3日目(10月13日)〜その2〜 晴れ 一時 スコール
PM1:40。サント・トメ教会周辺には小さなカフェがたくさんある。
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先にサラダが出てきて食べている最中に、ポツポツと雨が降り出した。・・・あれ?大丈夫かな??と思っているうちに、あっという間にザーっと降り出した!! さぁ〜、大変!!店内からおじさんも出て来てくれて、三人で皿やグラスを持って店内へと大移動。 店内の席に落ち着いたと同時にパエリアが炊きあがった。本場のパエリアの味は・・・ 美味しかったけど、それほど大感動!って程ではなかった(^_^;)。途中で味に飽きたくらい。。。
Spanish Tomato Salad (∈10.0) | Paella Valenciana (∈12.0) |
PM3:00。時間があればタホ川の対岸にある「Parador de Toledo」に行ってみたい♪
トレドの街の素晴らしい景観を高台から臨める事の出来るホテルらしい。帰りのAVEの時間までは約2時間半。・・・やや微妙・・・無理しないほうがいいのでは?(-_-;)と、私は思ったのだけど(←こういう所はA型性格の私・笑)、shinjiは行く気満々! とりあえず、街の中心のソコドベール広場のバス停で路線図を見てみる事に。。。
雨上がりの街も風情ある♪
路地裏には名前も分からない教会も・・・
ソコドベール広場のバス停に到着し、路線図と睨めっこ。。。どうやら「7.1番」というバスしか「Parador de Toledo」には行かないらしい。しかも1時間に1本!!次のバスまでにはかなり時間があるので、タクシーにしようか?とタクシー乗り場のある「Puerta Nuevo de Bisagra(ビサグラ新門)」まで街を下る事にする。
Puerta del sol (ソル門) |
Mezquita Cristo de la Luz (メスキータ・クリスト・デ・ラ・ルス) ・・・修復中・・・ |
Pl.Alfonso Y (アルフォンソ6世広場) |
まさに、街全体が世界遺産!どこを見ても古い中世の建物ばかりで、写真に収めたい風景ばかり。
坂を下る事10分程で「ビサグラ新門」に到着。 古都トレドの入り口:「ビサグラ新門」→
車の往来の多いロータリーを渡り、ビサグラ新門とは反対側にあるインフォメーションに行ってみる。 ・・・が、扉が閉まっていて人の気配無し。看板を見たらどうやら時間外。こんな真っ昼間に「時間外」って一体どういう事?・・・(-_-;)
仕方なく、隣りのタクシー乗り場でタクシーを待つ。 しかし!待てども待てども「空車」のタクシーは来る気配が無い(>_<)。そうこうするうちに20分が経過。徐々に時間の余裕が無くなる・・・。
たぶん、トレド駅からタクシーを利用する人のほうが多いんだと思う。現にタクシー乗り場では他に誰も待ってないし・・・(^_^;)。 空車タクシーは諦めてちょっと歩いた所にあるバス停に行ってみる。ここも一応「7.1番」バスは通過するはずと思いつつも、外国のバスの時間なんかアテにならないので、私は半ば諦めていた(^_^;)。
PM3:50。奇跡的に「7.1番」のバスがやってきた!!(*^_^*) 「Parador de Toledo」に行く事を確認し、∈0.90×2人分を支払い無事に乗車。・・・良かったぁ〜・・・。
「Parador de Toledo」までの乗車時間は20分程。車内には中国人らしきカップルが乗っていて、同じバス停で降りた。降りた所から数分歩くと古い2階建ての茶色いレンガ色の建物が見えてきた。
タホ川の東南の丘(CERRO DEL EMPERADOR)の上に建つ国営観光ホテル。 この地方の郊外の邸宅をイメージしたもので、パラドールの中でも1、2を争う人気のホテル。世界遺産であるトレドの美しい街並みが眺められる。建物はレンガの外壁、太い梁を組み合わせたカスティーリャ地方の建築様式が印象的。
入口を入ると重厚な雰囲気のロビー。そこを抜け、真っ直ぐ行った先のレストランのテラスからのトレド全景が素晴らしい!
川に囲まれた城塞都市:トレドの全景
ぎっしり並ぶレンガ色の屋根 高くそびえる塔が目印のカテドラル
トレドの旧市街が一望! 丘の斜面を埋め尽くす無数の煉瓦色の屋根。この絶景は巨匠エル・グレコにも筆を取らせ、彼の才能はこの街で開花したと言う。。。キリスト教とイスラム教が融合した街:トレド。
「もしスペインに一日しかいられないなら、迷わずトレドを目指せ」
と言われるのも頷ける。
せっかくなのでエスプレッソ(∈2.0)を注文し、テラス席でちょっと優雅な休憩タイム☆
PM4:30、いつ来るか分からないバスを待つのは危険なので(^_^;)、レセプションでタクシーを呼んで貰う。
普通に英語が通じた。「何処まで?トレド駅まででいいの?」と確認されたあと、「29番が来るからそれに乗って。」といわれ、ホテルの外で待つ。 既に列車発車まで1時間を切っている。こんな山の上から駅までは一体どのくらいの時間がかかるのだろう? もし、駅からタクシーが来るとしたら、往復すると実は結構な時間が掛かってしまうのでは?とちょっと心配になる・・・(-_-;)
待つこと15分で29番を付けたタクシーが到着。・・・やはり結構な時間が掛かった。慌てて乗り込み「トレド駅まで。」と伝え、あとは無事に間に合う事を祈るばかり・・・。
バスで来た時のルートとは別のルートで丘を下る。途中で展望台を発見!たぶんツアー旅行だとこの展望台で見学するのだと思う。 何もない場所なので、個人旅行でこの展望台で降りると帰りの足の確保が厳しいかも・・・。
PM5:00、乗車時間15分(∈10.7)で無事にトレド駅に到着。
駅舎外観
駅舎内部
既に改札が始まっており手荷物チェックがあるために長蛇の列になってはいたが ・・・私はまだトレドのお土産をひとつも買っていない! ココまで来ていれば、さすがに列車に置いて行かれる事はないだろう〜と、駅の小さなギフトショップを物色(笑)。 トレドの土産と言えば有名な「象眼細工」(皿などの金属や陶器に刻んだ模様に24Kをはめ込んだ物)があるが、小さな物でも結構な金額がする・・・(^_^;) 自分用に金の縁取りのある陶器の小さな置物を購入し手荷物チェックを受け列車に乗り込んだ。
PM5:28、Avant8173は定刻通り出発。
帰りの車両は座席が「1−2」の余裕のある配列。・・・もしかしたら1等車?私がチケット購入した時にタイミングよく2等が売り切れていたからグレードアップされたのかも?(笑)
PM6:00、マドリッド・アトーチャ駅到着。
メトロ1号線→2号線(反対方向に乗ってしまい、一旦戻ってから正常方向へ・笑)→R線と乗り継ぎ、ホテルの最寄り駅「Principe Pio」に無事帰着。我が家の旅で絶対に一度は立ち寄るスーパー(笑)が何処かにないのかなぁ〜?とホテルとは反対方向に少し歩いてみたが・・・ 小さなコンビニはあったけど、結局、スーパーやレストランも見つからず、駅のショッピングモールでミネラルウォ-ターだけ購入してPM7:00にホテルに戻った。
PM8:00、夕食を求めてホテルを出発。
トレドで歩いて疲れたので、駅のショッピングモールで食べる事に。地下1階地上2階、シネコン併設のショッピングモールにはいろんな料理の店があるのだが・・・ どうもイマイチ食べたい物が見つからない(-_-;)。モール内を3周くらいウロウロしたり(笑)、一旦、ホテルに戻ってホテルのレストランで・・・とも考えたけど、やっぱりイマイチ。再度、モールに戻り若者がたくさん入っていた「VIPS」というレストランに決定。
この「VIPS」。日本で言う「ファミレス」みたいな感じで、マドリッドやバルセロナなど大きな都市でチェーン展開している。食事の時間が普通の国と違うスペインでは時間がズレて食いっぱぐれてしまう事も多々あるらしいが、この店では、朝はDESAYUNO(デサユノ)、昼はCOMIDA(コミーダ)、おやつ時はMERIENDA(メリエンダ)、夜はCENA(セナ)と朝早くから夜遅くまで何かしらメニューがあるので食いっぱぐれることが無く、現地の人にとっては日曜でも深夜でも開いてる店なんか他に無いのでとっても重宝しているらしい。
・・・が、メニューも店員さんもスペイン語only(^_^;)。料理はほとんどが写真付きなのでなんとか注文は出来たけど・・・。
トスカーナサラダ (∈8.70) Spaghetti Vips (∈7.50) 旅行先ではなるべく現地の言語で会話するようにして来た私だけど(あまり英語が得意じゃなかった事もある・・・(^_^;))、最近は旅行中に使う英語レベルならあまり心配が無くなっていたので、ここまでのスペイン旅行中もずっと英語だけで過ごして来た。 しかし、どうもこの店だけは英語が通じない雰囲気・・・。こんな時に!ほとんど使っていない電子辞書の出番!(笑)
私:「La cuenta, por favor.」(お勘定、お願いします) 店員さん:「Cuenta? Si si.」(お勘定?ハイハイ。) ・・・無事、通じた〜(^_^)v。 スペイン語が話せると思われてそれ以上色々話しかけられなくて良かった(笑)。
ホテルに戻る途中ちょっと寄り道。
PM10:00、ホテル到着。
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