ポルトガル('18.10.12〜20) |
AM11:50 「434番」バスに乗車。このバスは巡回バスなので来た時に降りたバス停から乗れば問題なし。一旦「Sintra Estacao(シントラ駅)」に戻って別のバスに乗換。
AM12:10 「435番」バスに乗車し、15分ほどで「Quinta da Regaeira(レガレイラ宮殿)」に到着。
今回は乗り放題チケットだったし、あまり待たずにバスが来たから利用したけど、もしもバスがなかなか来なかったらシントラ中心部から徒歩15分程度らしいので歩いたほうが早いかも?
← バスを降りて少し歩くと、廃墟のようにも見える怪しい雰囲気の城が現れた! この不穏な雰囲気・・・ 個人的にはペーナ宮殿よりこっちのほうが興味ある(~o~)b
入口でチケット(€6)を購入し、城内MAPが欲しかったのでスタッフに聞いたら、「あちこちに看板があるからそこで確認してネ〜」と・・・(^_^;) ガイドブックには詳しく説明されてないし、敷地内はまるで迷路のようになっているらしいから、出来れば詳しい地図が欲しかったんだけどなぁ〜。。。
← 仕方ないので最初に見かけた看板を写真撮影(こういう時にデジカメって便利よね〜。フィルムカメラだったら絶対に出来ない)
これを見ながら散策することにしたが、、、 この地図、高低差とかも分かりにくいし、あまりにも大雑把過ぎる!! そしてポルトガル語(爆)。迷路のような敷地内をあっちへ行ったり戻ったり、かなり歩き回ることになった・・・ (-_-;)
17世紀に王族の別荘として建てられた館を20世紀初めにブラジルの富豪が買い取り、イタリアの建築家が改装した建築物。ゴシック、ルネサンス、マヌエルなど様々な建築様式が混在し、不思議な雰囲気を醸し出している。庭園には深さ60mほどの螺旋階段や洞窟などが造られている。
← ↑ Poco Iniciatico(イニシエーションの井戸) 深さ27m、9つの階層があり、ダンテの「神曲」に出てくる「9つの地獄」「9つの煉獄」「9つの天」からなる天国に触発されて造られたとの事。
守護者の門(Portal dos Guardiao)の内部 ここは足下にライトがあったけど、場所に寄っては本気で真っ暗な洞窟もあって、持参していたヘッドライトが大活躍(^_^)v
Lago da Cascata(カスケード湖) ロープ等は設置されてないので、万が一、落ちたら・・・!?(@_@) 平衡感覚に自信ない人は渡らないほうがいいかも。。。
Poco Imperfeita
もうひとつのイニシエーション井戸。こっちの井戸も螺旋階段になっているが、階段がかなり薄暗く狭い。今にも崩れそうな不規則な岩が積み上げられている感じがかなりスリル満点だった!園内MAPの上半分くらいの部分に上記の場所が点々とあるのだけど、どこをどう歩いたか分からないが実は全てがなんとな〜く繋がっている感じ? 地図には書かれてないけど、山の高低差を利用した地下道みたいな通路で繋がっているのかも?
PM13:00 ここで一旦休憩。 散策路には洞窟のような場所がいくつもあり、ベンチが設置されている所が数ヶ所あったので持参していたパンで軽く腹ごしらえ。
続けて、地図の中心部分にある建物を見学。
← Torre da Regaleira(レガレイラの塔) 上部からは、森の中に建つ怪しい雰囲気の宮殿を眺めることが出来る。
Capera(チャペル) →
内部はこじんまりしていて
シンプルな造りPalacio
メインとなる宮殿。ゴシック建築の尖塔、多くの魔物たちの彫刻、八角形塔など。最上階には錬金術を執り行っていたと言われる部屋もある。床の細かいモザイク画や天井の繊細な木彫り彫刻が印象的。
PM14:00 この時点で、敷地内のあと3分の1くらい見学出来てない場所があるのだけど、、、
このあとユーラシア大陸の西の端まで行くのが今日の目標なので、レガレイラの庭園の残りの部分や、シントラの町を一望出来るという「ムーアの城跡」、ポルトガル王家の夏の離宮「王宮」等に行くのは泣く泣く諦めることにする。 小さな街だと思っていたシントラは意外と見所も多くそして広大。旅行日程に余裕があればシントラに1泊してゆっくり見学するのが良いのかも。
レガレイラ宮殿からシントラ市街地方面は下り坂なので歩きます! 王宮の周辺はカフェやレストラン、お土産屋さんがいっぱいあった。その中でも結構有名なお店に立ち寄り♪
Piriquita シントラの伝統菓子を売るカフェ。
大人気の店なので混んでいる日は入口付近で整理券を配ったりするらしいけど、この日は外に行列は無し。店内に入ってみたら、、、 順番待ちの列が適当で相変わらず分かりにくい(-_-;) 私も他の人の真似をして(笑)、手の空いた定員さんを見付けて「Queijada(ケイジャーダ)€0.9」と「Traveseiro(トラヴセイロ)€1.4」を購入。
王宮前のバス停でシントラ駅方面の434番バス停を探したが、王宮周辺は団体ツアーの集合場所になっているようで人が多くてグチャグチャ!! 分かりにくい場所にあったけど、なんとかバス停を発見。
PM14:35 434番バスがやって来たけど満員で乗れず・・・。PM14:40に次のバスがやって来たので無事に乗車。
王宮前からシントラ駅まで乗車時間はたった5分だったので、たぶん歩いたほうが早かったかも(笑)。このあとシントラ駅にはもう戻って来ないので、最後に駅の外観や内部を見学。今朝到着したときはストライキのせいで予定が狂ってしまい、焦ってバス停に向かったので写真を撮ってなかった・・・f(^_^;)
外観
駅構内の絵画のような
美しいアズレージョホーム脇には幾何学模様の
アズレージョ今度は駅から見て左側方面にある403番のバス停へ。
PM14:55 「403番」バスがやって来た。・・・が、しばらくドアは開かず、PM15:05から乗車開始されPM15:10にバスは出発!
結構な距離を走る路線なのでさすがにミニバスではなく普通のバス。 なんと後方の座席には前の座席の背にUSBケーブルのソケットがあった!最近USBケーブルは常時持ち歩くようにしているので、ちょうどスマホの充電が減って来てたからありがたく利用させて頂きました♪(^_^)v
基本的に普通の路線バスなので停留所に何カ所も停車。 途中の小学校では下校の子供達も乗ってきたりしてた。
山を登ったり、何処かの街ですれ違いギリギリの道を通過したり結局1時間。ガイドブックには「シントラ〜ロカ岬は所要37分」って書いてあるのだが・・・?? 所々揺れたし時間も予想以上に掛かったので座席に座れて良かった・・・。
PM16:10 「Cabo da Roca(ロカ岬)」に到着。
とうとうやって来た巨大なユーラシア大陸の西の果て。北緯38度47分、西経9度30分、高さ140mの断崖の上に、ポルトガルの詩人カモンイスが詠んだ詩の一節を刻んだ石碑がポツンと建っている。
「ここに地果て、海始まる」
岬の突端に立つと大西洋からものすご〜い強風が吹き付けて来て、“地の果て”を実感出来る。 ・・・が、あまりの強風でめちゃくちゃ寒くてすぐに退散(^_^;)。
ところで、ここは『ユーラシア大陸最西端の地』 →→ 日本だったら展示室があったり、お土産屋さんやレストランが乱立 しそうなロケーションなのに、ココにはバス停の脇に小さな観光案内所がひとつあるだけ。バス停から岬まで歩いて戻って来たら、、、 もう見る物もやる事もない(爆)。暇すぎる・・・。
次のバスが来るまでバス停脇のベンチに座って街で買っておいたシントラの伝統菓子を食べる♪(余談ですが、インフォメーション脇にあるトイレは有料(€0.5)でした)
Queijada(ケイジャーダ) ポルトガル各地にいろんなチーズを使ったケイジャーダがあるが、その中でも横綱級なのがシントラの物で、すでに13世紀から作られていたという。
甘くて、チーズ独特の匂いがしないのは、塩蔵したフレッシュチーズを水につけて塩抜きしてから使用しているかららしい。
Traveseiro(トラヴセイロ) ケイジャーダほど有名ではないが、こちらはサクサクのパイ生地の中にアーモンド入りの卵のクリームが挟んであり、表面にはグラニュー糖がまぶしてある。形は「トラヴセイロ=枕」の名のとおり枕のような形をしている。
PM16:25 カスカイス行きの403番バスがやって来た。
ロカ岬滞在時間たった15分(笑)。往復の時間を考えるとロス時間が多すぎるので、一度来ればいい場所かな?(^_^;)
周遊切符を持っている人が少ないらしく、ほとんどの人が運転手さんに現金で支払うから非常に時間がかかり、なかなか列が進まない(-_-;) 10分以上かかってやっとバスは出発。
PM17:05 海沿いの道路に出て、駅っぽいような建物の前の大通りで停車したときに乗客の半分くらいが下車し、終点のバスターミナルに到着。
・・・あれ?駅は何処?? 勝手に駅が終点だと思って最後まで乗っちゃったけど、どうやら駅はひとつ前の停留所だったらしい・・・
同じような考えの乗客はたくさん居たようで(笑)、ゾロゾロと他の人に続いて駅まで歩く。。。
PM17:16発の列車に乗り30分でCais do Sodre駅に到着。 さて、ここからメトロに乗りたいのだが、、、 今朝はストライキで全線運休していたメトロ。 もし運行していなかったらちょっと面倒な事になりそうだったけど、メトロの駅に行ってみたら通常の駅の風景!良かった〜〜♪
時刻はPM18:00。このあとカテドラルに行きたかったのだけど、ガイドブックによると「〜19:00」。今からメトロで向かっても時間ギリギリでゆっくり見学は出来そうもないので諦める。 今日は朝からストライキ騒ぎで余計な体力を消耗した上に郊外までショートトリップして来たのでちょっと疲れた・・・ とりあえずホテルに戻ることにしてメトロの2回券をチャージ。
一旦ホテルに帰って休んでから、夕食とお土産を探しがてら初日に行ったデパートまで歩こうかと思ったけど、ふと、なんとな〜く一旦休んだら出歩く気がなくなりそうな気がして来た(^_^;)。このままデパートまで行ってしまおう! ホテルの最寄り駅よりも1つ先の駅のほうがデパートに近そうだったので「Sao Sebastiao駅」で下車し南側の出口に向かったら、なんとその出口がデパートの地下に直結してた(^_^)v
デパ地下のスーパーで色々買い出しをしてセルフレジへ。初日は問題なく出来たセルフレジが今回は何故か何度もエラーが出てしまい、店員さんに3回も来てもらう羽目に(汗)。
PM19:25 ホテルに帰着。
案の定、一旦部屋で休んでしまうと出掛ける気力が無くなる・・・ 日本から持参した和食と買い出ししてきたお菓子が今夜の夕食。
← ふと、ミニバーの脇に置いてあった伝票が目にとまってびっくり仰天!プチハプニング発生!!(@_@) 一番下のほうのスナック菓子の欄2ヶ所に「1」「€2.00」→計「€4.00」と記入された紙が置かれていた。
ま〜〜〜ったく身に覚えがないし、明らかに私の字では無〜〜いっ!!わざわざデパ地下のスーパーで安いお菓子を買って来ている宿泊客(=私)が、敢えてホテルのミニバーの高いお菓子を食べる訳がない(笑)。今日の掃除担当のメイドさんが勝手に記入して置いていったと思われる・・・(怒)(-_-;)。
海外ホテルのミニバーって今まで一度も利用したことがないのだけど、今さらながら基本的なことですが(笑)、ミニバーの利用って“ゲストの自己申告”でいいんだよね? この紙の複写がレセプションへ回っていたら 既にチャージされてしまっているだろうけど、最終的にはチェックアウトの時じゃないと分からない。たいした金額ではないけれど、、、 あ〜ぁ、なんだかチェックアウト時にもめそうだなぁ〜、面倒くさいナ・・・(←すんなり支払う気は全く無いワタシ・笑) などと考えながら、シャワーを浴びて、翌日の帰国の準備をしてから就寝 zzz(=_=)zzz