私、気軽に声を掛けやすい空気感を醸し出してる??(^_-)b

某ガイドブックで「ボリャオン市場」と書かれている一角に向かったが・・・ 完全に廃墟となった建物があるだけ(-_-;)。近くにあった看板を見たら(ポルトガル語)、すぐ近くにある「アルマス礼拝堂」の先に移転したような記載があったので、元々行く予定だった「アルマス礼拝堂」に行ってみる事に。

アルマス礼拝堂
外壁を全てアズレージョで覆った礼拝堂。青いアズレージョで見事で、一度見たら忘れられないくらい美しい。

他の教会と比較するとわりと新しく18世紀の建設。内部はネオクラシック様式。

外壁に使用されているアズレージョはなんと15947枚!!画家であり陶芸家でもあるエドアルド・レイテが1929年に装飾したもの。

内部ではちょうどミサが行われていて奥まで入れなかったのだけど、内部の壁も美しいアズレージョで装飾されていた。

AM11:00、ボリャオン市場が移転したという場所に到着。入口は小さいけど奥行きのあるショッピングモールだった。

← La Vie Porto

近代的なガラス張りのビル。正面の建物はショッピングモール、右側の建物の地下がボリャオン市場になっている。海外の市場って地元の人たちの日常が見られるから好きなんだけど、この日は日曜日。残念ながら市場はお休みでした・・・(^_^;)

無料トイレ有り、コンビニ有り。街歩きの休憩にはちょうど良いかも♪

※帰国後調べてみたところ、廃墟となっていた市場は1914年の建設で100年以上が経過し老朽化が激しいため、2018年5月から改修工事が始まり2020年に完成予定。それまではこの建物内で臨時で営業しているようです。

そろそろランチのお店を検討開始。やっぱり一度はポルトのB級グルメ「フランセジーニャ」を食べた〜い!!

← カフェ・マジェスティック

1921年創業のポルトの名物老舗カフェ。「世界の最も美しいカフェ」の第6位に輝いた事もあるほど華麗なアール・ヌーヴォー様式空間の店内は、クラシカルな椅子やテーブル、彫刻、シャンデリア等が綺麗で、朝から晩までたくさんの人で賑わっている。

・・・だがしかし。日曜日は店休日でした・・・(^_^;)

次にもう1軒、「フランセジーニャ」が美味しいと評判の「ラードB」にも行ってみたが、こちらも店休日・・・ ガーン(-_-;)。海外って日曜休みのレストランが多いという事を思い出した。。。このままではランチ難民だ〜〜〜っ!!(*_*)

ふと、先ほど立ち寄ったショッピングモールを思い出した。確か2階がフードコート風になっていたのでとりあえず何かは食べられるかも!

PM12:00、再び「La Vie Porto」に戻る。

日曜のわりにあまり賑わってはいないフードコート(^_^;)。そんな中に「フランセジーニャ」っぽい写真のある「Happy Day」というファストフード店を発見!メニュー表に写真と英語表記があったので英語が通じるお店かと思ったけど、、、全くダメでした!でもまぁ、なんとかなるもんです(笑)。

フランセジーニャ€5とコーラ(大)€1.3。指さしとジェスチャーと簡単な英単語だけでなんとか注文して支払いも出来ました!店員は若いお姉ちゃんだったけど、お互いが理解しようとすれば気持ちは通じると実感♪(^_-)b 

→ 中味を切り分けると〜 →

ポルトで生まれた名物郷土料理「フランセジーニャ」。「フランスの女の子」という意味で、フランスのクロックムッシュをポルトガル風にアレンジしたものだそうだが、、、 「女の子」?何処が〜っ??と突っ込みたくなるような料理(笑)。

まずサイズが巨大!!厚手のパンにハム・ソーセージ・ベーコン・ステーキ肉・目玉焼きなどなど原型が分からないほど色々と詰め込んでサンドして焼いて、パンが見えないほど溶けたチーズで全体が覆われていて、さらにその上にポテトが山盛り〜っ!とにかくものす〜〜〜〜っごい高カロリーの料理!!

ちょっと酸味のあるソースが掛かっているけど ・・・途中で飽きた(^_^;)。数年に一度で良い(笑)。とりあえず注文を一つだけにしておいて良かった(汗)。ポルトでは大抵のカフェで気軽に食べられるこの料理、これだけ濃い食材を使っていれば、店に寄ってそんなに味の差が出ないような気がするので適当に見かけた店で食べても外れはなさそう。。。