ポルトガル('18.10.12〜20)

6日目(10月17日) その2

PM13:25 バスの車内アナウンスが無いのでイマイチよく分からないけど、なんとな〜くそろそろ下車予定のフィゲイラ広場かな〜と思ってバスを降りたら・・・

あれ?なんか違う?広場の向こうには海のような川のような、、、 ちょっと手前で降りちゃったらしい(^_^;)。

コメルシオ広場

1755年の大地震で破壊されたマヌエル1世の宮殿があったことから、別名「宮殿広場」とも呼ばれる。1908年にはカルロス1世と皇太子が暗殺されるなど、さまざまな歴史の舞台となった場所。

中央に立つのはドン・ジョゼ1世の騎馬像

勝利のアーチ

アーチの上は展望台になっていて、街を一望することができる

間違えて降りちゃっただけど、どうせ乗り放題チケットなので「コメルシオ広場で途中下車した」と考えて再びバスを待つ。フィゲイラ広場方面に向かう「25番」バスが来たので手を挙げて乗ろうとしたけど、運転手さんが「車内はもういっぱいだから乗せられないよ〜」といったジェスチャーをしながらスルーされてしまう・・・(-_-;) その後しばらく乗りたい番号のバスが来ない!!

PM13:45 待つこと20分、やっと15番バスがやって来たので乗車。そして、5分でフィゲイラ広場に到着。

コメルシオ広場〜フィゲイラ広場までは上り坂だと思ってバスを待っていたけど、実際には平らだったので、バスを待たずに歩いたほうが早かったかも(^_^;)。フィゲイラ広場の隣のロシオ広場に移動。ベンチに座って朝食時に頂いてきたパンで軽く腹ごしらえ。

ロシオ広場

正式名称は「ドン・ペドロ4世広場」だが、「ロシオ」=「公共の広場」という愛称で親しまれている。中央の円柱の頂から広場を見下ろしているのは初代ブラジル国王となった「ドン・ペドロ4世」のブロンズ像。広場の周囲にはカフェやお土産屋さんが並び、バスやタクシーの乗り場もあって1日中賑わっている。

← ドン・ペドロ4世の頭の上から広場を見下ろしているのはウミネコ君♪

PM14:15 リスボンに来たらやっぱりケーブルカーには乗らないと!!(^-^)b ロシオ駅の北側にあるケーブルカー(グロリア線)の乗り場へ。

ちょうど出発したタイミングだったので15分待って、PM14:30に上り方向のケーブルカーに乗車。

← 派手にイタズラ書きされた車体や壁も、意外とカワイイ!?

この斜度がすごい!!ケーブルカーのすぐ脇を徒歩で昇ることも出来るけどかなり疲れそう〜(汗)。

ケーブルカーを降りて、バイシャ地区周辺を徒歩で散策開始。

サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台

リスボンには7つの丘がありいろんな所に展望台があるけど、その中でもこの展望台は人気のスポット。小さな公園になっていて眼下にはオレンジ色の屋根の家々、正面奥にはサン・ジョルジェ城が見渡せ、まるで絵はがきのような眺め〜♪

・・・なんだけど、実は背の高さ以上の網が張られていて肉眼で見るにはかなり邪魔(怒)。カメラのレンズ部分だけを網の隙間から出して撮った写真が左のような感じ(^_^;) 

日本人にとっては某消臭剤のテレビCM(笑)で子役の男の子が歌っていた場所としても有名な 場所。

続いて「サン・ロケ教会」へ。16世紀末にイタリア人建築家によって建てられたイタリア・バロック様式の教会。

(左)正面ファサードは1755年の大地震で破壊され、その後再建された物
(中央)奥と両サイドに設けられた礼拝堂は黄金の彫刻で埋め尽くされて豪華絢爛
(右)ヨーロッパの教会としては珍しくアーチの無い天井。天井一面に描かれた絵画は荘厳な雰囲気

サン・ロケ教会前の坂を少し下った所にある「ショコラタリア エクアドル」に立ち寄ってワンランク上のお土産として有名なチョコレートを購入して、
「カルモ教会」
へ行ってみたけど修復中で見学は出来ず、、、

← バイシャ地区のランドマーク「サンタ・ジェスタのエレベーター」の上部に到着

エレベーターの向こう側にオレンジ色の屋根の街並がちょこっと見えたので、どこかもっと広く見える所がないかな〜?とウロウロしてみたけど、有料展望台に入らないと綺麗には見えないみたい。。。

PM15:30 テージョ川方面に向かって坂を下りカモンイス広場を経由して、リスボンを象徴とする風景として絵はがきや映画にもよく登場する有名な場所に到着。

ケーブルカー(ビッカ線)

坂道の多いリスボン市内にケーブルカーは3ヶ所あるが、なかでもテージョ川を背景に走るこの「ビッカのケーブルカー」が一番有名♪

← いかにもリスボンらしい風景

せっかくなので順番を少し待って下り線に乗車♪(*^_^*) 

ケーブルカーを降りた所から徒歩でテージョ川方面に向かって「カイス・ド・ソレ駅」に行き 、メトロ:グリーンラインに乗り「バイシャ・シアード駅」で下車。 フィゲイラ広場に向かう途中、サンタ・ジェスタのエレベーターの前を通過。

サンタ・ジェスタのエレベーター

20世紀初頭にエッフェルの弟子のフランス人建築家によって造られた。高さ45mの巨大な鉄塔の内部をクラシックなエレベーターで上り下りする。頂上は展望台になっており(有料)、リスボンの街並とサン・ジョルジェ城が一望出来る。

鉄骨で出来ているとはいえクラシカルなエレベーターで見た目もかなり古い・・・。乗っている途中で止まりそう(^_^;)

とにかく有名なエレベーターで1基しかないので上りも下りも順番待ちの列が出来ていた 。どちらかというと下りのほうが列は短かったけど、上り方向の行列はものすごいことになっていた!!乗ってみたかったけど・・・ 待ち時間が勿体ないので諦める。

PM16:35 フィゲイラ広場の東側に面したミニスーパー「MERCADO」でミネラルウォーター(1.5g€0.5)を買ってから「737番」バスに乗車。

PM16:50 サン・ジョルジェ城に到着。

← チケット売り場で€8.5を支払い入城!

珍しく日本語のガイドマップも置いてありました(^_-)b

起源をたどると紀元前2世紀、ユリウス・カエサルの時代の古代ローマ人の手によって要塞として建設された建物。その後、数百年の間にポルトガルの支配者・城の居住者が次々と替わって来た。残念ながら現在は城自体は残っておらず城壁のみ。城内は公園となっており、城壁からはリスボンの大パノラマが展開される。

入城してすぐの展望台からはテージョ川とリスボンの街並を眺められる

常設展示館

展示館の脇にクジャクが野放しにされていた(笑)

ロマン風庭園

元は古代ローマ時代の要塞らしいので、後世にこんな庭園も造られたのかな?

中心塔

城における最も重要な塔で、かつてはここに国王の軍旗がはためいていた

貯水の塔

場内の一番奥の収納区域に位置する

城壁

階段を昇ると城壁の上をほぼ1周歩くことが出来る。
柵がないので(汗)、高所恐怖症の人はやめたほうがいいかも?

城の見学終えて敷地内の一番奥にある「考古学遺跡」まで行こうとしたのだけど、城壁と遺跡の間にガイドマップには書かれていない網が張られていて遺跡方面に行くことが出来ない!! 修復中で見学不可なのかな?と思いつつ周辺をキョロキョロうろうろしていたら綺麗な白人女性から声を掛けられた。

自分が持っていた地図を指さしながら「ココ(遺跡の部分)を探しているの?」と英語で聞かれたので、「そうなんです〜」と答えたら、「あっちよ。あの門をくぐった先にあるわよ」と教えてくれた。

← 遺跡側に面した城壁の一部にあるこの門をくぐって、城壁の上を歩いて行った先に遺跡があった

日本語のガイドマップには一切記載されていないこの入口。あの時、彼女が見せてくれた地図には入口っぽい記載があったので、日本語MAPは省略されていると思われる・・・(-_-;)。 彼女が声を掛けてくれなかったらきっと気づかずに諦めて帰っていたと思うので、見知らぬ私に声をかけてくれてありがとう〜♪ 私も今後は国内外を問わず、街中でキョロキョロしている人を見かけたら声をかけてあげよう〜と思ったp(^-^)q

考古学遺跡の区画にはリスボンの歴史にとって重要な3つの時代区分の遺跡が発掘・保存されている。

紀元前7世紀の原始的領有、11世紀中頃の城壁を建設したイスラム時代の居住跡、1755年のリスボン大地震で倒壊したアルカソヴァ城に暮らした宮廷人の居住跡が保存されているが、普通に見学出来るのは紀元前の部分のみ。その他の居住跡は建物の中に保存されており、ポルトガル語か英語の無料ガイドツアーに参加しないと見学出来ないらしい。建物の前に立っている看板を見たら「10:30、11:30、12:30、14:00、15:00、16:00、17:00、18:30、19:30」と書かれていた。

現在時刻は18:00前、とってもビミョー・・・。30分以上このまま時間潰すのもちょっとねぇ〜(^_^;) 興味はあったけど諦めた。

約1時間半くらい掛けてゆっくり見学。広大な敷地内に各時代の遺跡がたくさん残っていて見応え充分!展望台からの見晴らしも良く夕景も綺麗なので(今回はお天気がイマイチだったけど)、リスボン観光では外せないスポット(^-^)b。 ・・・ガイドブックには1ページの半分以下しか載ってないのだけど、もうちょっとページを割いて詳しく載せたほうがいいと思う・・・。

 

PM18:35 来た時と同じ737番バスに乗り、PM18:46に再びフィゲイラ広場へ戻って来た。

ホテル周辺には気になるレストランがあまり無かったのでこの周辺で食べてから帰ろう〜(^_-)ノ ガイドブックに載っていた庶民的レストラン「Dois Arcos (ドイス・アルコス)」へ。

ご主人が親日家ということで日本語メニューはもちろん、韓国語・中国語メニューもあった。

1冊に各言語のページがある分厚いメニュー表(笑)になっていたけど、このレストランは全ての言語が同じメニュー数だった(笑)。

親日家のご主人は終始ニコニコと対応してくれたけど、オバチャン(奥様なのかな?)が無愛想で態度もちょっとコワかった・・・

← 前菜のパンは断ってバカリャウコロッケ(€1.3/1個)だけ

ビール(€2.5)、ミックスサラダ(€2.5)、海老のアヒージョ(€8.5)、タコのリゾット(€8.5)

お値段はとにかくリーズナブル♪

タコのリゾットはポルトで食べた物とは違ってスープが多めのタイプ。美味しかったけど個人的にはポルトのレストランのほうが好みかな(^_^;)。値段の割にサラダの量が多くてビックリ!基本的にどの料理も日本に比べると量が多めなのでオーダー時は注意!

 

PM20:00 食事を終えて外に出たら、、、 雨降ってる。。。(-_-;)

折りたたみ傘は持っていたけど濡れそうな勢いの雨の中、徒歩でロシオ駅前を通り過ぎて「レスタウラドーレス駅」からメトロブルーラインに乗って、PM20:15にホテルに帰着。

カードキー ・・・また動作不良でドアが開きません(爆)。もう呆れて笑うしかない(^_^;)。レセプションに行ってカードキーのリセットをしてもらってやっと部屋へ。今日は朝も早かったし、1日中ずーっと外に居たのでやっぱり疲れた・・・。

帰路の飛行機のWebチェックインを済ませてからシャワーを浴び、明日は郊外までショートトリップに行くのでPM22:30頃には就寝 zzz(=_=)zzz