タヒチ&イースター島 ('05.7.12〜23)

2日目(7月13日) 晴れ のち くもり

AM8:00起床。

朝から良いお天気♪ 風も無く、目の前のラグーン内も波がほとんど無い。水中に潜らなくてもコテージのデッキから大きな珊瑚や熱帯魚達を見ることが出来る。しかも、意外なことにモーレア島は干満の差があまり無いようで、昨日の到着時の水位(胸のあたり)とほとんど変わりない。これなら水位を気にせず1日中めいいっぱいシュノーケル出来そう(^_^)v

朝のラグーンの様子

チョウチョウウオの夫婦。コレ、水中写真ではなくコテージ上からの撮影です!

AM9:00。「食事付き」ではない今回のホテル滞在。昨日、買い出しが出来なかったので朝食はホテル内レストランで摂ることにした。

昨夜と同じメインダイニングレストラン「アリイ・バヒネ」にて。

「ビュッフェ」か「アラカルトメニュー」かを選べる。「朝食はやっぱりちゃんと食べないと!」と朝食ビュッフェ(2950CFP!)を選んだ。昨夜食べたポワソン・クリュもあるし、他の野菜や果物、ハム&チーズも種類は豊富。卵料理も目の前で好みに応じて作ってくれる。・・・でも、やっぱり日本人には元は取れない金額だった(>_<)。アラカルトメニューのほうが良かったかも。。。(^_^;)

いつもどおりシュノーケルの魚の餌付け用にパンを数個頂いてから(笑)レセプションへ寄ってみる。

滞在中に1回くらい他の場所でシュノーケルしてみたいので、アクティビティ等についてユリさんに相談してみることにした。チェックインの時に渡された「Activities Tours and Entertainment 2005」(←当然、日本語版・笑)には、ダイビング、シュノーケルトリップ、フィッシング、水上スキー等のアクティビティや島内観光、ショッピングセンター等への送迎バスの手配等について書かれていた。(→詳細については、「about HOTEL」のページ)

アクティビティーデスクにはちょうどユリさんが居たけど、周囲の椅子には日本人カップルが数組順番待ち中・・・(^_^;) 他にも1名のスタッフが居たけど、ちょっとめんどくさい相談&予約なので出来たらスムーズに相談したい・・・他の日本人同様、おとなしくユリさんの順番を待つことにした。待つこと20分くらいでやっと我が家の順番。まず食料の買い出しの為にショッピングセンターまでの送迎(片道1人550CFP)を頼み、私の船酔いとの兼ね合いで(^_^;)シュノーケルツアー船に乗っている時間を確認してから明日のツアーを予約。あと、ホテル以外の島内のレストランの予約をしてくれるのかどうかを確認。レストラン予約に関しては、「今、予約しても、店側はきっとディナーまでに忘れるので、直前に言いに来て(^_^;)」と言われた。コレにはすぐに納得。忘れられる確率は100%だと思う(笑)。そんな雑談をちょっとしていたら、ユリさんの口から「結構、ワガママなお客さんがいて、割に合わないコトも頼まれたりするのよぉ〜(^_^;)」というグチが出てきた。日本人相手のホテルスタッフって、日本人海外ツアーのツアコンと同じくらいきっと大変だよね〜(-_-;)

ショッピングセンターへの送迎出発時間はAM11:30。1時間くらい余裕があるので、時間を無駄にせずにシュノーケルする(笑)。途中で「魚の数が急に増えた気がする・・・何故だ???」と思ったら、ライフジャケットのポケットに入れておいたパンが、泳いでいる間に少しずつふやけて溶け出していて知らないうちに私は小魚たちに囲まれていたのだった!あまりの魚の数にちょっとビビってしまって、慌ててふやけたパンを全てバラ撒いた(^_^;)

AM11:30、レセプション集合。

どうせ時間通りに送迎バスは来ないだろうと思っていたけど、きちんと時間通りにワゴン車がやってきた!南国では考えられない出来事(笑)。私たち2人だけを乗せてワゴン車は出発。「送迎バス」というより「送迎タクシー」に近い感じ。予約時に申し出れば、ショッピングセンターだけでなく何処でも希望の場所に連れていってくれるらしい。

〜まめ知識〜
モーレア島内の公共交通機関は、「ル・トラック」というトラックの荷台を改造した路線バスのみ(→後日、タヒチ島のページで紹介予定)。しかし、モーレア島のル・トラックには確実な運行が無い・・・(^_^;)。他の交通手段としては「レンタカー」や「レンタバイク」「レンタサイクル」もあるが、レンタカーやレンタバイクは台数に限りがあるので前日予約が基本。レンタサイクルは、島の北部(ちょうどホテルのある辺り)はかなりアップダウンが厳しいので、よっぽど普段から鍛えていないと無理。そんな訳で、結局はタクシーか上記のような送迎バスを利用することになる。

20分ほどで島の西側にあるショッピングセンター「Le Petit Village(ル・プチ・ビラージュ)」に到着。

 Le Petit Village(ル・プチ・ビラージュ) 

モーレア島の東側、ホテルが並んでいる通りにある小さなショッピングセンター。銀行、スーパー、書店、ブティックや黒真珠の店が入っている。

日本の「ショッピングセンター」とは比較にならないほど小さい。お客もほとんど居ない・・・(^_^;) 右の写真の一番奥に「abcストア」(←ハワイのABCストアとは無関係らしい・笑)というスーパーがあり、我が家の一番の目的はこのスーパーでの買い出し(笑)。飲み物や朝食用のフランスパン、ハム等を購入。

せっかくホテルの外まで出てきたので、近くのレストランへ昼食を食べに行こう!ル・プチ・ビラージュから徒歩で「ホテル・ハイビスカス」内にあるイタリアンレストラン「ル・サンセット」へ。

 Le Sunset (ル・サンセット) 

ホテル・ハイビスカス内、レセプションを抜けてバンガローの並ぶ庭の中を抜けた所に建つビーチを見渡せる開放的なレストラン。店の自慢はパスタ!全てホームメイドで本格的。名前のとおり夕暮れには綺麗なサンセットを眺めながら食事が出来るため、夕方〜夜にかけては他のホテル宿泊者や地元の人たちで賑わう。(日本語メニュー有り)

店内に入ると真っ赤なアロハシャツを着た陽気なオジサンが近づいて来てBuongiorno(ボンジョルノ)!」と言ってきた。あれ?コレってイタリア語だよね?タヒチはフランス語のはず???続いて「Japone?」と聞かれたので「Yes.」と答えたら、「ワタシノナマエ、○△デス」と日本語で自己紹介してきた(・・・が、それ以上の日本語は分からないらしい・笑)。このオジサン、普通にテーブルで周囲の人と話していたので、日本人を見かけて興味本位で寄ってきたただのお節介好きな客かと思ったけど(^_^;)どうやらこの人がオーナーらしく、私達をテラス席に案内し「日本語メニュー」を持ってきた。注文時、ウェイトレスさんも「Uno・・・Oh.One?」などとイタリア語から英語に言い直したりしていたので、通常はイタリア語の店らしい。 注文したのは、カルボナーラ(1300CFP)、シーフードMIXピザ(1300CFP)、ソフトドリンク(350CFP)。パスタもピザも予想より遙かに多くて、とりあえず頑張ってパスタは食べ切ったけどピザは半分近く残り、テイクアウト用に包んでもらった(^_^;) イタリア人にとってパスタは前菜・・・このあとに更にメインを食べるなんて、私には信じられない・・・。

PM13:50。お迎えの予定時間はPM14:00のはずなのに10分も早くワゴン車がやってきた!(笑)

往路の運転手はオバサンだったけど、今度はオジサン。しかも、カタコトの日本語が話せる人で、後ろの座席ではなく「助手席に座れ!」と言ってきた(^_^;)。よっぽど日本人と話したかったらしく、出発するなり英語で話しかけてきて、日本語の勉強開始。ホテルまでの帰路、「インターコンチネンタルホテル」でイギリス人オバサンを1名、更に小さなペンション前でフランス人2名を乗せたが、オジサンはずっと私と日本語の勉強していた(^_^;)

PM14:30。ホテルに到着してみたら、天気は曇り空で風があり、波が高くなっていた。。。

そんな波にも負けずにshinjiはシュノーケルしていたが、私はシュノーケル少々&昼寝&読書・・・ではなくパズル雑誌に熱中(笑)。普段の生活でパズルなんかしてる暇は全くないので、南の島での、こんな一見無駄にも思えるような過ごし方が、私にとっては一番の贅沢な時間の使い方だったりする(^_^)v

ふと気づけば、テーブルの上に何やら英語で書かれた1枚の紙が置いてある。中央には大きな「蚊」らしき物体の絵が・・・。電子辞書片手に訳してみたところ、「本日、PM16:00〜17:00にホテル全域において虫除けスプレーを散布します」ということらしい。そっか〜!今までのリゾート地と違って蚊に刺される確率が少ないなぁ〜?とは思っていたけど、こうやって定期的に虫除けをしていたからだったのね。納得!

PM20:00頃。ビーチのほうから風に乗り何やらドンドン♪と太鼓のような音が聞こえてきた。

そうそう!ちょうど明日はフランスの革命記念日なので、今夜は特別ディナーとして「ポリネシアンダンスショー&フレンチビュッフェ」がプールサイドレストラン「GRILL ROTUI(グリル・ロトゥイ)」であるって言ってたっけ。もちろん予約制で1名7000CFP!(@_@) ポリネシアンダンスショーはフィジーで充分見たし、1人¥8000近くのビュッフェ!?・・・さすがに勇気ありません〜・・・(>_<)。

でも、音が聞こえてくるとどうしても気になる(笑) 「考えるよりまず行動!」の性格の私。気乗りしない様子のshinjiを無理矢理引っ張り、音の聞こえているプールサイドまで行ってみた。当然、ショーの見やすい場所にはテーブルが設置されディナー中。でも、ビーチ側に出演者達の控え室(・・・といっても、ただの木の影だけど・笑)があり、その辺りからショーを後ろ側から見ることが出来た♪ 無料で覗き見状態なので(^_^;)目立つ行動はせずに見ていたが、フィジーで毎晩催されていたショーとほぼ同じ感じ。同じ南太平洋の島だからネ(*^_^*)

そうこうするうちに、控え室の周辺にウロウロしていた子供達(たぶん、出演者の方々の子供)が徐々に私の側に寄ってきた。そして、おもむろに生きた小さな蟹を投げて来た!きっと子供達は、私が「ギャ〜!」と言って大騒ぎするだろうと思っていたのだろうけど、残念ながら私は「動物好き♪」 全く動じなかったのでちょっとつまらなそうにしていた(笑)。shinji曰く、「小さいから同じ位の歳と思われて、からかわれたんじゃない?」だって・・・(^_^;) 確かにTシャツ&ショートパンツで薄暗い場所だったからね。。。子供達に英語は通じなかったのだけど、もう少し大げさに反応したら盛り上がったのカナ?(笑)

ショーが終盤に入ると、お客さん参加型のアトラクションが始まった。選ばれたのは日本人のオジサン。着ていた物はほとんど脱がされて、パレオをフンドシ代わりに巻く方法を身振り手振りで教えてもらっていた。「フンドシ」だから日本人を選んだのかもしれないけど、今まで海外旅行中にこういうアトラクションでいろんな国の人の反応&行動を見ているが、悲しいかな(>_<)日本人って、本当に反応が面白い!アレはやはり他の国の人種では出せない味わいだと思う(^_^;)。

PM21:00。1時間ほどでポリネシアンダンスショーは終了。

コテージに戻ってカードキーを通してみたが赤ランプが点灯!もしやプチハプニング発生?カードの磁気が壊れたか?と思いつつ、ドアを押してみたらすんなり開いた・・・なんで???(?_?)ドアを再度閉めてから同じキーでやってみたが、やっぱり赤ランプなのにドアは開く・・・もしや基本的な問題として、ドアのオートロック機能自体が壊れていたりする!? 5つ星ホテルなので宿泊客に泥棒は居ないだろうけど、午前中数時間、ドアが開いたまま出かけていたことになる・・・なんて不用心な我が家(^_^;)。とりあえずもう夜だし、部屋に居る間は内側からチェーンが掛けられるので、たぶん安全な・・・はず?(笑)。レセプションには明日言いに行くことにした。

ところで実は、今日は○○回目のMy Birthdayだったりする(*^_^*)

「海外で迎えるBirthday♪」って、ず〜〜〜っと憧れていたんだけど・・・結局、昼食が多過ぎてピザの残りをテイクアウトにしてもらっていたので、ショッピングセンターで買ったケーキとともに質素なBirthday Dinnerとなった。

明日は朝から「エイの餌付け&モツ(無人の小島)ピクニック」の予約をしてあるので、猫足のバスタブに浸かりお姫さま気分♪を満喫したあと、早めに就寝・・・zzz